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  • 98
  •  
  • 2014/02/04(火) 12:38:54
1年後にホールボディカウンターで測定しても、当時の内部被曝って測定出来るのかな?

ここまで見た
  • 99
  •  
  • 2014/02/04(火) 13:25:36
やっぱり、家庭菜園や野山の物が食べられない現実はオカシイ。
我慢させられてることに腹を立てないと。

ここまで見た
  • 100
  •  
  • 2014/02/04(火) 18:39:01
>>98

内部取り込みは、取り込んだ時点でその核種により、
どのくらいの時間でどのくらいの割合が体外に排出されるか決定します。

ということは、その人が今後どれだけの被ばくをしていくのかが、
計算できると言うことです。

放射線防護上は安全面を採用するので、内部被ばくした時に将来の分もまとめて
いっぺんに被ばくしたと仮定して対策を取ります。

預託線量というのはそういう考え方を言います。


疑問を持たれた、過去の内部被ばくについては、残念ながら調べようがありません。
体内にセシウムでも残っていればそこから推測する方法もあるのですが、
取り込んだ時期が不明であったり、繰り返し取り込んでいたりすると
それも信頼性に欠けてしまいます。

ただ現時点でセシウムが検出されないのであれば、
セシウム134の半減期が7年、セシウム137の半減期が30年からすると、
事故直後にも摂取してなかっただろうと思います。

また事故後に一番深刻だったヨウ素137は、半減期が8日と短く、
もはや体内に残っていないので、推測することは不可能です。

しかたないので県では県民調査を実施して、事故時にどこで何を食べていたかを
調べています。
私も1年後くらいに提出しましたが、もはやそういう手段で推測するしかありません。

ここまで見た
  • 101
  •  
  • 2014/02/04(火) 19:26:33
>>99

まったくその通りだと思います。怒るのは当然です。

前にも書いた通り、今でも汚染物質がたくさん残っていることは事実です。
そのため不自由な生活を強いられていることは間違いないし、
家に戻ることすら出来ない人もたくさんいるわけですからね。


ただ、汚染物質の散らばり方には濃淡があって、郡山周辺ではそこからの
直接的な追加被ばくは小さいということです。


私の事務所で事故後から積算線量計で測定していますが、
平成23年6月28日から平成23年8月25日の58日間で513μSv → 年換算で 【 3.3mSv 】
平成23年8月25日から平成24年3月5日の193日間で1596μSv → 年換算で 【 3.0mSv 】平成24年7月31日から平成25年2月1日の185日間で1129μSv → 年換算で 【 2.2mSv 】平成25年11月25日から平成25年12月24日の29日間で148μSv → 年換算で 【 1.9mSv 】

この数値には大地からの放射線や宇宙線なども含まれていますので、
追加被ばくもっと小さくなります。

ここまで見た
  • 102
  •  
  • 2014/02/05(水) 00:27:46
>>100
詳しい説明ありがとう。
そうなると今頃測定しても殆の人は無意味ってことになるのか…

子供達の将来が心配だ

ここまで見た
  • 103
  •  
  • 2014/02/05(水) 01:24:59
>>102

ヨウ素の取り込みがあったと仮定すると、心配される影響は甲状腺ガンです。
そこで福島県では子ども達の甲状腺検査を実施しました。

チェルノブイリでは事故後も汚染された牛乳を飲み続けたため、
子ども達の甲状腺ガンが増えたと言われています。

そのため日本ではすぐに牛乳の出荷を停止しました。
その上での検査です。


ただしチェルノブイリではガンが発症したのは事故後5年後から。

そのため福島県で行われている検査は5年経過する前に、
全員をひとまわり検査しておこうという予備調査という位置づけです。

予備調査と5年以降の調査を比較すれば、原発事故によって発症したのか、
それとも事故以前に発症していたのかが分かるという仕組みです。

ここで注意しなければならないのは、全員を検査すれば必ず異常が発見される確率が
増える、つまり発症率が高くなるということ。
これでは福島県の発症率だけ高くなってしまいます。

