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  • 2009/03/28(土) 10:05:41
卒業の季節、「イブニング6」もさようなら・最終回。
昨日は、「自立更生促進センター」の特集でしたね。
この「更生への道」シリーズ、観ているうちに
法務省のキャンペーン番組以外の何物でもない気がしてきて
報道姿勢に偏りがあるのでは、と疑問を感じた。たとえば
施設に反対する市民の陳情と、早期開所を求める保護司の陳情と
両方が市議会で不採択になっているのに
市民の陳情が不採択になったことのみを取り上げる、など。

この番組内で、保護観察所の再犯防止プログラムを紹介していた・・・
「認知行動心理学が基本の、性犯罪・暴力・薬物犯罪者のための
特別処遇プログラム」って、あの程度のものなのかと驚いた。
海外まで行って何を学んできたのやら。
3ヶ月で5回、各1時間程度、保護観察官との面談形式、ですか。
結局、尿検査で薬物使用をチェックすることが主目的の
回復よりは入所者管理にウェイトを置いた処置、に思われた。
あのようなプログラムで、民間の更生施設で受け入れ不能な
薬物依存者が回復するわけがない、否認の病・慢性の自殺ともいわれる
困難な病気なのに・・・到底理解できない、依存症専門医などの
アドバイスを受けているとも思えない構想。ためいきが出る。

卒業の季節、さよなら「イブニング6」そしてTBS・TUFに「贈る言葉」。

施設反対の署名をした8万人の市民を、「勝手に悪者にしてもらっては困るな」
薬物犯罪の急増している日本のマスコミとして、「君は現実の世界を知らなさすぎる」
「自分のいる世界ぐらい、自分で見たらどうだ!?」

信夫山に捧げる言葉。この施設に反対する気持ちは、「テコでも動かん!」
                  (by TBSの星30周年・哀悼のヴェーダ)

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