安定したSSDを探すスレ2 [sc](★0)
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- 2012/12/26(水) 00:21:59.63
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プチフリやファームバグの心配が無いSSDを探そう!
・自作板でお勧めされたベンチマークが高速なSSDは、買ってみたら不具合だらけだった
・価格.comでランク入りしているSSDを買ったらプチフリした、不具合だらけだった
こんな思いをした人にお勧めのスレ。現実に使用してまともに使えたSSD、まともに使えないSSDを分類して
ユーザーにとって利益のある情報を集積しましょう。
一方とにかく安いものが欲しい人やベンチマークソフトで高いスコアが出るだけのSSDが欲しい人には
全く向かないスレ。安いものがほしい人はkakaku.comへ、ベンチスコアが高いSSDが欲しい人は自作板へGO。
前スレ
安定したSSDを探すスレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/hard/1326726484/
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- 2012/12/26(水) 00:22:31.02
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マトモなSSDを選ぶ為の心得
■騙されない為にSSDについての正しい知識を大量に身に着けよう。
・まず、どのSSDがどのSSDコントローラーとNANDを採用しているか知ろう。
「インテルのSSDが〜」「A-DATAのSSDが〜」と言われても、採用しているコントローラーやNANDは様々だし
採用しているコントローラーやNANDによって同じメーカーのSSDでも全く別の特徴になる。
・メーカー公式ページやデータシート等、公開されている情報をよく見よう。
・国内だけでなく海外のレビューサイトもバランスよく読もう。海外レビューの方が高度な記事が多い。
・ベンチスコアや価格やファームバグだけでなく、ハードウェアの欠陥、消費電力、サポート体制、
寿命やデータ保持期間等様々な観点から判断しよう。より多くの条件で優れているのが優れたSSDである。
・保守的な国内PCメーカーはプロが検証しているので安定したSSDが採用される場合が多い。
一方海外メーカーでは安価で供給が安定しているSSDが採用される場合が多く、
そのSSDが安定しているとは限らない。
一部のパフォーマンスノートではベンチスコアが高いSSDが採用される傾向にあり、
そのSSDが安定しているとは限らない。
保守的な国内PCメーカーが採用しているかどうかも安定しているかどうかの一つの指標になる。
・発売直後のSSDは情報が少ない。発売後半年、一年と時間が経過している機種でないと安定性の判断は難しい。
・人に聞かずに自分で判断しよう
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- 2012/12/26(水) 00:23:30.37
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■ステマに騙されない
・各種ランキングサイトや2chではステマ(ステルスマーケティング)が横行しているのは既に常識。
http://news.livedoor.com/article/detail/5529526/
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011601002197.html
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012010401001415.html
http://www.logsoku.com/r/newsplus/1323942016/
その書き込みが果たしてユーザー側の立場に立った書き込みかを常に疑おう。
・雑誌は広告そのもの。雑誌は購買者からの代金ではなく広告で成り立っている事を肝に銘じよう。
雑誌はこの構造上、広告料を多く支払っている企業の製品を持ち上げざるを得ない。
雑誌によく広告を載せているメーカーのSSDはより一層注意して検証する必要がある。
・ブランドに騙されないようにしよう。有名ブランドのSSDが不具合続きだったり
無名ブランドのSSDが安定していることは良くある事。
・多くの人が勧めるSSD、数が売れているSSD、有名なSSDがマトモなSSDという訳ではない。
多数派が間違っていて少数派が正しい事は珍しくもない。
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- 2012/12/26(水) 00:25:26.35
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☆定番の安定したSSD
■東芝 (自社・SFコントローラー/ファームウェア/フラッシュメモリ)
