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  • 2008/08/17(日) 02:32:42
付属池田小学校・乱入殺傷事件の宅間守

傷害、恐喝、放火未遂、詐欺、動物虐待、極悪非道の限りを尽くした宅間守死刑囚。
極め付けは、出刃包丁を持って乱入し8人を殺害。児童13人、教諭2人に重軽傷を負わせた。

捕まって死刑にして欲しかった。絶望的な苦しみを、できるだけ多くの家族に味わせてやりたかった。
エリートの子供を狙えば、事件が大きくなると思った。と動機を語り、全て社会や家族のせいだと主張。

裁判当初は精神科通院歴を楯に保護観察処分を主張するが、情状鑑定で責任能力有りの認定を受けると、
一転、死刑判決を要求。罪に対して反省の弁も無ければ、被害者家族にも一切の謝罪無し。
弁護士の控訴手続きを、宅間本人が自ら取り消して死刑が確定。本人の強い要望で1年後死刑執行。

道徳や常識から逸脱した宅間守のような人間を、社会の脅威として排除すると、疎外感や孤独感から
反社会的行動をとる傾向があります。宅間守のような人間に対しては、排除は反社会的行動の動機付けに
成り得ますし、宅間守のような人間は、社会が内包している潜在的なものでありますから予防措置などは
取り得ないのです。ですから、反対派住民の不用意な言動や行動が、思わぬ所からのテロ行為の引き金と
なることを危惧している訳です。そのリスクを回避する為には、社会は何人も見捨てることは無いと言う、
強いメッセージを発し続けることが重要であると思うのです。

秋葉通り魔事件の加藤智大などは、あれだけの残虐な事件を引き起こした犯人であるにも係わらず、
その残虐行為に対しては、シンパシーを持つ者が多く存在し、ネット上では聖人化されています。
この世の中には、どれだけの予備軍が存在するのか?と残虐性以上に愕然とさせられた出来事でした。

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