【宮崎市 Part79】 [machi](★0)
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- 2011/09/16(金) 22:19:21
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宮崎には「のさん」「よだき−」という言葉がある。
気分が乗らない、やる気が起きないという意味で、
その言葉どおり、土地柄も実にのんびりしている。
そのスローペースぶりは、他県人にはカルチャー・ショックといえる。
時間管理もおっとりしていて、約束の時間に20分や30分遅れるのは当たり前。
遅れても平気な顔をしている。
これを「日向時間」という。
また商売においても、競争意識はまるでない。
あくせくせず、のんびり暮らせばよいという気質が強く、
「よだきんぼ」という怠け者が多い。
ちなみに宮崎に2、3年住むと、野心というものがなくなり、
「日向ボケ」になってしまうという。
◇ ぎすを出す
「ぎすを出す」とは、でしゃばったり、人目につく振舞いをしたり、
ハッタリをかけたりすることだが、
宮崎県人は、「ぎすを出す」ことを嫌う県民性である。
やる気を出して何かやろうとすると、「ぎすを出す」とたたかれる。
この矛盾が、宮崎県人の特徴といえるだろう。
県民は、ひっぱってくれる力強い指導者がいれば、素直についていき、よく働く。
しかしその指導者が病気で休んだりすると、途端にだらけてしまう。
つまり指導者によって県民の働きぶりが変わるのである。
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