そこで国では福島県と同時に青森県、山梨県、長崎県でも
あわせて 4,365人を対象に検査を行いました。

その結果、4県の発症率に差は無かったことが確認されています。

気になる5年後からの調査ですが、発症率が上がらないことを祈るだけです。

ここまで見た
  • 104
  •  
  • 2014/02/05(水) 01:28:18
>>102

もう一つ気になることがあります。

それは福島県では子どものガン保険加入が増えているということです。

事後時に18才以下であれば、たとえガンになったとしても無料で治療を
受けられる事になっていますが、それでもあえて加入する理由を保険屋さんに
聞いたところ無料で受けられる治療は保険の範囲内だけだからということでした。

最新医療は受けられないということです。

そのためにガン保険に加入するのですが、私はことガンに関してはそのリスクを
親が負担するのはおかしいと思います。

これではもしガンが発見された時に、親の収入で子どもの受けられる治療が
変わってしまうことになりかねません。


「安心して暮らしていいぞ。でももし気になることがあったらすぐに病院に行け。
 あとはすべて面倒をみてやるからな。」

こう言ってあげるのが大人の責任だと思います。


私はガンの発症率が増えるとは思っていませんが、ここの点は是正を求めたいと思います。

ここまで見た
  • 105
  •  
  • 2014/02/05(水) 07:53:29
福島に住むと言うことは、そういうリスクや心配事を親も子も背負って生活しなければならないということですね。

ここまで見た
  • 106
  •  
  • 2014/02/06(木) 19:12:43
>>105

そこまで深刻な状況ではないです。
なにせ事故直後でも8μSv/hですから。

2巡目の検査が始まったら、みんなで調べてもらって安心しましょう。

ここまで見た
  • 107
  •  
  • 2014/02/06(木) 20:12:12
104です。

これから線量について少し述べたいと思います。

まず追加被ばく年間1ミリについて
原発事故後の混乱期に定められた基準です。
これを基に除染の目標値も定められています。

ネットでは1ミリを少しでも超えると死ぬような事を言われていますが、そんな事はありません。

74でも触れた通り原発で働いている人は、個人の被ばく線量を国が管理しています。
私の被ばく線量も国にあります。

私は5年間仕事をして、その累積で49.2mSv。
5年間の被ばくには濃淡があり、一番被ばくした時は年間19.7mSv。

タービン建屋は線量が低いのでタービン建屋だけで作業している人はもっと少ないのですが、原子炉建て屋で仕事をしている人はだいたいこんな被ばく量です。
そういう人が日本中に何千人といるわけですから、1ミリ増えたところで何ら影響はありません。

また世界の自然放射線による被ばくの平均が2.4mSvということ。

それでは県内の被ばく線量の実態はどうなっているのでしょうか。

それは私よりも皆さんの方が詳しいはずです。なぜなら県内の子ども達はガラスバッチを着用したことがあるからです。
それがその子の正式な被ばく線量になります。
それを1年間に換算して頂ければ分かります。

2.4mSvよりも低いでしょうか? 高いでしょうか?
もし5mSv以上であるようなら何かしらとんでもない状況が予想されます。
対策を取った方がいいと思います。

ここまで見た
  • 108
  •  
  • 2014/02/07(金) 10:07:16
質問です。

現在、警戒区域から避難している自治体が復興計画として帰還計画を策定しています。
2〜3年後には解除と同時に帰還を促す予定のようですが、どう思われますか?
安全に生活できるものなのでしょうか? とても他人事に思えないのですが。
各自治体のHPには夢のような計画が掲載されています。

ここまで見た
  • 109
  •  
  • 2014/02/07(金) 22:40:50
>>108

ディープな質問をありがとうございますw。

帰還にあたっては『線量』と『インフラ』、2つの問題が生じています。

まずは線量の問題から。

皆さんは何となく、「年間1ミリ(mSv)なら安心だ」と思っているでしょう。
これは最初に「長期の除染の目標を追加被ばく年1ミリ(mSv)にします。」と言われたからです。

この時に「年5ミリ(mSv)」と言われていたらどうでしょう。
「5ミリ(mSv)でも安全だ」と思われたのではないでしょうか。

このように国が発表する基準というのは、国民の心を大きく作用してしまいます。


それではここで問題を1つ。
今の日本の被ばくの基準(被ばく限度)はいくらでしょうか?

答えは年 20mSv。

もう忘れていたでしょうw。
誰かが泣いて訴えていましたが、大元の基準はそのままです。

それでは、安心の 1mSvと、泣くほどの 20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?

