【放射状】豊島区の大塚70【南・北】 [machi](★0)
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- 2018/04/12(木) 00:49:09
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日経電子版より
星野リゾート(長野県軽井沢町)は11日、観光客に特化した都市型ホテルの新ブランド「OMO(オモ)」でホテルスタッフが宿泊者向けに街歩きに同行して案内するサービスを始めると発表した。ホテルの進出競争が激しくなり、特別な体験を楽しむ「コト消費」の人気も高まるなか、ひと手間かけた運営で他社との違いを出す。
ホテルスタッフが色違いのユニホームを着て街の魅力を案内する
「ビジネス客を捨てる選択をしたことで、思い切ったサービスができる」。記者会見した星野佳路社長は強調した。
OMOの1号施設は今月28日、北海道旭川市に237室で開く。5月9日には東京都豊島区のJR大塚駅前に2号施設(125室)がオープンする。宿泊料は旭川が1人5千円から(2人1室利用時)、東京・大塚が7000円から(同)と従来ブランドより割安だ。
「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」というOMOのコンセプトを具現化するのが体験サービス「Go―KINJO(ゴーキンジョ)」だ。
ホテルスタッフが「ご近所専隊 OMOレンジャー」と名付けた案内役を務める。色違いのユニホームを着用し、徒歩圏内でガイド本に載ってない穴場の飲食店や名物ママのいるスナック、催しなどを案内する。ホテルにこもらずに街に出かけてもらう仕掛けだ。
所要時間が1時間で無料の「散歩」のほか、2時間で1人1000円(飲食代など除く)の4コースを用意する。有料コースは東京・大塚は「はしご酒」「昭和レトログルメ」「ナイトカルチャー」など。ホームページやフロントで申し込む。
星野リゾートはフロントや清掃など複数の業務を1人が受け持つ「マルチタスク型」の働き方を導入しており、案内役は時間帯によってフロントなど別業務もこなす。
館内に直径2メートル以上の「ご近所マップ」を掲示し、スタッフによるお勧めスポットを知らせる。(大林広樹)
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