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  • 700
  •  
  • 2008/08/29(金) 01:33:26
>>699 それは違います。あとはご想像にお任せします。

最近流行の「社会復帰促進センター」などの民間刑務所ビジネス。
警備会社中心の共同企業体が参画。しかし、宗教教誨を受け持つ
日本宗教連盟に未加盟の新興宗教との関係が取り沙汰される。
まさか、矯正施設内で布教活動などありえる訳が・・・、

更に、矯正施設の教誨を非科学的と否定し、精神医学を中心に据え、
犯罪者は精神障害であるような観念に基づき、刑事政策と切り離し、
予防拘禁制度による隔離政策によって、市場参入を狙う精神科医。
幸いにして、多数の精神科医は、倫理面で問題視し反対の姿勢だが・・・、
まさか、聖職医療にモラルハザードなどありえる訳が・・・、

財界は、少子化による労働市場の縮小で、国内労働市場開拓が急務。
刑務所ビジネスは、ILOディーセントワーク対象外の安価な労働市場で利害一致?
確かに刑務作業時給数円の労働力は魅力ではあるが・・・、

以前、犯罪率は低下してるのに、何故に刑務所は飽和状態なのか?と
問い掛けをした。それは、刑罰法規厳罰化と適用範囲の拡大が原因だ。
治安悪化の建て前で、検察官が恣意的に動くとは考えづらいのだが、
検察官だって、アイデンティティは人それぞれだから・・・

アナーキストだって、夜警国家を志向するリバータリアンだって、
軍隊、警察、刑務所の共益性は否定しない。それが昨今の日本は・・・、

犯罪者とは、物質的・精神的・知識的貧困層そのものであるから、ヘゲモニー層と
相対的に統治されることを前提としての存在である。一般的に社会的相互作用とは、
人々の相互作用を通じての現実認知であるが、実際的には、ヘゲモニー層によって
人工的に造られたにすぎない観念が多くを占める。それを可能としているのが、
社会の刑務所装置化である。人々は、知らず知らずの内に思想、精神を矯正され、
規則を内面化した従順な人間になっているのである。

極端な話しだが、日本人の90%が社会復帰促進センターのような場所で
受刑者として刑務作業を強制されたら、残りの10%の人間に莫大な富を
もたらすだろう。それは、法の運用しだいでどうにでもなるのだから、

だから、矯正ビジネスと関連性の無い、国直轄の自立更生促進センター
構想は、必ず実績を残さなければならない。その有効性を証明する為にも。

ここまで見た

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