facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 1
  • 名無しさん@おーぷん
  • 2014/09/10(水) 11:58:46
オールジャンルで読んだ本を批評するスレ。★5つが最高評価。
 
ここまで見た
  • 951
  •  
  • 2018/10/22(月) 20:42:43
  【これでいいのか埼玉県】 松立学/マイクロマガジン社(文庫本)

松立氏というライターは知らなかったけれど,別に埼玉県育ちでも在住でもないらしい。
だからいろいろ資料を調べて書いたのだろうが,埼玉のあちこち実地調査もしているようである。
なぜそんなに熱心に取材して熱心に書いているのかは不明である。
でもタイトルほどおちゃらけた本ではなく,結構読みごたえがある。
ここまで見た
  • 952
  •  
  • 2018/10/23(火) 09:45:52
と言っても,僕のような埼玉県育ちや埼玉県在住の人間以外が読んでも面白いかどうか。
社員が寄稿している社内報は結構面白いものだが,部外者が読んでもなあ?
誰が読んでも面白いと思ってもらえるように書いたわけでもないのだろうし。
例えば「もともと県庁は岩槻に置かれる筈だった」とか「浦和地区住民の一種のエリート意識」とか。
ここまで見た
  • 953
  •  
  • 2018/10/26(金) 19:00:37
高崎線で赤羽に着く直前,荒川を渡る前の土手近くに "鋳物の川口" という大きな看板が見える。
僕の学生時代には既にあったから,一体何年前からあるものやら。
でもその頃既に「さすがに今どき鋳物工場でもあるまい」と思っていた。
しかしまだキューポラは少しは残っているとは驚いた。
僕らの年代には何も思い入れのない吉永小百合の実質的なデビュー作『キューポラのある街』。
タモリ先輩も一度くらいは(最近のアニオタよろしく) "聖地巡礼" に訪れていたやも知れぬ。
ここまで見た
  • 954
  •  
  • 2018/10/26(金) 19:13:49
この本には,埼玉からはこれと言って大物政治家なぞは出ていない事は書いてある。
有名な武将も有力な大名も。
だが,およそ埼玉からは「偉人」「超大物」というほどの人物は出たことがないのだ。
澁澤栄一はほぼ唯一の例外だが,地味だからむしろ澁澤龍彦の方が有名なくらいだろう。
千葉からも長嶋茂雄,群馬からも萩原朔太郎くらい出ているのに,不思議だ。
この本,埼玉の歴史についても書いてあるが,その辺についてはあまり判然としなかった。
ここまで見た
  • 955
  •  
  • 2018/10/26(金) 19:52:31
しかしこんな話はそれこそ埼玉県民以外にはどーでもいいような話かも知れぬ。
そもそも埼玉って言ったって,大宮近辺から南はもう東京の植民地みたいなもんである。
特に宇都宮線は大宮を出ると急に窓から見えるのは田園風景に近い。
「サッカー王国埼玉」なんて言われても困るのである。ここら県北はむしろラグビー国だ。
この本に書いてあるような田畑の中の豪邸なんてものはあんまり見たことがないけど。
ここまで見た
  • 956
  •  
  • 2018/10/26(金) 19:56:37
間違えた。
宇都宮線は東京方面から来て大宮を出ると,急に窓から見える景色が "田園風景" に近くなる。

