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- フラッシュボーイ ★
- 2016/10/19(水) 22:06:37.77
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創立1888年、今年の現役東大合格者10人を誇る名門進学高で衝撃の傷害事件である。
17日の午後0時20分ごろ、私立暁星高校(東京・千代田区)で数学の自習中、高校1年の男子生徒2人がケンカになり、
一方の生徒(16)が刃渡り約10センチの折り畳みナイフで同級生(16)の左肩を切り付けた。さらに止めに入った別の生徒(16)と、
もみ合っているのを見つけた教員(49)も、それぞれ右胸と小指を切られ、病院に搬送された。いずれも軽傷だったというが、名門進学校の生徒がなぜ?
加害生徒はクラスを監督していた教員に取り押さえられ、傷害容疑で現行犯逮捕。取り調べに対し「生徒2人にからかわれ、カッとした。(ナイフは)かばんに入れて家から持ってきた」と話しているという。
学校側は「(加害生徒は)非行歴を含め、問題のある生徒ではなかった。ナイフは持ち込み禁止ですが、持ち込み検査などはしてなかった」と説明。
■偏差値の高い学校ほど放任主義
ところが、加害生徒の保護者からは「息子は自分のことを周囲に伝えるのが上手ではなく、友人関係など、学園生活で苦しんでいるのではないか」
といった相談が複数回寄せられていたという。加害生徒は、学校側にSOSを発していたというのだ。
同校は幼小中高の一貫教育で、加害生徒は約75人の募集枠で中学から入学。高校からの募集はしていない。中学受験の偏差値は69だ。
大学通信ゼネラルマネジャーの安田賢治氏がこう言う。
「中学から入学したということは相当優秀ということです。(暁星は)医者の子息が多く、今年も現役浪人合わせて83人が大学の医学部に合格しています。
カトリック系の自由な校風で、中学から6年間、フランス語を学習します。生徒の自主性に任しているというか、放任主義ですね。最近は偏差値の高い学校になればなるほど、放任主義の傾向が強い」
凶器を用意していたということは「いつか刺してやろう」と思っていたのだろう。学校側は相談を受けながら、なぜ未然に防げなかったのか。
「(暁星にも)成績は優秀だけど、問題を抱える生徒が少なからずいて、それを嫌がって中高一貫なのに別の高校に進学させるという親御さんもいます」(暁星関係者)
アタマのいい子は放っておいても大丈夫、という時代ではなくなっている。放任主義が生んだ犯行かもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/12165460/
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