【長崎】<平戸城>隣接施設、「ビフォーアフター」改修断念 [sc](★0)
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- 2016/12/02(金) 15:44:38.24
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毎日新聞 12/2(金) 15:01配信
◇費用3億7000万円に 番組も終了
長崎県平戸市の黒田成彦市長は1日の定例記者会見で、平戸城に隣接するレストハウス(779平方メートル)について、テレビ番組に合わせた改修を断念したことを明らかにした。
改修費が当初予定よりも膨らみ、市議会から見直しを求められていたうえ、番組も先月で打ち切られた。黒田市長は「議会への説明が不十分だった」と述べた。
番組は、匠(たくみ)と呼ばれる建築士が不便な家を改修する「大改造!!劇的ビフォーアフター」。
黒田市長によると、放送によるPR効果も見込み、小学校の改修費を基に算出した1億5000万円で築33年のレストハウスを改修する計画を取りあげるよう提案。
昨年9月、「初の公共施設改修」として予告編が放映された。
匠が示したデザイン案は、屋根に芝を張る「草屋根」などが特徴だったが、市が想定していなかった耐震化や浄化槽、電気設備の工事も必要とされ、改修費は約3億7000万円に膨らんだ。
市議会からも見直しを求める声が上がり、産業建設委員会は11月の臨時議会で「2億5000万円で整備が可能か答えを出すべきだ」と指摘していた。
市は放映を前提にした改修を断念。昨年度予算から繰り越した設計費1000万円に加え、5日開会の12月定例市議会に提出する一般会計補正予算案に1500万円を計上。
黒田市長は会見で「設計は仕切り直す。草屋根はなくなるかもしれない」とした一方で、「アイデアを生かしたい」と述べ、匠に設計を依頼する方針を示した。【峰下喜之】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000055-mai-soci
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