講談社文芸文庫について語ろう [sc](★0)
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- 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
- 2012/03/05(月) 22:09:58.81
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ちょうど朝吹スレで話も出たので。
バブルのころから値段の高騰を続ける講談社文芸文庫について語ろう。
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- 2016/01/01(金) 17:36:07.63
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酔いざめ日記 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/1/9
木山 捷平 (著)
昭和七年(二八歳)から、亡くなる直前の昭和四三年(六四歳)までの木山捷平の日記、初文庫化。
「内向の世代」初期作品アンソロジー (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/1/9
黒井 千次 (著), 後藤 明生 (著), 阿部 昭 (著), 坂上 弘 (著), 古井 由吉 (著)
埴谷雄高 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/1/9
鶴見 俊輔 (著)
評論の他に、埴谷・鶴見・河合隼雄の鼎談、鶴見・高橋源一郎の対談などで、埴谷文学の深奥に迫る。
寺田寅彦セレクション1 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/2/11
寺田 寅彦 (著), 千葉 俊二 (編集), 細川 光洋 (編集)
原色の呪文 現代の芸術精神 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/2/11
岡本 太郎 (著)
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- 2016/01/01(金) 18:31:24.79
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山城むつみ『ドストエフスキー』
うわ、おもしろそう!と思って手に取ったら2700円!(・∀・)タカクテカエナイヨ
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- 2016/01/03(日) 03:29:00.28
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文庫本など500円玉でお釣りがこないと買わん
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- 2016/01/03(日) 12:17:33.08
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y_kazama
梅崎春生「桜島」や山川方夫「その一年」も青空文庫入りかー。
どっちも講談社文芸文庫で、高いなあと思いながら買った記憶が。そういう躊躇なく読めるのはいいこと。
2015年12月31日
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- 2016/01/03(日) 13:48:47.87
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てかこの程度の値段で躊躇するとか買う買わないとかせせこましいなあオイ
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- 107
- 2016/01/03(日) 14:58:52.40
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家賃も払えないから仕方ない。
本を買う、なんて贅沢なこと。
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- 2016/01/03(日) 16:12:43.24
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家賃も払えない貧乏ならがんばって働け
ここで愚痴るな
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- 2016/01/03(日) 16:49:19.73
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頑張って働いて何になる。
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- 110
- 2016/01/03(日) 16:51:40.14
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死が待っているだけだ。
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- 2016/01/03(日) 22:59:57.82
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お金ある人は買ってあげなよ。
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- 2016/01/03(日) 23:09:16.55
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古本屋でもほとんど見かけないよな。
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- 2016/01/04(月) 05:11:56.98
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ここの本は図書館しか買わんだろ
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- 2016/01/04(月) 08:16:00.64
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図書館にもあまりない。
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- 2016/01/04(月) 12:36:37.99
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>>113
ものの見方がいじけているというか(笑
欲しい本なら文庫で2000円くらいだす人はいくらもいるよ。
文庫だから廉価なはずという発想より、手軽に読め、場所もふさがないという利点。
図書館しか買わない本にどうして書店が貴重なスペースを割くものか。
じぶんの尺度だけでなく、視野をひろくとって少しは考えてみることだ。
今年のきみへの宿題だ、がんばれよ。
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- 116
- 2016/01/04(月) 12:43:16.73
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講談社学術文庫と岩波文庫は紙質がいい
わら半紙の新潮文庫よりは高くて当然
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- 2016/01/04(月) 16:52:02.47
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そういえば最近買った角川の文庫もわら半紙だったなw
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- 118
- 2016/01/04(月) 23:47:52.52
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文芸文庫の紙って黄ばみ易いよね
背表紙も退色しやすいし
値段に比べてそこら辺がどーなんだろうって思うわ
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- 2016/01/05(火) 10:10:07.24
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最近は光文社古典新訳やちくま学芸も高くなってるけどやっぱり文芸文庫には負けるな
200ページ足らずで1400円支払わせるロックな精神は誰にも負けないぜ
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- 120
- 2016/01/05(火) 11:36:29.18
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おう。
本来文学は貧乏人には縁がないものだ。
貧乏人が混じってきてゴチャゴチャくだらないことを言わないように
本の値段はもっと高くすべきだね。
みんな文芸文庫をみならうべき。
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- 121
- 2016/01/05(火) 13:21:56.15
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この文庫でしか手に入らないから仕方なく買う人の顔を見てみると、
みんな悔しそうな顔をしている
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- 122
- 2016/01/05(火) 15:33:29.05
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ハードカバーならまだしも文庫なんだから、手軽さも大事よ。
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- 123
- 2016/01/05(火) 16:55:44.33
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>>121
みんな悔しそうな顔ってw
おまえは本屋の店員かw
自分が貧乏で悔しいからって勝手に空想の羽をひろげてはいけない。
ああ、文庫で読めるんだと喜ぶ顔だってたくさんあるさ。
というより他では読めなくなったものをこの文庫が提供してくれるというありがたさ。
ほかのカタチで読めなくなったということはすでに採算に乗らないってことを理解しないと。
ガキじゃないんならね。
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- 124
- 2016/01/05(火) 19:40:03.34
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藤枝静男は文芸文庫ですら品切れ・未収録だったりするからなあ。
というか、藤枝静男著作集は講談社なのにこのありさま。
よっぽど売れないんだろうね。
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- 125
- 2016/01/05(火) 19:53:12.18
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一番売れてるの何?
