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  • 2010/07/18(日) 19:11:50
性犯罪者処遇プログラム

奈良・女児誘拐殺人事件の加害者にも性犯罪の過去があったため、
法務省ではこの事件を契機に性犯罪者処遇プログラムを作成した。

その内容は、海外で成果を挙げている認知行動理論を踏まえ、
性犯罪につながりやすい認知(考え方)のゆがみを認識させて修正する−というものだ。


例えば−。

>事件の時はどんな気分でしたか?

 「上司にしかられて落ち込んでいました。イライラや投げやりな気持ちが募っていました」

>どんなことが頭に浮かんでいましたか?

 「もうどうでもいい、と…目の前にいた派手な服装の女性に狙いを定めました…。」
 
 「派手な服装の女性は男を性的に誘っているんだから、という考えもありました」

派手な服装の女性は男を誘っていると…。そう考えると、事件を起こしやすいですよね

仮釈放で出所後は保護観察所が引き継ぎ、「コア・プログラム」を3カ月実施する。
認知のゆがみをさらに探り、自己管理と対人関係スキル、被害者への共感などを学ぶ。
同時に保護司らによる指導強化、家族向けのプログラムも行う。

犯罪白書によると、性犯罪者が出所後6年間に再犯し、刑務所に入る割合は満期釈放で63・3%、仮釈放で30・8%
太田教授は満期釈放者の再犯率の高さに加え、「再犯のおそれがない」と仮釈放された人の3割が再犯という状況を憂慮する。

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