それはとも角,自分で書いてて面白いことばかり連ねてもしょうがないな。
どうせなら県民以外にも役に立つ,あるいは面白いところを拾って書いておこう。
ここまで見た
  • 957
  •  
  • 2018/10/26(金) 20:10:14
夜遊び・・・いや,最近フーゾクは夜とも限らないらしいが,そういうのが好きな人へ。
"NK流" というのはさすがに取り締まりが厳しくなって2005年には滅びたそうであります。
残るはソープランドのみだけど,かの業界も不景気らしく,低価格ソープも増えてきた。
午前中は低価格のお店もあって,朝っぱらからお客がずらり並んでいる光景が見られるとか。
泡姫曰く「クルド人のお客も多い」とか。
ここまで見た
  • 958
  •  
  • 2018/10/26(金) 20:22:53
そうなのである。埼玉県はどうもことさらお金のない外国人が多く住みついている気がする。
県北でも「ピンクのダウンジャケット着てジーンズ穿いて自転車に乗ってる娘は大抵中国人」だ。
籠原のものすごくボロい玉井団地は中国人だらけである。川口はもはや中国人街化しているそうな。
蕨は松原団地などクルド人が多くて, "ワラビスタン" だと。
八潮は中古車ビジネスやってるパキスタン人が多いので "ヤシオスタン" だとさ。
テレビ東京は「日本すごい」番組ばかりやってないで,こういうとこ取材したら面白いのに。
ここまで見た
  • 959
  •  
  • 2018/10/26(金) 20:30:34
と言っても,クルド人というのがどういう人たちか知っている日本人はあまりおるまい。
僕は多少は知っているから,日本国が彼らを一人も難民認定していないという事実は残念である。
ここまで見た
  • 960
  •  
  • 2018/10/26(金) 20:42:23
観光目的な人へ。
秩父は今一つパッとしない観光地で,自称も「普段着の観光地」とやっつけ気味だ。
でも最近は,これまた不景気のせいで「安・近・短」な観光地として見直されているんだとさ。
「いちめんのまんじゅしゃげ」見てもしょうがない気もするが。でも橋立鍾乳洞は一見の価値ありだ。
こんな近間の鍾乳洞があまり知られてないって,PR不足であるな。
ここまで見た
  • 961
  •  
  • 2018/10/26(金) 20:54:46
アニメ好きな人には,秩父は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の舞台でもある。
聖地巡礼にどうぞ。

スポーツ好きな人へ。
熊谷ラグビー場は2019年ラグビーワールドカップの試合場だ。
熊谷市も「4年に1度じゃない。一生に1度だ」と力を籠め過ぎ気味のアピールをしている。
でもそのラグビー場は駅から結構遠い。僕もよく知らないし,宿も少ないから要注意だ。
ここまで見た
  • 962
  •  
  • 2018/10/26(金) 21:05:19
お買い物好きな人へ。
僕も聞いてびっくりしたのだが,秩父線は「ふかや花園駅」なる新駅を開業したらしい。
そしてその駅近くに三菱地所がアウトレットモールを2020年開業予定なのだとか。
僕はアウトレットモールはふじみ野の明らかに失敗したところしか行ったことがない。
だからこれは楽しみだけど,大丈夫かな。
熊谷駅ビル,ニット―モールはおろか池袋東武もテナントが埋まってないのに。