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- 2016/01/06(水) 04:05:16.70
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>>125
白洲正子の『かくれ里』あたりじゃない?
地味に吉田健一の『時間』なんかも十五刷まで行ってるけど
作家ごとだと白洲と幸田文の二強な気がする
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- 127
- 2016/01/06(水) 07:59:33.37
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>>126
根拠は?
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- 128
- 2016/01/06(水) 08:05:43.10
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十五刷はすごいね。
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- 129
- 2016/01/06(水) 09:46:12.07
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>>128
一回の増刷で100冊っきりしか刷らないとし・た・ら?
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- 2016/01/06(水) 10:04:07.54
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あゆみBOOKS小石川店
(谷川雁『原点が存在する』(講談社文芸文庫)が品切重版未定。つまり、原点が存在するが存在しない。
存在して欲しい。存在しない原点が存在するが存在して欲しい。)
2015年12月21日
2015年02月22日
燃ゆる耳(らす)
http://blog.livedoor.jp/tokyo249/archives/51990960.html
リブロ池袋本店で講談社文芸文庫売上ランキングというコーナーがありました。
2014年1月から2014年12月までの販売実績で、第1位から第45位までのランキングが貼り出され、平積みされていました。
なぜ45までだったのか。販売実績のあったのが45タイトルだったということでしょうか。
1位は『おたのしみ弁当 吉田健一未収録エッセイ』でした。何がどれくらい売れるのか予想できていないためか、
この本が一位なのかと意外に思いました。吉田健一がシンプルに人気なのでしょうか、それとも何かで取り上げられたりしたのでしょうか。
ランキングを見ているとトップ10はすべて2014年に刊行されたものでした。やはりそういうものなのでしょう。
文芸文庫はそんなに新刊が出ている印象がありませんでしたが、並べられているのを見ると、思っているより出ているようでした。
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- 2016/01/06(水) 11:20:45.37
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>>127
いま手元にあった『かくれ里』の文庫本を見たら2011年6月20日刊行で44刷まで行ってた
白洲正子と幸田文は点数が多いのをずっと維持しつつ他社の本も売れてるからトップクラスと見ていいでしょう
まあそれ以上に文芸文庫で売れてる人がいたら教えて
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- 2016/01/06(水) 19:37:52.14
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「万延元年のフットボール」は何刷まで行ってるのかな?
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- 2016/01/06(水) 20:08:22.43
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けっこう行ってると思うけど、元々が講談社文庫を絶版になった作品ですからなあ…一回の増刷で何部くらいですか?
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- 2016/01/06(水) 20:30:24.21
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万延元年だけならそこそこ行ってんじゃない?
それ以外はなあ…確か文芸文庫でも絶版になってるやつがあったはず
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- 2016/01/06(水) 20:40:37.97
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文芸文庫で絶版になったらその作品の新品はもう二度と手に入らぬ。
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- 2016/01/06(水) 20:43:48.41
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文芸文庫で絶版になった作品ってどんなものがあるのですか?
