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  • 154
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  • 2012/07/11(水) 23:07:06
>>153

Runway34の34とは、真北から時計回りに10度刻みで滑走路の方向を示したもの。
滑走路の端っこにペイントされているの見たことないかな?これ世界共通ルールな。

飛行機の原理として風に向かって離着陸する必要があるので、
北風のときは南から、南風のときは北から、西風のときは東から着陸することになる。

羽田空港の場合、北風時はRunway34に着陸、南風で視界がいい時は
Runway34の反対側つまりRunway16に着陸となる。
南風で視界が悪い時や西風のときはRunway22又は23に着陸となる。

今回は南西の風だったため、飛行機はRWY22=B滑走路(34ではない!)
に着陸しようとしたが、何らかの理由で、直前になって着陸できず、
そのまま上昇して着陸をやり直す必要が発生したと考えられる。

これを専門用語で、着陸復行=Missed Apploach という。
一般用語でGo Around=ゴーアラともいう。

着陸復行を行った結果、通常は低空飛行しないはずの西新宿上空まで
航空機が侵入したというわけ。
そして、その後大回りして再度千葉上空から着陸をやり直しをした模様。

パイロットが守らなければいけない飛行方法等を示した資料(AIP)には、
RWY22でMissed Apploachが発生した場合、015度の方向に右旋回して
4000ftまで上昇して管制官の指示を受けろとある。
今回はこの経路からもかなり外れているようだ。
管制官の指示はAIPに優先するため、特別な指示があったのかもしれない。

ちょっと長くなったが、理屈はこういうこと。

今時はネットで飛行経路を見ることができるので、
Flightrader24というサイトで7/10の8:00から8:30頃(UTC時間)を見てみそ。
147が言ったとおり、JAL126便(伊丹発羽田行B767-300)と
AAR1045便(金浦発羽田行B767-300)が新宿上空を4000ftくらいで飛んでいる。

>>152 厚木行きか立川行きのヘリの音だと思われ。

長文ごめんご。

ここまで見た

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