★★★
ここまで見た
  • 963
  •  
  • 2018/10/27(土) 21:24:27
  【論破力】 ひろゆき[西村博之]/朝日新書

僕はひろゆきがテレビ等で喋っている映像などは見たことがない。
だから彼がそんなに議論に強いか,はよく知らない。
しかし,この本読んだ限りでは,議論のやり方について,ツボは外していないと思う。
ここまで見た
  • 964
  •  
  • 2018/10/27(土) 21:26:16
僕はある程度それが判断できるつもりだ。
"論破" なんて頭の悪そうな言い方は好きではないが,何度か経験があるから。
2ch.時代に心理学板でユング信者をボコッたり,既婚女性板で原発推進派の嘘を暴いたり。
ここまで見た
  • 965
  •  
  • 2018/10/27(土) 21:33:59
ひろゆきの文章の書き方はいつも淡々とした感じだから,さらっと読めてしまう。
でもその分すごく大事なことも,割とどうでもいい事も同じような調子で書いている気もするな。
だから僕がお節介にも(僕が理解した限りでの)この本の要点を書きだしてみようと思っている。
ここまで見た
  • 966
  •  
  • 2018/10/28(日) 21:34:46
第1章の2節め,ひろゆきは「意見を言わずに事実を言う」とさらっと書いている。
たった2ページ半だ。でもこれが一番大事なことなのだ。
そんな事はディベートを学んだ人なら多分誰でも知っていることなのだろう。
けれども世の中こういうことは多い。
「ちょっと勉強すれば誰でもわかる事だけど実際勉強する人はあんまりいない」と云ったこと。
ここまで見た
  • 967
  •  
  • 2018/10/28(日) 21:46:16
で,知らない人はひろゆきの書き方だとピンと来ないのではないかと思う。
これは古くは,オウム騒動の時の江川紹子と上祐史浩のTV対決を思い出してもらいたい。
(知っているなら,だけど。youtube で見られるかも知れない。)
あの時,江川紹子は苫米地英人に教わって,徹底的に事実を問題にしていた。
ここまで見た
  • 968
  •  
  • 2018/10/28(日) 22:07:54
江川「上祐さんがそうおっしゃっても,青山弁護士は〇〇ということをおっしゃっていました。
これは矛盾してますね。あなたは青山氏の言っていた事を御存じなのですか?
イエス/ノーでお答えください」と云った調子である。
上祐は「しかしですね,これは国家の宗教弾圧なわけですよ。そう思いませんか?」
・・・と抽象論に逃げようとする。
ここまで見た
  • 969
  •  
  • 2018/10/28(日) 22:12:56
つまり場外乱闘に持ち込もうとしていたのだ。
だが江川紹子は「思いませんよ。それより質問にお答えください。・・・お答え頂けない?
では次に…」と飽くまで事実を突きつける事に徹していた。
都合が悪くて答えられずに逆上した上祐はカメラ押しのけて撮影を妨害して逃げて終わりであった。
上祐はディベートのサークル活動していたらしいが,結果はこんなものだ。
ここまで見た
  • 970
  •  
  • 2018/10/29(月) 18:24:11
そうなのである。議論とは理屈を捏ね合うものだ,と思っている人が多いが,違う。
「自分はこう考える。なぜならばこういう事実があるからである」とカードを切り合うのが議論なのだ。
"事実" というのは,ひろゆきの言うように数字の場合もある。
調査結果でも,報道された事でも,法律でもなんでも動かしがたいものを持ち出せば良いのである。
ここまで見た
  • 971
  •  
  • 2018/10/29(月) 20:55:01
従って議論というものに必要なのは "論理的思考力" なんてものではない。
それで勝てると思うなら現代論理学でも勉強すればよろしい。
弁護士やヤクザなら相手を引っ掛ける技も?を吐く才能も要るだろう。
だがそんなレヴェルじゃなくて,シロウトが一応真面目な議論をするのに必要なのはまず知識なのだ。
ここまで見た
  • 972
  •  
  • 2018/10/29(月) 21:02:35
まあ当たり前と言えば当たり前ではある。よく知らないことに口を出してもしょうがないのである。
だから議論というのは,実は始まる前から勝負はついているのだ。
事前に,あるいは普段から勉強していなければ,大した事は言えはせぬ。
だからアメリカ(日本もか?)のディベート大会に出場する学生などは物凄い量の資料を読み込んでいる。
当然である。
あんまりディベートに勝つための勉強ばかりしている,というのもどうかと思わぬでもないが。
ここまで見た
  • 973
  •  
  • 2018/10/30(火) 17:06:32
議論と言うと「切り返しの上手い人が勝つ」と思っている人もいる。
だが,それは議論に強いというのとは別の話である。

カラヤン等,暗譜で指揮する指揮者が増えてきた頃,クナッパーツブッシュに聞いた人がいた。
「あなたはなぜ暗譜で指揮しないのですか?」。クナ答えて曰く「俺は楽譜が読めるんでね」。

こういうある種のユーモアセンスなどは,磨くことはできるが,元々ない人には無理である。
しかし勉強は誰にでも出来るのだ。
ここまで見た
  • 974
  •  
  • 2018/10/30(火) 20:22:54
オウム事件は古すぎると言うなら,以前書いた気もするが,橋下徹が山口二郎をボコった動画を。
これは確か YouTube で見られる筈。

山口:教育改革なんて教育委員会にまかせとけばいいんだ。
    現にたとえば〇〇市は大きな成果を上げている。
橋下:あ,それ全然うまく行ってませんから。
ここまで見た
  • 975
  •  
  • 2018/10/30(火) 20:31:20
橋下にこうして一言でポーンと吹っ飛ばされて,そしたら山口はもうタマがなくなったらしい。
「これだから学者は....」などと呆れられて,この後はただブツブツ言うだけであった。
「学者は文句言うのが仕事だ」などと実につまらぬことばかりを。
テレビなんぞに出たがる奴はおよそこんなものだが,これで政治学者とは畏れ入る。
ここまで見た
  • 976
  •  
  • 2018/11/02(金) 01:07:14
このように,知識のある人間でなくてはそもそも議論にはならぬのである。

