福岡県糸島市(前原・志摩・二丈)について 其の二十六 [machi](★0)
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- 2013/09/23(月) 22:26:51
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福岡ソフトバンクホークスが自治体を対象に募集していたファーム(2、3軍)の新拠点候補地に、
福岡県など5県の34市町が手を挙げた。ファンが集まることによる「経済効果」や「イメージアップ」に加え、
炭鉱跡地や塩漬けになっていた工業団地の活用などさまざまな思惑も絡んで激しい誘致合戦に発展した。
球団が提示した主な条件は、1軍本拠地のヤフオクドーム(福岡市中央区)から1時間圏内の4〜6ヘクタールの平坦地。
今月中旬に応募を締め切った。球団側は自治体名を公表していないが、毎日新聞の取材では、現在のファームがある福岡市をはじめ、
福岡県の全60市町村中25市町が応募。他に熊本4市町▽佐賀3市▽長崎、大分各1市の計9市町が応じた。
球団幹部が「予想以上」と話す高い競争率となり、各自治体はライバルを出し抜くために必死だ。
福岡県宮若市は誘致表明の翌日(8月24日)、毎日新聞など5紙の朝刊に、誘致に賛同する市内160を超える企業・団体が名を連ねた全面広告を出し、
球団側にアピール。9月市議会に提案した補正予算案に誘致活動費約2500万円を計上した。
同市が提案した工場跡地(約9・7ヘクタール)は、九州道若宮インターチェンジから直線距離で100メートル。
有吉哲信市長は「うちほどの好条件の場所を提示している自治体はない」と胸を張る。
北九州市は門司区の門司競輪場跡地など市有地の3カ所を提案。距離面でややハンディがあるが、
市幹部は「うちが選ばれても他自治体が納得できる条件を出す」。
有力市議の1人も「市有地は民有地や農地より制度面、金銭面で有利。借地料を数年無料にすることもあり得る」と言う。
各自治体は誘致に成功した場合の経済波及効果を「選手が納める税金を含め年間数億円」(福岡県飯塚市)、
「年間1億3000万円」(佐賀県多久市)などと試算。さらに、長年塩漬けになったままの土地の問題を解消できるチャンスと意気込む自治体も多い。
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