.........つづく

ここまで見た
  • 110
  •  
  • 2014/02/08(土) 01:48:16
109です。

それでは1mSvと20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?

説明に入る前に参考までにお話しすると、
事故前の原発で、
必要に迫られて被ばくする1日の最大被ばく線量が1mSv。
私が5年間の働いた中で最も大きかった年間被ばく線量が20mSv。

もちろん全員がこんな量の被ばくをしているわけではありませんが、
必要な場合には十分にあり得る範囲の線量です。


この危険度の差を、ある高さから飛び降りた時の危険度で比較してみましょう。
1mSvと20mSvとでは20倍です。

1?と2?。
1?と20?。
10?と2メートル。
1メートルと20メートル。

どれも20倍ですが、私はこの中で危険度の差が丁度いいのは『10?と2メートル』だと考えます。

つまり...
1mSvとは、10?の高さから飛び降りる危険。
20mSvとは、2mの高さから飛び降りる危険。
そのくらいの差です。
(実際は累積なのでちょっと違うのですが、分かりにくくなるので無視します)

それでは放射線障害が発生しはじめるのは、どのくらいの高さから飛び降りた時でしょうか?

ここまで見た
  • 111
  •  
  • 2014/02/08(土) 09:55:13
福一は駄目により仕組まれたテロ

脱原発を促し、化石燃料を大量に消費させ、放射性物質を撒き散らし、日本の農業・漁業・畜産業を壊滅させてTPPの参加を促し、

関税障壁をとっぱらって

食糧輸入を増加させ、日本を貿易赤字国・経常赤字国にし、円安へ導き、日本の冨を掠め取り

(経常赤字→国家間の収支が赤字、日本人の金融資産が減っていくということ)、国債発行を困難にさせ、

公的保険、年金を崩壊させて、日本人を貧乏にさせ

最終的にはその不満を右傾化に持って行き、中国と戦争させようとしている

?日本のブランド力を低下させ貿易黒字を減少させる。

メディアを通じ日本が放射能汚染された国であることをプロパガンダし、日本製品(観光客も含め)を忌避させる。

直前のトヨタパッシングからも明らか

?脱原発を促し、化石燃料を大量に使用させることで輸入額を増大させ、日本の貿易黒字を減らす。

現に日本の貿易収支は10月までで大幅な赤字である。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1550

?東日本の農地、太平洋を放射能物質で汚染し、日本の農業、漁業、畜産業を壊滅させることで 日本の食料輸入を増加させ、貿易黒字を減らす。さらにTTPの参加を煽って日本を従属化

ここまで見た
  • 112
  •  
  • 2014/02/08(土) 11:04:01
道でも譲ってもらったのかね。

ここまで見た
  • 113
  •  
  • 2014/02/08(土) 15:55:21
110です。

それでは放射線障害が発生しはじめるのは、どのくらいの高さから飛び降りた時でしょうか?

放射線障害が発生し始めると言われているのが、一度に1000mSv。
半分の人が死亡する半致死線量が、一度に4000mSv。
すべての人が死亡する全致死線量が、一度に7000mSv。

同様にこれを高さで表すと
障害が発生するのは、 高さ 100mです。
半致死線量が 400m
全致死線量が 700m
となります。

涙の20mSvと障害が発生し始める1000mSvとの差は、2mと100mの差。
この差の大きさを実感していただけたと思います。


ここまで書いてしまうと、じゃあ20mSvでも大丈夫だなと思われてしまいそうですが、
20mSvは、元々は私たちのようにお金をもらって働く人の被ばく限度です。

お金をもらわない人は、そこまでの環境にいる必要はありません。
被ばくは低い方がいいに決まっていますから。


帰還に当たっては、1mSvから20mSvの間で折り合いをつけることになります。

ここまで見た
  • 114
  •  
  • 2014/02/08(土) 16:50:33
113です。

もう1つはインフラの問題です。

インフラの問題は2つに分かれます。

1つは電気、ガス、上下水道などのライフライン復旧の問題。
もちろん職場や商店や病院が再開される必要もあるでしょうし、
郵便や宅配も届かなくてはなりません。

もう1つは地元と避難先との社会インフラの差の問題です。

いち早く帰村宣言を出した川内村。

早く戻って欲しい村長と、戻ることに躊躇している若者の意見交換が放映されたとき、
郡山に避難している若者に向かって、川内の方が線量が低いんだから、
安心して戻るように促したのですが、若者はその事実を理解しながらも、
ここは学校も近いし、車でちょっと走れば病院もショッピングセンターもあり、
なかなか帰る気持ちにならないようなことを答えていました。

