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  • 2014/02/11(火) 17:24:33.90
【いつ読んだ】 1970年代ですが、本自体は昭和7年年生まれのうちの父が子供の頃買ってもらった戦前の出版。

【物語の舞台となってる国・時代】たぶん書かれたのと同じ時代の日本

【翻訳ものですか?】日本の作品です。

【あらすじ】
子供向けの保健衛生啓蒙的な内容
チフスとか赤痢とかの病原菌たちが集まって自分がいかに人間たちを病気に感染させて威力を発揮しているか自慢しあう。
その中に最後まで自慢に加わらないで黙ってみんなの自慢を聞いている病原菌がいる。
自慢話が終わってみなが解散すると最後まで残っていた黙っていた病原菌も次の自分の獲物に取り付くために動き出す。
その病原菌は結核菌で子どもをねらって取り付いて死に至らせようとするといった話でした。

【覚えているエピソード】
一番目立たない病原菌が最後に行動を開始してじっと子どもを待ち伏せして取り付いて死に至る病気にしてしまうという結末が
子どもの頃読んですごく不気味に感じたのを覚えています。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーでセットものの児童書シリーズの短編集の中の一つでした。
擬人化というか鬼か妖怪風に描かれた病原菌がおどろおどろしい和風のタッチで描かれていました。

【その他覚えている何でも】
わりと最近どこかで内容的に同じ作品と思われる物語が再録された、たぶん同じ作者の本が戦後も出版されたという情報を読みました。
作者は子供向けの科学啓蒙書も書いている科学者か医学者だったようです。
その時メモしておけばよかったのですが、メモを取り忘れてしまいました。

ここまで見た

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