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- 2007/11/28(水) 17:16:10
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出力や推力の設定を考えたのは、Zガンダムのメカ考証した長瀬という人物
ファーストの場合、馬力とか速度だったので富野監督の要請でメカデザイナーと相談し作った。
数値が高いと強いと思ってる人が多いが、数値はそのMSのその時代の特性を表したもの。
時代によって効率や省電力化が行われているので、数値を比べるのは意味がない。数値の大きさなら
機体を大型化すれば、1年戦争の時代でもハイスペックの機体が作れる。例、ジオング、ビグザム、ゾック
基本的に推力は同世代のエンジンの場合、高いほど直進機動に優れ、一撃離脱戦に優れる。攻撃機として優れる。
逆に低いと、ためが少ない分小回りが効き運動性が高く近接戦闘に強い機体となる。
Zガンダムは、攻撃用MSなので、推力がその時代のMSより高く、戦艦などの拠点をたたくので
火力が高い必要があり、出力も高くしている。出力が高いとパワーに優れ、高出力メガ粒子砲も打てると
いうメリットもあるが機体が不安定になり兵器としては信頼性に劣る。Zは、最新のエンジンを搭載しているので、
運動性でもHIザクあたりよりは優れるだろうが、同レベルのハンムラビだと運動性に劣り近接戦闘で劣る。
例外はジOで、大推力の機体だが、直進機動用のスラスターでなく運動性のためのスラスター。その一つ一つが
サイコミュ制御により、シロッコの意志で動かせる。近接戦闘に特化した機体であり、その設計思想はCCA以降のMSと同じであり
先進的な機体である。(しかし大量のスラスターをつけてしまった弊害で、大量の推進剤が必要となりデブになってしまった)
高い回避性能、安定性、格闘戦。Zガンダムとは相反する機体でもある。ZではジOの動きを捉えられない。
だから金縛りにする必要があった。映画版ではそのジOから背後を取るのが最大の見所である。
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