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  • 218
  •  
  • 2014/06/25(水) 12:13:30.90
33年前くらいに読んだ本です。

登場人物

姉 ハナ  不器量      たぶん17くらい?
妹 キク  器量良し     たぶん15くらい?
母     年老いている

内容

年老いた母は妹ばかりをかわいがり、不器量な姉を疎んじていた。
だが、ハナとキクはとても仲の良い姉妹だった。

ある年、飢饉か災害か忘れてしまったが、村で人柱を立てることになった。
母は迷わず姉を差し出す。
突然姉を失った妹は、泣いて泣いて泣いて…。
キクはとうとうめくらになった(この一文は、たぶん原文のままです)。

キクは見えない目で、毎日毎日機織をしていた。
ある日姉が迎えに来て、天に召される。

キクを失った母親は狂ったように地面を掘り返し(なぜだ?)キクを探した。
毎日地面を掘り返していた母親は、とうとうモグラになってしまい、
日中は外に出られなくなってしまった…というお話です。


後半だけ聞くと笑い話のようですが、実際に読んだのはとても悲しいお話で、
絵柄も子供向けではなく、おどろおどろしかったと思います。

お心当たりのある方は、よろしくお願いいたします。

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