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- 2016/01/06(水) 20:57:57.36
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Amazonで検索すればいくらでも出てきますよ
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- 2016/01/06(水) 20:59:03.00
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絶版になった作品てあるの
品切れなだけでしょ
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- 2016/01/06(水) 21:05:40.99
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>>137
ありがとう
「価格の高い順」でソートしてみたら一番高いのがこれでした。出品者が一人だから相場の値段かどうかはわからないけど…
遠くにありて (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061963112/
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- 2016/01/06(水) 21:18:17.75
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http://d.hatena.ne.jp/foujita/20040705
山内義雄『遠くにありて』(講談社文芸文庫、1995年)
先月「地下室の古書展」で入手した河盛好蔵著『回想の本棚』で紹介のあった本で、
ぜひとも読んでみたいと図書館で借りようと思ったものの、講談社文芸文庫で出ていたことを知って、
その発見を待とうと決めたところで、さっそく買うことができて嬉しかった。
「現代日本のエッセイ」と冠している講談社文芸文庫には読みたい本・欲しい本がいっぱい。
当の河盛好蔵の『河岸の古本屋』もその1冊。『狭き門』や『チボー家の人々』の訳者として知られる山内義雄であるが、
随筆集は没後に編まれた『遠くにありて』1冊だけのようだ。山内義雄の散文は今回の『遠くにありて』よりも前に、
「こつう豆本」で出ている『翻訳者の反省』で読んだことがあって、そのとき以来、山内義雄の名前を心に刻んでいたのだった。
『飜譯者の反省』には、講談社文芸文庫で年譜作成を担当されている保昌正夫氏による添え書きがあって、
年譜作成の合間に出会った『遠くにありて』未収の随筆を5篇集めたのが『翻訳者の反省』、というふうにあった。なので、2冊揃って嬉しい。
こういう古き翻訳者の、明治20年代生まれの文人の文章集というだけで大いにそそられてしまう。
東京山の手育ちで暁星出身、永井荷風の『あめりか物語』でボードレールを知って開眼、
上野の図書館で上田敏の『海潮音』を写し取り、当の上田敏にも京大在学時にぎりぎり対面する機会を持ったといったような世代と、
暁星在学時に、同級だった二人の俳優、築地小劇場の東屋三郎と新国劇の金井謹之助から教えてもらって、
近松、西鶴、紅葉、鏡花、饗場篁村、露伴、鴎外の翻訳といった書物に西洋文学と同時に親しんだという遍歴がかもしだす
ある種の文化圏のようなものに思いっきり共鳴で、今後ますますそんな本読みを真似したくなるし、そのあたりの出版史のようなものも追ってみたい。
山内義雄というと、月の輪書林の目録に、麻生三郎の雑誌「帖面」の山内義雄追悼号が出ていて、ずいぶん迷ったけど、結局申込はしなかった。
3月に鎌倉の近代美術館で見た「帖面」の表紙のことを思い出して、
その表紙のみならず「帖面」に名を連ねる人々のなんといい感じであることだろうと、あらためてうっとりだった。
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- 2016/01/06(水) 21:28:04.03
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百均で見かけると、必ず買う
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- 2016/01/06(水) 21:42:02.33
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Amazonでも古本は多くが1円(+送料257円)で買えるけど、文芸文庫の本は中古でも多くの作品は高相場なんだよね。これはなんでかな?と思うんだけど…
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- 2016/01/06(水) 22:15:44.12
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黒井千次はKindle落ちが多く、古書価格も安い。
「群棲」はそんなに悪いとは思わないのだけど、人気が無いんですかねぇ。
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- 2016/01/06(水) 22:18:49.46
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田久保英夫の「海図」は品切れで\12円…。
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- 2016/01/07(木) 08:49:34.72
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金井 美恵子(小説家)×磯? 憲一郎(小説家)×中原 昌也(小説家、音楽家、映画評論家、イラストレーター) 文庫で小説を読む楽しみ
https://www.youtube.com/watch?v=C4_RHEYsfMs&feature=youtu.be
講談社文芸文庫から刊行された、金井美恵子さん初の自選短篇集。
それぞれにコンセプトを変えて作品セレクトがなされた三部作が、
今月刊行の『エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集』で締めくくりとなります。
1冊目『砂の粒/孤独な場所で』には磯?憲一郎さん、2冊目『恋人たち/降誕祭の夜』には中原昌也さんに、
それぞれ解説をお寄せいただきました。
「解説を書いていただいたのは、いろいろな意味で書かれた作品や批評に対して、共感や共通の文学的関心を持った方たち」
と金井さんが語るお二方と金井さんとで、「文庫で小説を読む」ことについて、存分に語り合っていただきます。
お三方が発表する「文庫ベスト3」も、文学ファン必見!