・ファームウェアバグが極端に少ない、全数安定。多数の国内メーカーPCに搭載実績あり
・性能面では突出したところは無いが弱点も無い
※自社ブランドでの販売無し。アイオーデータ・キングストン・CFDブランド品(USB外付版有)とバルクのみ
▼旧機種(3Gbps)
・HG1 56nm
・HG2 43nm 2009年秋頃登場 低発熱
・SG2 32nm、HGシリーズに比べて小型、シーケンシャル性能低 低発熱
・HG3 32nm 2010年夏頃登場 低発熱
▼現行機種(6Gbps)
・THNSNS***GBSPシリーズ(砂芝/HG4?) 24nm 2012年4月頃登場 消費電力高め
SandForce製コントローラー搭載の為、シーケンシャル性能の速度低下大。
更に圧縮不能データを扱うと更にシーケンシャル性能は低速に。
一方ランダムアクセス性能は現行製品中トップクラスでシステムドライブ向き。
不具合は報告されていない。
I-O DATA SSDN-3T60B 60GB
SSDN-3T120B 120GB
SSDN-3T240B 240GB
SSDN-3T480B 480GB
CFD CSSD-S6T60NTS2Q 60GB
CSSD-S6T120NTS2Q 120GB
CSSD-S6T240NTS2Q 240GB
CSSD-S6T480NTS2Q 480GB
・HG5 19nm 2012年夏ごろOEM出荷開始。NECその他のPCに搭載実績あり
現在単体で入手する方法無し。性能、信頼性に関するデータは乏しい。
様子見&情報収集推奨
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- 2012/12/26(水) 00:27:48.96
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■PLEXTOR = PLDS ≒ LiteON (Marvellコントローラー/Marvellファームウェア?/東芝orIMFTフラッシュメモリ)
・マイナートラブルはあるがインテル等のような致命的な問題は発生したことが無い。
ファームウェアアップデートは推奨
・低発熱でノート向き
・性能面ではシーケンシャルが高速だが、インテルに比べて速度低下が大きい(アイドルGCである程度回復)
・広告やレビューで「エンタープライズやRAID向き」とされた事があるが実際にはRAIDカードとの相性報告アリ。
ノートPCやデスクトップPCでチップセット内蔵SATAコントローラーに直接接続して使用するのが望ましい
・インテルのSSD510はここのOEM製品
▼旧機種
・M2S 東芝32nm 6Gbps 2010年12月発売 マイナートラブルのみ(現在修正済)
・SSD510 IMFT34nm 6Gbps 2011年2月発売 数回ファームウェアが変更されているが変更内容不明
インテル・PLDSによるファームウェア提供無し
・M2S plus IMFT34nm 6Gbps 2011年7月発売
・M2P/Ninja 東芝32nm 6Gbps 2011年10月発売 マイナートラブルのみ(現在修正済)
自社ブランドの他CFDからCSSD-S6TM***NMPQとしてOEM販売、CORSAIRからCSSD-P***GBP-BKとしてOEM販売
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- 2012/12/26(水) 00:29:48.85
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・M3シリーズ 東芝24nm 6Gbps 2012年春頃登場 安定
LITEON S100シリーズ、M3シリーズの他やや高性能なM3Pシリーズがある。
LAT-64M3S-11 (S100,64GB)
LAT-128M3S-16 (S100,128GB)
LAT-256M3S-17 (S100,256GB)
PX-128M3 (M3,128GB)
PX-256M3 (M3,256GB)
PX-128M3P (M3P,128GB)
PX-256M3P (M3P,256GB)
PX-512M3P (M3P,512GB)
自社ブランドの他CFDからM3PがCSSD-S6T***NM3PQとして、BuffaloからSSD-N***S/PM3PとしてOEM販売
CSSD-S6T128NM3PQ (M3P,128GB)
CSSD-S6T256NM3PQ (M3P,256GB)
SSD-N128S/PM3P (M3P,128GB)
SSD-N256S/PM3P (M3P,256GB)
SSD-N512S/PM3P (M3P,512GB)
▼現行機種(M4は縁起が悪いためスキップされた)
・M5Sシリーズ IMFT20nm 6Gbps 2012年夏ごろ登場 安定
PX-64M5S (64GB)
PX-128M5S (128GB)
PX-256M5S (256GB)
・M5Pシリーズ 東芝19nm 6Gbps 2012年夏ごろ登場
新型コントローラー「88SS9187」を搭載しているため様子見推奨
PX-128M5P (128GB)