しかし,山口はあまり負けたのを挽回しようと足掻いてはいなかったのでまだましだ。
「愚者論に負けず」で,本当の馬鹿というものは,相手の言うことなど聞いていない。
テメエの言いたいことをただ繰り返すだけだし,劣勢になると話を逸らしてゴマ化そうとするばかり。
ここまで見た
  • 977
  •  
  • 2018/11/02(金) 01:17:37
「でもオレよりもっと悪い人間もいるわけだし」「そもそも何を以て〇〇と言うか」などと。
だから議論する時は,ひろゆきの言う通りで「1対1は厳禁,必ず "ジャッジ" をつける」べきである。
ひろゆきは必ずしも本当にジャッジ役の人を置くべきだという意味で言っているのではないようだ。
だが本当はちゃんと公平に判断できる人間がそばで見ていて,裁判のようにすべきなのだ。
「Aさんは関係のない話するのではなくBさんの質問に答えてください」などと。
(まあ裁判官なんてのもあんまりマトモな人種ではないが。)
ここまで見た
  • 978
  •  
  • 2018/11/02(金) 01:29:01
でも実際はジャッジのつく議論なんてものは滅多にない。
だから文学論争も国会答弁も『朝生』もお互い相手の細かいところをついたりダラダラ適当な事を言うばかり。
それで結局時間切れでグダグダなまま終わるのである。田原総一郎なんぞはいても役には立たない。
だからひろゆきの言うことは大事だ。
「見ている人たちに正しさアピール出来ればOK」くらいに思っていなきゃ議論なんぞ馬鹿らしくて出来ない。
ここまで見た
  • 979
  •  
  • 2018/11/02(金) 01:52:29
そうなのである。ひろゆきの言う通りで「議論で説得するのは2流」なのである。
学問的,それも理系の議論ならエヴィデンスを示せば済む。
だが,仕事その他損得の絡む事で肩肘張って議論などしてもしょうがないのである。
元貴乃花親方が良い例だ。あるいは議員なり立ての頃の片山さつき。
「自分は正しい事言ってるんだから」じゃ世の中動かないのである。
ここまで見た
  • 980
  •  
  • 2018/11/02(金) 02:01:13
ひろゆき自身もそれがあまり得意でないことは自分で認めている。
要は田中角栄のように,頭も切れるが人心収攬術がそれ以上に上手くなきゃ偉くはなれない。
大したことも出来ないのである。これを言っちゃあおしめえだけど。
僕もそういう事は苦手だし,あんまり身も蓋もなく正しい事を言うのは無駄だし慎みに欠ける。
ここまで見た
  • 981
  •  
  • 2018/11/02(金) 02:07:23
「日本の場合,あんまりまともな人間は原子力発電なんかには関わりたがらない」
「東電社長の裁判見てもわかるだろ?」
「だがものは基本的に原爆と同じ原理で動いている超危険なものだ」
「そんなものをちゃんとしてない人間が動かしてたらどうなるか,大体わかるだろ?」
「つまりは日本の原子力発電は放っておけば必ず事故や不祥事を起こすように出来ているのだ」
ここまで見た
  • 982
  •  
  • 2018/11/02(金) 02:11:31
・・・と云ったような当たり前な事を言っても誰も聞きたがりはしない。
無理に言ってもみんな気まずい顔して黙ってしまう。
事実上「お上のなさる事に間違いは御座いますまい」で生きてる国民に何を言っても無駄だ。
そんな事より例えば「根回し」を上手くやる方法でも考えた方がましと言うもんである。
ここまで見た
  • 983
  •  
  • 2018/11/02(金) 02:24:07
以下も少し僕の経験上言えることの補足。
>968 にも書いたが,補足。事実をつきつけるのも大事だがその場合ひろゆきのようにするのが良い。
「事実こうである以上それは〇〇ですよね? はい・いいえで答えて下さい」
まあ馬鹿というのはそれでもたいがい上祐のように話を逸らすばかりだが。
ここまで見た
  • 984
  •  
  • 2018/11/02(金) 02:32:22
ひろゆきは「お悩み相談室」形式で,「自分にだけつらく当たる上司をどうするか」に答えている。
「上司の態度を変えようとしても無駄だから転職した方が早い」「単純にシカトしてればいい」という。
これは間違いではない。
だが,そういう癖をつけてしまうとどこへ行っても似たような目に会うような人間になる惧れがある。
相手が明らかに図に乗っている場合は「お前は俺をなめてんのか?」ぐらい言えなきゃ。
まあ僕はそういう性格のせいであんまり偉くもなれなかったけれど,大分生きやすかった気もする。