知ってしまった便利さは簡単には捨てられないと言うことでしょう。
これも原発事故がもたらした大きな被害なんでしょうね。

よってお尋ねの帰還計画については、帰還する事により健康リスクが増えるとは
思いませんので、しっかり策定して欲しいと思います。

ただ、帰還するには住民が1mSvを超える新たな基準を受け入れる必要があることと、
便利な都会生活を捨てて戻るための意識付けが必要なんだろうなと思います。

どちらも心の問題なので、時間をかけて進めるしかありません。

ここまで見た
  • 115
  •  
  • 2014/02/10(月) 18:55:03
107です。

今までは郡山の状況を書いてきましたが、
次は原発周辺の状況を見てみましょう。

まず原発周辺が郡山と決定的に違うのは、地震の被害の他に、
津波の被害と深刻な原発事故被害を被っていること。

特に津波被害については、震災直後に南相馬といわきの豊間に行き、
あまりにも凄惨な状況に愕然としました。

圧倒的に大量のがれき、打ち上げられた漁船、ひしゃげた車、
土台しか残っていない家。ガラスの無い窓からひらひらしているカーテン。
またその臭い、重苦しい空気、散乱した写真など、
テレビやネットを見ていただけでは絶対に分からないことです。


これは原発被害についても同じこと。

そこで何が起こっているのかは、
自分の目で見て肌で感じなければ絶対に分かりません。

それでカミさんと一緒にあちこち見て回りました。

もちろん立入禁止区域には入れませんが、出来るだけ限界まで行き、
人のいない町、夜になっても明かりが灯らない家並みを見てきました。


.......つづく

ここまで見た
  • 116
  •  
  • 2014/02/11(火) 14:10:25
115です。

出来るだけ限界まで行き、人のいない町、夜になっても明かりが点かない家々を見てきました。

原発周辺の町、村の様相は場所によって2つに分かれます。
1つは南北地域、6号線沿いの町です。

区域の再編後はだいぶ近くまでいけるようになりました。
6号線を南側からだと富岡町夜ノ森まで。
6号線を北からなら浪江町と双葉町の境界線のあたりまで。

まずは南側。

私が1F勤務の時は結婚前は大熊町の寮、
結婚後は富岡町の雇用促進住宅に住んでいました。

富岡町の雇用促進住宅まではギリギリ行かれるようにはなりましたが、
そこの駐車場の線量は5μSv/h。
大熊町の寮はゲートの先で入れません。

富岡町内にはまだ住むことは出来ませんが、入る事は出来ます。
一回りしてきましたが、町の中は地震の被害は放置されています。
ブロック塀は壊れたまま、ショーウインドーは割れたままです。

それと駅前で猫を一匹、県道35号線でおしりが痩せこけた牛を一頭見かけました。

.......つづく

ここまで見た
  • 117
  •  
  • 2014/02/12(水) 12:30:24
放射線を浴びる量は少なくするに越したことはない。

CT検査の被曝でも、がんリスク上昇の可能性
http://apital.asahi.com/article/tsubono/2013060300009.html

ここまで見た
  • 118
  •  
  • 2014/02/12(水) 18:20:24
116です。

駅前で猫を一匹、県道35号線でおしりが痩せこけた牛を一頭見かけました


富岡駅は津波にやられ駅舎がなくなってしまいました。
瓦礫はきれいに撤去されて、ホーム越しには海が見えます。

当時カミさんとワインを買って帰った駅前の酒屋さんも
津波にやられてしまいました。

駅周辺の線量は0.2〜0.7μSv/h。
5μSv/hあった雇用促進住宅から南に1.5キロぐらいですが、とても低いです。
ここは1Fから10キロくらいですが、近いだけあり、
線量の濃淡の差はとても大きいですね。