PX-256M5P (256GB)
PX-512M5P (512GB)
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- 2012/12/26(水) 00:51:57.50
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☆枯れるまで待つ必要があるSSD
■インテル (自社&SandForceコントローラー/IMFT NAND)
・開発中のものがリテール販売される=市場ベータテスト、
ファームウェアとハードウェア両面に不具合が見られた。
・発売後一年程度経ったロットならばファームバグもハードウェアレベルの欠陥も大体解消済み
・サポート体制は随一。日本語サポート、不具合のある商品の回収等。関連ツールやデータシートの公開もあり。
・どちらかというとランダム性能重視の機種が多い。
・消費電力は高めの製品が多い。重量も重くノートPCには向かない。
・SandForce搭載製品の安定性はAES-256問題等から東芝に一歩劣る
▼旧機種
・X25-M G2/X25-V 34nm 数々の致命的不具合(現在修正済)、PCBのリビジョン変更。
2011年以降のロットは安定化済
基板不良に関する記事
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20111013/199290/
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/309/680/html/09.jpg.html
・SSD310 34nm X25-M G2の小型版
・SSD311 34nm X25-V/SSD310のSLC版、長寿命、20GBモデルのみ。ISRT向け
・SSD313 25nm SSD311の25nm版。長寿命、20/24GBモデルのみ。ISRT向け
・SSD320 25nm 2011年4月発売 代表的な不具合は8MB病等。
・SSD710 25nm 2011年9月発売 SSD320のエンタープライズ版。高耐久性のHET-MLC採用
・SSD910 25nm 2012年4月発売 データセンター向け。PCIe接続。高耐久性のHET-MLC採用
▼現行機種
・SSD330 25nm 2012年4月発売、SandForce搭載
・SSD335 20nm 2012年10月発売、SandForce搭載、330の後継機種、ファームウェアアップデート推奨
・SSD520 25nm 2012年2月発売、SandForce搭載、330の高性能版
・DC 3700 20nm 2012年12月発売。SSD710の後継機種。高耐久性のHET-MLC採用
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- 2012/12/26(水) 00:54:14.99
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■SandForce (SSDコントローラのみ)
・企業の規模が小さいため十分な検証が行えず、初期のものはインテル・Crucial・Samsung以上に
致命的なバグを抱える→LSI LOGICに買収されたため改善されるか?
・発売後一年程度でファームウェアのバグは概ね解消されるが、
ベンダーによっては最終バージョンを配布しない。
SandForce搭載SSDを選ぶ場合はファームウェアのサポートを最後まで行うベンダーのものを選ぶ事
・ベンダーによってはPCBのリビジョンアップが頻繁に行われる。枯れた物を選んだ方が良い
・性能面ではランダムライトが高速。機種によってはシーケンシャルも高速だが
シーケンシャルライトの速度低下が大きくTrim有効でも初期性能は維持できない。
▼代表的なコントローラー
・SF-1222 2010年春頃搭載SSDが登場。
初期はハングアップ・データ損傷等の多数の致命的バグを抱える(現在修正済み)
・SF-2281 6Gbps 2011年春頃搭載SSDが登場。
初期は認識不良等の多数の致命的バグを抱える(現在修正済み)
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- 2012/12/26(水) 01:05:35.70
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☆不安定なSSD (当スレにふさわしくないSSD)
■Crucial=Micron (Marvell・Indilinx・Phisonコントローラー/IMFT NAND)
・開発中のものがリテール販売される=市場ベータテスト
・ファームウェアの更新は途中までしか提供されない。(=リテール品ユーザー切捨て)
PCメーカーに出荷されるものはより最新のファームウェア搭載。
致命的な不具合が多く、m4の場合は発売から一年半以上経過後の現在もファームウェアが安定していない。
・性能面ではシーケンシャルが高速だが、インテルに比べて速度低下が大きい
(アイドルGCでの回復無し)
・消費電力が高めでノートPCには不向き。
