facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 120
  •  
  • 2013/01/13(日) 11:24:43.28
液晶ディスプレイ、ハードディスク、光学ドライブ、メモリー…全部当てはまるな。次はSSDか?

レモン市場

レモン市場 (レモンしじょう、lemon market) とは、経済学において、財やサービスの品質が買い手にとって未知であるために、
不良品ばかりが出回ってしまう市場のことである。

レモン市場では、売り手は取引する財の品質をよく知っているが、買い手は財を購入するまでその財の品質を知る
ことはできない(情報の非対称性が存在する)。そのため、売り手は買い手の無知につけ込んで、悪質な財(レモン)
を良質な財と称して販売する危険性が発生するため、買い手は良質な財を購入したがらなくなり、結果的に市場に
出回る財はレモンばかりになってしまうという問題が発生する。
具体的な例を挙げて説明しよう。いま市場には、高品質の財と低品質の財が、それぞれ半々の割合で存在していると
する。売られている財の品質を熟知している売り手は、高品質の財は300,000ドル以上、低品質の財は100,000ドル以上
ならば販売してもよいと考えているとする。
しかし買い手にとっては、売られている財の正しい品質を判断することは困難であるため、買い手は半分の確率で財
が低品質であると考える必要がある。そのため買い手にとっての財の価値は、高品質な場合の300,000ドルと低品質
な場合の100,000ドルの平均である200,000ドルとなる。したがって、買い手は200,000ドル以上は支払いたくないと
いうことになる。
このことを予想する売り手は、200,000ドルより高い財を市場に出すことを諦め、それ以下の財だけが取引されるよう
になる。これによって、今度は買い手が支払ってもよいとする平均価格も150,000ドルまで低下し、売り手は150,000
ドル以上の財を市場に出すことを諦める。
結果、売り手は高品質の財を売ることができず、低品質の財ばかりが市場に出回る結果となり、社会全体の厚生が低下
してしまう。このような現象は、逆選抜と呼ばれる。

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード