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  • 結局海にあふれ出すのか?
  • 2011/06/18(土) 19:11:15
福島第1、汚染水浄化システム停止 運転再開見通し立たず産経新聞 6月18日(土)12時54分配信


 東京電力は18日、福島第1原発にたまった高濃度の放射性物質(放射能)を含む汚染水の浄化
システムが運転を停止したと発表した。浄化システムは17日夜に本格運転した
ばかりだった。セシウム吸着装置は1カ月に1度のペースで交換する予定だった
が、放射線量が想定よりも早く交換基準に達したため停止したという。運転再開
の見通しは立っておらず、汚染水を浄化システムで処理し、原子炉に入れて冷却
に再利用する「循環注水冷却」の開始時期のめども立っていない。


 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は18日の会見で「7月中旬に完了する(工程表の)
『ステップ1』への影響はない」と強調。システムの運転再開時期については
「1週間程度で対応できる」と述べた。

 東電によると、浄化システムは17日午後8時に本格運転を開始。その後、セシウム吸着装置
に設置された線量計が設備の交換基準の4ミリシーベルトに達したため、18日
午前0時54分にシステムを停止した。吸着装置は1カ月に1度の交換を想定し
ていたが、運転開始後わずか5時間足らずで交換基準に達した。吸着装置周辺の
配管内を流れる高濃度汚染水から出る放射線を測定し、線量計の値が上昇した可
能性もあり、東電は「原因を究明した上で、対応を考えたい」としている。

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  • 2011/06/18(土) 19:14:57
 現在、1〜3号機の原子炉建屋やタービン建屋地下などにたまった汚染水の総量は約11万トン。
原子炉への注水や雨の影響で、汚染水は1日に約500トンのペースで増え続け
ており、汚染水の移送先となっていた施設の容量も満杯寸前。浄化システムの運
転開始が急務となっていた。

 浄化システムは、汚染水をポンプなどで吸い出し、浄化装置で放射性物質の濃度を1千〜1万分の
1程度まで下げる仕組みで、1日に汚染水約1200トンが処理できるとされた。
年内に約20万トンの処理を目指し、東電は汚染水の処理費として1リットル当
たり約210円、総額531億円(年間25万トンで試算)と見込んでいた。

 一方、浄化システムは試運転で水漏れが見つかるトラブルが相次ぎ発生。約2千立方メートルの
高濃度の放射能を含む汚泥が発生するものの、処理方法などはきまっていないな
ど課題も山積していた。

フリックゾンビ
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