・サポートは公式フォーラム(英語)に付き注意
▼機種
・C300 34nm 6Gbps プチフリ、ハングアップ、SATA LPM問題等不具合多数。現在でも一部未修整。非推奨
・m4 25nm 6Gbps プチフリ、5184時間問題、SATA LPM問題等不具合多数。現在でも一部未修整。非推奨
・v4 25nm Phison搭載/3Gbps ランダム性能が低くプチフリを抱える。非推奨
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- 2012/12/26(水) 01:24:12.22
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■サムスン (自社コントローラー/Samsung NAND)
・開発中のものがリテール販売される=市場ベータテスト、ファームウェアアップデート必須
・発売後半年程度経ったロットならば概ねファームバグは解消される
・フラッシュメモリに不安要素あり
・性能面ではシーケンシャルが高速だが、インテルに比べて速度低下が大きい(アイドルGCである程度回復)
・消費電力が高め。ノートPCには不向き。
・SSD Magicianという名称のサポートユーティリティが用意されているが、
最適化を行うとパーティションが破壊された報告アリ。要注意。
▼機種
・PM800 速度低下が大きい問題等。後期出荷分はTrimコマンド対応
・PM810 3xnm 2010年夏頃登場 マイナーバグのみ 低発熱、
後期ファームウェアではSMARTから多くの情報が削除されSMART項目が減った
・PM830 2xnm 6Gbps 2011年夏頃登場 休止から復帰時にBSODになる致命的バグが発覚(修正済み) 様子見推奨
・840 2xnm TLC 2012年秋登場、TLC-NAND 採用の為寿命・データ保持期間が短い。非推奨
・840pro 2xnm 2012年秋登場 様子見推奨
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- 2012/12/26(水) 01:25:20.66
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☆その他のSSDコントローラー
■JMicronコントローラー
・不具合、ランダム性能が低い事に起因するプチフリ問題を抱える。
シーケンシャル性能の速度低下は緩め。WAは高め。
▼コントローラー
・JMF601/602…プチフリで有名な初代。
Kingstonカスタム品はプチフリしにくいチューニングになっている。
・JMF612/618/616…DRAMキャッシュを搭載したがやはりプチフリする二代目
Kingstonカスタム品(SNV425/SV100)はプチフリしにくいチューニングになっている。
Kingstonカスタム品を東芝がX-galeシリーズとして販売しているが、東芝製造ではない事に注意。
・JMF661/668…採用SSDが少なく情報不足。
KingstonがSV200シリーズにカスタム品の「TC58NCF668GDT-BB」を搭載
■SiliconMotionコントローラー
・組み込み向けに採用例多数、高信頼性だが低速
■Indilinxコントローラー
・非常に不具合が多い。現在OCZに買収され、採用SSDはOCZのみリリース。
▼コントローラー
・Everest 2(IDX400M00-BC) Marvellの88SS9187に自社ファームウェアを組み合わせたもの。
Plextor M5Pとは悪い意味で違った挙動を示す。
・Barefoot 3(IDX500M00-BC) PLX出身のチームが開発したARM Cortex 9+OCZ Aragonチップに
Indilinx謹製ファームウェアを搭載。様子見推奨。
■Link_A_Media Devicesコントローラー
・採用SSD少なし。情報不足。CorsairのNeutron Series GTXがIC LM87800を採用。SK Hynixが買収済み。
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- 2012/12/26(水) 01:26:22.92
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☆フラッシュメモリについて
▼メーカー
・IMFT…採用例が一番多い
・東芝(SANDISK)…高性能モデルに採用される場合が多い
・Samsung…何故か社外で殆ど採用されない(コスト/性能/品質等がIMFTや東芝より劣っている可能性あり)
理由が明らかでない為、Samsung製フラッシュ採用SSD(=Samsung純正)は様子見推奨
・Hynix…OCZが一部モデルに採用、IMFTより低速。
▼その他
・メーカーが同じなら微細化されたものの方がより寿命が短い
・プロセスルールが同じなら耐久性は SLC>MLC>TLC、TLC採用SSDは人柱向けにつき様子見推奨
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