さて、もっと驚いたのは楢葉町。
すでに稼働している広野火力のすぐそばなのですが、
民家の居間に津波で流されてきた乗用車が突っ込んだままの状態です。

未だにこんな状態のままだったのですね。

6号線は1Fに行き来する車がたくさん走っているし、
自動販売機ではお茶やコーヒーが販売され、コンビニも普通に賑わっています。
表面上は事故の深刻さを感じられませんが、
ちょっと裏に回るとやはり事態と深刻さが見えてきます。


........つづく

ここまで見た
  • 119
  •  
  • 2014/02/13(木) 10:22:00
学者を使っての避難自治体の復興計画、絵に描いた餅だね。
彼の地での正常な生活は望めません。
帰りたい高齢者を人質に取った帰還計画に見えます。
怖いことです。

ここまで見た
  • 120
  •  
  • 2014/02/13(木) 18:50:33
118です。

ちょっと裏に回るとやはり事態と深刻さが見えてきます。

次は6号線を北から。

再編前は南相馬にゲートがあったのですが、
今は浪江町の南、双葉町との境界線近くまで入れます。

こちらも南ほどではないですが、交通量は多いです。
ただし浪江町は町への立入は禁止。

国道は線量が低いのですが、町内はおそらく高いのでしょう。
サンプラザの近くにあった私の会社は、今は福島市で営業しているし聞きました。


次に南相馬から横川ダム方面へ行きました。
ここは DASH村のある浪江の町の津島地区へ通じる道路で、
事故直後は通れた道です。

ところが今は最後のトンネルの手前で封鎖されていました。
そこでの線量は5μSv/h。

事故のすぐあとに通ったときは線量計がなかったのでわかりませんでしたが、
20μSv/hくらいはあったのでしょうね。



............つづく

ここまで見た
  • 121
  •  
  • 2014/02/13(木) 19:11:31
5μSv/hってのは まだ異常だな

ここまで見た
  • 122
  • 恋するゆきんこちゃん
  • 2014/02/14(金) 22:49:20
>>121

住んでいいところがある一方、ダメなところもあるということです。

ここまで見た
  • 123
  • 恋するゆきんこちゃん
  • 2014/02/14(金) 23:56:22
120です。

20μSv/hくらいはあったのでしょうね。

原発周辺の町、村の様相は場所によって2つに分かれます。
1つは南北地域、6号線沿いの町です。

2つめは原発の西側。
川内村、都路村、葛尾村、川俣町、飯舘村などのゲート近くです。

こちらの様相は6国沿いの町とはガラッと違います。
とんでもなく寂しいです。

今でこそ除染作業員の姿を見かけるようになりましたが、
1年前までは人っ子一人いない家並み。
時々赤色灯を点けたパトカーや
青色灯を点けた防犯パトカーが通るだけです。

ある人がブログで言っていました。

『一時帰宅で物を取ってきた者には分かると思うが、
たった半年離れていただけで物は魂が抜けたようになる。
俺も持ち帰ってきてはみたが、未だに整理できない。
自分の物ではないような感じがするのだ。
置き去りにされた恨みでも持っているのかのように感じるのだ。』

まさに町全体がこんな印象に見えます。


.......つづく

ここまで見た
  • 124
  •  
  • 2014/02/16(日) 01:49:17
123です。

まさに町全体がこんな印象に見えます。


ちなみに飯舘村は事故後の夏には国道沿いで、3μSv/hほどありました。
ちょうど1年前の2月に飯舘に行ったときは0.6〜0.7μSv/h程度。
帰還の話が出るのも頷けます。

ただし、ちょっと奥に行くとまだ高い所があります。
去年の春に流れたニュース。
飯舘村の住人が植え続けた桜の花が2000本になり、みんなで花見をしたという内容。
ご覧になった方も多いと思いますが、あの花見は時間制限で行われました。
そこでの線量は5μSv/h。


ぐるっと回ってみると、
まだまだ帰れない帰還困難区域ともうすぐ帰れる避難指示解除準備区域。

その間に挟まれて居住制限区域があります。
居住制限区域は郡山より低い所もあれば、5μSv/hの場所もあり、
避難指示解除準備区域と帰還困難区域との間で、緩衝エリアのような意味合いを持っているようです。