【講師紹介】
金井美恵子(かない・みえこ)
1947年高崎市生まれ。小説家。67年「愛の生活」でデビュー。68年に現代詩手帖賞を受賞。
著書に『プラトン的恋愛』(泉鏡花文学賞)、『タマや』(女流文学賞)、『噂の娘』、
『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』、『お勝手太平記』など。
磯?憲一郎(いそざき・けんいちろう)
1965年千葉県生まれ。2007年「肝心の子供」で第44回文藝賞を受賞しデビュー。
著書に『終の住処』(芥川賞)、『赤の他人の瓜二つ』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)、『往古来今』(泉鏡花文学賞)、
『眼と太陽』、『世紀の発見』、『電車道』など。
中原昌也(なかはら・まさや)
1970年東京都生まれ。小説家、音楽家、映画評論家、イラストレーター。
1998年『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』でデビュー。著書に『あらゆる場所に花束が……』(三島由紀夫賞)、
『名もなき孤児たちの墓』(野間文芸新人賞)、『中原昌也 作業日記』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)、『知的生き方教室』など。
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- 2016/01/07(木) 09:14:53.91
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いそぽん、会社辞めてから仕事しまくってるね。
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- 147
- 2016/01/07(木) 14:22:43.86
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他の仕事は?大学の教員以外で
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- 2016/01/07(木) 16:42:03.58
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壱KKO.
折口信夫/安藤礼二編「折口信夫対話集」(講談社文芸文庫・2013年)読了。示唆に富む対話の数々。
でも印象的なのは「若い時分、といっても十五年くらい、コカインを使っておりましたから」
「コカインがあれば書くというようなことで、書く時は四十八時間位続けて書いた」と云う発言だったりする。
2016年1月4日
暗愚正傳
高橋たか子「人形愛/秘儀/甦りの家」(講談社文芸文庫)読了。内面をぬるぬるとしかも理知的に探る筆が魅力。
しかし作家にとって和巳と結婚して死別する17年の歳月は何だったのだろう。
才能を非生産的に浪費した感が否めないが、それがあったからこそカソリック受洗が示す境地を得たようでもある。
2016年1月5日
moegi nakano
それと、久しぶりに文芸文庫の先月の新刊、埴谷雄高『酒と戦後派 人物随想集』(講談社文芸文庫)も。
『現代詩手帖』の北村太郎追悼特集に収録されたすてきな一文が再録されている(!)のを見つけて。
しかし、このタイトル、なんだか昨今の酒場ブームに便乗してるっぽいですけど...気のせいか。
2016年1月5日
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- 2016/01/07(木) 18:24:17.64
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以下、ステマではないぞ。
さっき某書店のベテランの方に
講談社文芸文庫の話を聞く機会があった。
ハッキリ言ってたけど、講談社は
今の価格でも完全に赤字だってよ。
初版部数も聞いたけどこれは書かない。
驚くほど少ないよ。
それが純文学の現実だ。
ほぼ再版かけられない=初版絶版
値段でガタガタ言ってる人が多いが、
他の文庫が見捨てた純文学作品を
最後の砦で守ってるわけ。
他社が会社の枠を超えて、絶版作品の
文庫化を許可してるのも講談社文芸文庫に
協力したいからだ、と。
単行本>文庫本みたいに思ってる人は
バカ高く意味ないと思うかもしれんが、
俺みたいな文庫本好きには有難い存在だ。
高いのは辛い、が買うよ俺は。
岩波文庫と講談社文芸文庫は
日本の純文学出版の最後の良心だと思うからな。
売れるものしか出版できないのは商売としちゃ
当たり前だ。その状況はもう極限まで来てる。
エンタメならいざ知らず。純文学出版まで
AKBみたいな世界になったらお終いだよ。
そう思う出版人のやせ我慢で継続してるんだ、
読書人としてそれを応援したいね、俺は。
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- 150
- 2016/01/07(木) 18:26:30.99
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岩波はよく買うんだけど、ここのは買わないな。
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- 151
- 2016/01/07(木) 18:39:43.12
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ワイは文芸文庫は全部古本やで!
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- 2016/01/07(木) 19:12:09.45
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たとえば松田解子の「乳を売る・朝の霧」とかを出しているのだけど
文庫化の基準がよく分からない。
他に出すべきものがあるでしょう?
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