★★★☆
ここまで見た
  • 985
  •  
  • 2018/11/04(日) 13:22:25
  【柴田元幸ベスト・エッセイ】 柴田元幸/ちくま文庫

アメリカ文学研究者だから当たり前だけど,アメリカ文学についての話が多い。
そして著者も誰が読んでも面白いものを書こうという気もあまりなさげである。
僕もアメリカ文学にはさほど関心があるわけでもない(アメリカは芸術ではなくエンタテイメントの国だ)。
従って,つまらなくもないが大して面白くもない」と云ったような本であった。
ここまで見た
  • 986
  •  
  • 2018/11/04(日) 13:32:40
まあ興味深いところはあるのである。
「『私の青空』の訳詞は名訳だが,原詞では "狭いながらも楽しいわが家" とは言っていない。
"cozy な部屋" である。アメリカ人はポジティヴな言い方しか受け付けないのだ」と云った話。
まあ日本人くらいネガティヴな事を日常的に口に出す国民の方がおかしいような気もするが。
ここまで見た
  • 987
  •  
  • 2018/11/04(日) 13:54:52
「コリヤー兄弟」の話も面白かった。いかにもアメリカ的な奇人兄弟の話。
あるいは正体不明の作家トマス・ピンチョンの人物像に迫る話とか,米文学に出てくる食物の話。
しかしそれも旧著『つまみぐい文学食堂』や『アメリカ文学のレッスン』で読んだ方が面白い。
どうも「ベストエッセイ」と言うより "寄せ集め" "廃物利用" 感の強い本だ。
この本では音楽,と言ってもロックに関するコラムがどれも安定した面白さだった。
柴田氏には一度はそのテーマで一冊書いてもらいたいと思う。

★★
ここまで見た
  • 988
  •  
  • 2018/11/05(月) 18:47:50
  【日銀バブルが日本を蝕む】 藤田知也/文春新書

新聞記者の書いた本だから内容もそれなりである。
例によって難しい書き方はしていない。分かり易い。が,読んでも何もわからない。
と言うよりおおよそ読まなくてもわかるような事しか書いてない。
最初に「ツケは必ず回ってくる」と書いてあるが,それが何かは当然はっきりとは書いてない。
ここまで見た
  • 989
  •  
  • 2018/11/05(月) 18:52:15
確かにいつまでも金融緩和を続けることは出来まい。
だが「時限爆弾は膨らみ続けている」と言われても困るのである。
読者が「リスクを嗅ぎ取る意識を高め」
「深傷を負う可能性を多少なりとも下げる一助に」って言われてもな。
ここまで見た
  • 990
  •  
  • 2018/11/05(月) 19:05:45
僕らもともと金などない人間に何の出来ることがあろう? 投資などする金もないし。
だから「そりゃ "不動産バブル崩壊の予兆" はあるだろうけど,そんな事は誰でも分かる」だ。
「"虚構の2%" って,そりゃ黒田総裁の言ってることなんて誰も信じちゃいないだろうけどさ」である。
この人は早大の大学院卒だそうだが,直接日銀の幹部の話聞いても何も反論も出来ない有様だ。
現場で直接取材しいると言ってもはなはだ説得力に欠ける。

と云った訳で,この本も新聞と同じく野次馬のための読み物に過ぎない,と僕は断案を下す。


ここまで見た
  • 991
  •  
  • 2018/11/07(水) 19:04:25
  【ホイチョイのリア充王】 ホイチョイ・プロダクションズ/講談社