ここまで見た
  • 125
  •  
  • 2014/02/16(日) 21:12:31
124です。

今日は休日返上で会社の雪かきでした。
社会人はいくら大雪でも出勤しなければならないので大変です。

30年ほど前にも大雪の時がありましたよね。
あのときは停電の上に電話も不通。

学生だった私は冬休みで実家に帰省中。
友達のところへ行こうと思っても、電話が使えないのでいるかいないのか分からない。
積雪1メートルをかき分けて行った挙げ句に不在では、あまりに悲しすぎるので、
1週間自宅に籠もっていました。

おかげでルービックキューブが出来るようになりました(笑)。


おっと、放射線とは関係なかったですね。

でも無理やり関連づけるとすれば、原発事故当時のスキー場。
汚染物質は雪の上だけ。

もしこの状態で雪をまとめて片付けておけば、春になったらキレイな表土が現れます。
そうすれば春、夏、秋と子ども達を呼び放題。一儲けできたかもw。

私もそこまでは気が回りませんでした。
もったいなかったなぁ〜。

ここまで見た
  • 126
  •  
  • 2014/02/17(月) 20:22:30
125です。

今回は飯舘村のお話しです。

東京に住む友人が、週末、飯舘村を訪れてNPO活動をしています。
NPOの名前は「ふくしま再生の会」

農業支援として米とサツマイモとソバと牧草を栽培。
セシウムを吸収しない農作物の開発を目指しています。

メンバーには、あちこちの大学や専門家の偉い人や、
原子力に携わって来たメーカーの方々が
今までの知識やノウハウを集め福島の再生を応援してくれています。


昨年私が現地に行った時もいたのですが、
海外メディアの取材があったり、
また噂を聞きつけた海外メーカーからの資材売り込みも多いそうです。


.......つづく

ここまで見た
  • 127
  •  
  • 2014/02/18(火) 19:05:43
126です。

また噂を聞きつけた海外メーカーからの資材売り込みも多いそうです。

このNPOの目的のもう1つは、村民のの帰還支援。

農家の協力を得ながら、高齢者でも自分で出来る除染方法を探るために
実験をしています。
裏山を削り、落ち葉を拾い、枝を打ち払ったり、山の水が流れ込まないように
家のまわりに側溝を掘ったりと様々な活動をしています。


ところで、私は震災前は飯舘村をそんなに認知していた訳ではなかったのですが、
震災後に何度も足を運ぶうちにこの村が好きになりました。

でも今は住民がいないので、家や田畑に猪や猿が出没し、荒らしているそうです。
私も大きな猿を見かけたことがあります。

NPOの田んぼのまわりには猪よけの電線が張ってあります。
猪の鼻先はとても敏感で、ビリッとくると近寄らなくなるそうです。
私も恐る恐る触ってみましたが、なるほどビリッときましたw。


そうそう、村の真ん中に1軒だけ営業しているガソリンスタンドがあります。
事故直後は計画的避難区域に指定され、仕入れさせてくれる販売店もなかったと聞きました。

目の前が警察の待機場所で給油しなければならないという責任感もあるのでしょうが、
避難先から通って頑張っています。

........つづく

ここまで見た
  • 128
  •  
  • 2014/02/19(水) 19:15:04
127です。

飯舘村では、国も原発事故直後からいろんな研究や実験を行っています。

最初は田んぼの除染。
真っ白いタイベックスを着た作業員がたくさん見かけられました。

次は森林除染。
あちこちで林の一角を伐採しながら調査をしています。

今は仮置場の設置です。
作付けが出来ない田んぼをつぶして仮置場を造っています。

もちろん作業員は福島県の人だけではとても間に合わないので、
ゼネコンが中心となり、県外から大量投入しています。


一度連休に訪れた時に、全面マスクとタイベックスを着用しながら
池で魚釣りをしている若者に出遭いました。

釣ってみたところでいかんともし難い魚釣り。
帰省しないで過ごすのは、よっぽど暇だったのでしょうねw。


.......つづく

ここまで見た
  • 129
  •  
  • 2014/02/21(金) 23:22:05
128です。


1年ほど前になりますが、飯舘村の神社が火事になり、
宮司さんの奥様が亡くなられました。

飯舘村は避難指示解除準備区域。
日中の出入りは自由ですが、宿泊は禁止されている場所です。

宮司さん夫妻は避難先の福島市から通っていましたが、
当日は奥様が体調を崩し、やむなく神社に宿泊したそうです。


消失した本殿を訪れると、まわりの大きな木々が焼け焦げていました。

残念ながら消防団も避難している空白区域。
初期消火に手間取ってしまったようです。

ここまで見た
  • 130
  •  
  • 2014/02/22(土) 12:12:47
11年のGWに喜多方ラーメン食べにゆくか…とスクーターでトットコはせさんじ、うっ話題から沈静気味なのに
きてよかった!という満足とともに郡山で雨にふられまして…ミラーのぞきこんだら充血。きてるなと。

