facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 293
  •  
  • 2010/12/24(金) 21:00:35
フィギュアスケーターを物語の主人公に置き換えてみるスレ

12 :氷上の名無しさん@実況厳禁:2010/12/24(金)
日本の民話でやってみる。

昔々あるところに崇彦という男がおりました。
ある日、崇彦は罠に掛かった鶴を見つけます。かわいそうに思った崇彦は鶴を逃がしてあげました。

その晩、崇彦の家に美しい女が訪ねてきました。道に迷ってしまったという女を崇彦は泊めることにしました。
女は「お礼に布を織りますので部屋をお借りします。
ただし機を織っている姿を見られたくないので決して部屋を覗かないでください。」と言って隣の部屋に入っていきました。

しかし、見るなと言われたら見たくなる
押すなよ!絶対押すなよ!と言われたら押したくなるのが人間の性、
崇彦は部屋を覗いてしまいます。
そこには、自らの羽を抜いて機織りをする鶴の姿がありました。

驚く崇彦に対し鶴は、あの時助けてもらった鶴であると正体を明かし
お礼を言うと空の彼方へと飛び去ってしまいました。

部屋に残されていたのは
鶴が心を込めて作った、しかし華やかな飾りを付ける前の
シンプルすぎるフィギュアスケート用の衣装でした。

―おわり―

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード