□■□ 五反田事情 その37 ■□■ [machi](★0)
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- 2010/07/05(月) 13:26:51
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最近、母ちゃんから何度も電話が来てるのに、無視してしまってる・・・
頑張ってためた400万円をつぎこんで起業した。
でも、自分の区には起業の規制があった(自分の業界は)。
他の区では、規制そのものがないか、
あったとしても、申請すればいつでも認可される。
公務員の人に、うちの区でも認可してもらえるよう、何度も頼んだが、
「新しい業者が増えると、消費者が混乱しますから」
「(区の認可を受けないと倍の値段で勝負しないといけないが)大丈夫。売れると思いますよ。」
と、話が全くかみ合わない。
運転資金は底をつき、
昼の本業は365日休みなく働き、夜は居酒屋で働いて、
あまりにボロボロになってしまい、
笑顔を作っても、目が死んだ笑顔となってしまった。
この前、役所で1年に1回の申請の機会があった。
面談の日、自分でもわかるほど表情が死んでいて、
コミュニケーションがまともにとれなかったので、
(信頼関係を得られてないなぁ、落ちるだろうなぁ)と思ったら、案の定
「接客がだめ」「実績不十分」などの理由で却下された。
自分で言うのは何だが、
この店を借りる際も、不動産屋さんに、
「あなた、誰でもすぐ心を許してしまう、朴訥な雰囲気を持っていますから、
詐欺なんかすると、誰でもすぐ騙せますね」と言われていた。
内心「詐欺を1ヶ月もやり続けると、そういう顔つき・雰囲気になるから無理だよ」
と思っていた。
僕が起業したのは、どんな人も自分の会社に入ることで、
誰からも信頼され、尊敬される人格に育てる自信があったからだ。
それから1年後の僕は、過労で、誰からも気持ち悪がられる表情となった。
店が潰れることが、今月の1日に決まった。
大きな借金を抱え、職を失う。今も、借金取りからの催促が続いていて、
無視してしまっている状況だ。
まだ、親にも報告できてない。
・・・。
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