【福島市発】自立更生促進センター構想 持久戦かな2 [machi](★0)
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- 2010/04/19(月) 02:45:13
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>>614
4月9日(金)朝日新聞掲載 福島大学・行政社会学部の教授による投稿記事。
同じ4月9日午後、法務省の記者会見で事実上の「開所宣言」
見事なタイミングでのタイアップ。
福島大学の生島浩教授は、朝日新聞の論者。
元保護観察官・至道会の理事・センター地域懇談会の副座長・センターに協力する会メンバー。
なぜ立役者の生島教授のコメントではなく、
行政社会学部の新村教授の投稿が、「4月9日」の朝日新聞に載ったのか、不思議なほどです。
生島教授の論は、
「人が集まる場所は犯罪のリスクが高い。子どもの集まる学校は、子どもにとってリスクが高い。
性犯罪でいえば教師が危険。犯罪のリスクをゼロにしようとすれば、罪を犯した者の排除につながる。
リスクとの付き合い方を学ぶことが大切」
この論の「リスクとの付き合い方」を、さらに開き直って推し進めると
新村繁文教授の「子ども達が、施設を見学したり、入所者と話し合ったりする」提案にまで
展開していくのでしょうか?
なんという衝撃的な教育観なのか。
学校は犯罪多発地帯、教師は危険、
子ども達は「保護観察所が監視する更生保護施設」への、体験学習・・・
センター推進の「この理屈」でいけば、
子ども達は、「より高いリスクに出会うために毎日学校へ通う」ことになります。
そんな義務教育が必要だと、いったいどこの国の法律に書いてあるのでしょうか?
生島教授の「教師が危険」発言は、地域懇談会の委員たちの反発を受け、
「第4回議事録」改ざん問題へとつながりました。つまり
「教師は性犯罪の、リスクが高い」と、表現をやわらかく書き換えてしまった行為が問題になり、
反対派市民が、市議会の文教福祉委員長・副委員長へと訴えたのでした。
朝日新聞掲載の新村教授の文章は、
「福島自立更生促進センターが、本来どのような目的のパイロット施設なのか」
いっさい触れられていない点に大きな問題があります。
民間の更生保護施設では受け入れられない受刑者、のためのセンターなのです。
「集団生活になじめず、悪風感染を防ぐために、個室が望ましい」と公文書に書かれた
受刑者のための・・・
義務教育において、児童・生徒に保護司の役割をおしつけることがあってはならない。
ましてや子ども達を、パイロット施設のモルモット扱いすることは、断じて。
狐塚センター推進の、理論的支柱は、福大教授。
センター反対署名にいち早く踏み切ったのも、福大付属中・小学校の父兄。
付属学校園は、(教育学部が廃止されたので)福島大学そのものの管轄。
福大は、この問題をどうとらえているのだろう?
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