◆猫はペストのリスク要因
公衆衛生学の発達した今日において、「猫はネズミを捕らえることによりペストなどの感染症を予防する効果がある」という野良猫温存、猫外飼いの正当化は全く根拠がありません。
『現在では』真逆で、学術的には野良猫、猫の放し飼いはペストをはじめとする感染症を拡大させるリスク要因であると言うのが定説です。
ペスト菌に感染したノミは、猫にも寄生及び感染するため、ノミや菌を人間にもたらします。
また、猫は捕食による経口感染もし、捕食した場合にほかの動物に比べて有意にペスト感染しやすいという研究結果があります。