赤字国債を発行すると、通常金利が上がる。この理屈を傘に着て、反アベノミクス派の人間が「金利上昇、金利上昇」と叫び出すんだろうな。
きちんと経済学を学んでいる人は、どんなに上がっても、0.1%以上にはならないことが理解できる。
今、日銀の当座預金に、300兆円あまりの金を銀行が預けている。これは、当座に預けるだけで、0.1%の利息が付くからだ。
もし国債の金利がそれを越えたらどうなるか。当座預金の金を引き出して国債を買う。その方が利子収入が増えるから。そうなると、国債の価格が上がって、金利が下がるから、またもとに戻る。
アベノミクス以前は、ほとんど当座になかったから、金利が果てしなく上がる可能性があったが、今回の場合は、上限は0.1%位だ。
経済音痴の学者や評論家には騙されないようにしよう。