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  • 74
  •  
  • 2012/06/30(土) 21:41:36.26
>>73
ダイオウイカの権威、窪寺 恒己博士の研究成果が出たらすごいな。

大型頭足類チーム:当初計画通り後藤アクアテックスと超小型深海HDカメラシステムと特殊LED超小型深海ライトの開発に着手し、
10月初頭に2組のプロトタイプを完成させた。10月19日〜11月5日に小笠原父島に赴き、漁船(第八興勇丸)を傭船し新規開発の
カメラシステム2台と既存のシステム3台を用いて、水深600mから900mの中深層でHDビデオ撮影を行った。延べ54時間のビデオ
映像が撮影され、アカイカ、ヒロビレイカ、ツノザメ数種、深海エビ類などの動画が記録された。それらの行動生態など、現在解析中。

マッコウクジラチーム:9月8日〜9月25日小笠原父島に赴き、漁船(新盛丸)を傭船し既存の静止画カメラロガー(カメラ・フラッシュ・
加速度ロガー、VHS発信機内蔵)と行動記録ロガー(3D加速度計)を新たに開発したロング・ポール式取り付け装置を用いてマッコウ
クジラ頭部付近に取り付けることを試みた。3頭のマッコウクジラに静止画カメラロガー、1頭に行動記録ロガーの取り付けに成功し、
約4000枚の静止画および3D加速度データを得ることができた。また、今までにほとんど記録のないアカボウクジラ1頭に行動記録
ロガーを取り付けることができ、アカボウクジラの潜水行動に関する貴重なデータも得ることができた。静止画像・加速度データは、
現在解析中。

駿河湾底生スカベンジャー群集グループ:5月〜10月にかけて4回、駿河湾興津沖の水深800mの地点において深海HDカメラシス
テムを取り付けた櫓とその下に誘引物質となる様々な餌(サバ・サンマ・スルメイカ等)を並べ、海底に下し蝟集する動物の撮影を
行った。ホラアナゴ、コンゴウアナゴ、ツノザメの仲間、オオグソクムシなどが出現し、季節的変遷とそれらの餌選択性、摂食行動
など解析中。

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22248024.ja.html


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