タイトルと内容があんまり合っていない。
実際は「今アウトドアスポーツとそれをやる人たちはどんな風になっているか」という話である。
バブル時代を知っている人には想像がつくだろうが,どれも人気は大分下火である。
いや,それどころじゃないな。びっくりするほど競技人口が減っているようである。
ここまで見た
  • 992
  •  
  • 2018/11/07(水) 19:15:39
バブル期と比べるとテニスは1,380万人から570万人,ゴルフは1,440万人から550万人に。
スキーも(スノーボード人口が少しは増えたとは言え)1,860万人から330万人に。
何だか極端なまでの減り方である。まあ当たり前かも知れないが。
最近宝くじも「買わなきゃ当たらないんだから」とつまらぬ事を言う男もいなくなった。
僕も「宝くじ買いに出かけて交通事故に会う確率の方がずっと高いぜw」なんて言う必要もなくなった。
ここまで見た
  • 993
  •  
  • 2018/11/07(水) 19:25:15
まったく『私をスキーにつれて行って』どころじゃないね。
ホイチョイは「どれも空いていて落ち着いた大人のするものになっているのに」と言う。
でもさすがに安くなっていても別段自分でやっている訳でもなくて,大方調べて書いたものだ。
こうなると,異様なまでの原田知世人気などはとも角,少しさびい感じもする。
ここまで見た
  • 994
  •  
  • 2018/11/07(水) 19:35:24
何しろ例えばテニスで錦織圭や大阪なおみが活躍しても若い人は一向に入って来ないのだ。
その辺の事情はみな同じで,みんな観るだけなのだ。
あるいはスキーするのも頭にカメラつけて動画を取ってインスタグラムに挙げるためだっだり。
スポーツはおろか,どうやらハロウィンもバーベキューも殆ど「いいね乞食」のためのものらしい。
ここまで見た
  • 995
  •  
  • 2018/11/07(水) 19:41:52
僕などはウェイト着けてウォーキングはしてもスポーツと言うほどのことはやらない。
「浮ついた事はやりたくないね」と思うから,正直「ざま見ろ」という気持ちもなくはない。
だからどうでもいいようなものだが,不景気は困る。
スポーツだけの話じゃなく,どんどん日本がつまらない国になっていく気がする。
今となっては「若い頃少しはいい気分で過ごせたし」とでも思うより致し方のない事である。

★★☆
ここまで見た
  • 996
  •  
  • 2018/11/08(木) 19:21:23
  【貧困脱出マニュアル】 タカ大丸/飛鳥新社

著者は一部では有名でTVにも出るひじょうにエキセントリックな外見の翻訳家らしい。
この本自体もかなりヘンな勢いのあるもので,400頁近くあるのについ読まされてしまう。
なんでそんなに「貧困脱出のためなら何でもやってやらあ」って風なのかと言うと育ちが悲惨だったから。
よくある話だが,父親が働かないくせにパチンコなどは一人前にやる最低なDV男だったのだとか。
ここまで見た
  • 997
  •  
  • 2018/11/08(木) 19:28:13
ゲスな話だが,僕などは「他人の不幸は蜜の味」で,それだけでも少なからず興味を惹かれてしまう。
僕も貧乏育ちだから同情心もなくはないし。
それでまあなんだかえらい勢いで次々繰り出して来る。
「こういう手もあるぞ」「これは狙い目だ」「自分はこの手でお金をつかんだ」と云った調子で。
ここまで見た
  • 998
  •  
  • 2018/11/08(木) 19:37:15
と言ってもまあ,実際のところ読んでいてびっくりするようなところはさほどない。
「おお,その手があったのか!」と思うような。だがそりゃ当たり前みたいなもんである。
「翻訳家なんてあんまりお金になりそうもない仕事してる人がこういう本書くの?」だ。
実際著者は出版業界での翻訳家のヒエラルキーの低さが口惜しそうでもあって可笑しい。
ここまで見た
  • 999
  •  
  • 2018/11/08(木) 19:45:55
だからこの本読んで貧困脱出できるかと言えば,正直それはあやしいと思うな。
「メルカリで取り敢えず儲けてみよう」とか「バイトするならまかないがつくところで」とか。
『SPA!』にでも書いてありそうな話が多い。
「競輪選手,特に女子は狙い目だ」とか「相撲取りは体力なくても出来る。あれは美味しいぞ」とか。
ここまで見た
  • 1000
  •  
  • 2018/11/08(木) 19:55:58
まあほかにもいろいろとアドヴァイスは多いのだが,僕はお金の事には極端に疎いのでよくはわからない。
中には「おお,それいいじゃねえの。オレもやろっと」と思うような事も読者もあるかも知れぬ。
別に役に立たなくとも単なる読み物としても面白いし,分厚い割には安い本だ。
あまり読んで損したとは思わないと思います。

★★★☆
ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email