でもまだ生きてるし、まあそんなもんじゃないすか。

ここまで見た
  • 131
  •  
  • 2014/02/22(土) 22:45:17
129です。

今朝、裏のおじいさんが汚染水漏れの新聞記事を見てあきれていました。
「まったく何をしているのか。」

まあ、これに異議を唱えるつもりはありませんが、
でも東京電力に力を注いで欲しいのは、汚染水対策ではなく原子炉対策です。

報道を見ていると今の危機は汚染水であるように感じますが、
そうではなくてやっぱり深刻な危機は原子炉です。
汚染水問題は原子力技術とは関係のない、タンク部分の土木、建築の問題なのです。

さて、ここで確認しなければならないのは汚染水トリチウムについてです。
トリチウムは放射性物質除去装置「ALPS」で唯一除去しきれない放射性物質です。

その危険性について日本では猛毒だという意見と、何の危険性もないという意見
の両方が報じられています。

こういうときは、じゃあ外国ではどうしているのと考えるとわかりやすいです。
〈ここはぜひご自身で検索してみて下さい。〉
するとトリチウムは運転中の原発からも海洋に排出されていることと、
その量も半端じゃない事が分かります。

日本では汚染水は蒸発処理などで減量することなく単に貯めているだけです。
やがては行き詰まりますし、そうなれば海洋放出の話も出てきます。

日本人の国民性をみるとすんなりと受け入れられるとは思いませんが、
もし、事故前にも放出していた事を明らかにし、その数値も示されたなら、
まずはその範囲内では認めるべきだと思います。

ここまで見た
  • 132
  •  
  • 2014/02/23(日) 10:04:53
だれかの日記帳になってるのね。

ここまで見た
  • 133
  •  
  • 2014/02/23(日) 10:59:30
>>132

くすくす...。
独占するつもりは毛頭ないので、どうぞ他の方も書き込んで下さいね。
ご質問もどうぞ。

ここまで見た
  • 134
  •  
  • 2014/02/23(日) 11:11:53
131です。

福島県にはいくつもの大型プロジェクトが入ってきていて、
今年あたりからそれらが開花してきます。

郡山に間もなく産総研がオープンします。
産総研では様々な研究を行っていますが、
その中でも郡山に設置されたのは再生可能エネルギーの研究所です。

加えて、医療機器開発・安全性評価センターも郡山に開設します。
ここでは体内に埋め込む医療機器の安全性を大型動物を使って実験します。
なるだけ人に近い大型の動物で検証するのがいいいそうで、
無菌のブタが飼育されます。

また福島県立医科大学ではガンを中心とした新規治療薬の開発をする
医産TRセンターを開設します。

これらは本体以外にも、関連事業所の研究所が集まってくることにより、
人口増加や地元雇用が期待されます。


次も郡山ですが総合南東北病院ではガン治療として陽子線の次の技術である、
中性子線治療の医療センターを世界で初めて開設します。
中性子線治療は再発ガンに効くそうで、世界中から患者さんやご家族が
来ようになるそうです。



.......つづく

ここまで見た
  • 135
  •  
  • 2014/02/24(月) 18:34:32
134です。

福島県に予定されているたくさんの大型プロジェクト。

前回紹介した物に加えて洋上風力発電所があります。
将来的には100基の風車が回ることになりますが、
当面はいろんな型の実験用風車を3基設置します。

発電したら送電線を使って電気を送ることになりますが、
この風力発電の電気は広野火力の送電網に送り込みます。

3基のうちの1基が設置されたとの報道で、楢葉町にある天神岬まで見に行って
きましたが、残念ながら見つけることは出来ませんでした。

後日知ったのですが、設置場所は広野沖ではなく、
富岡の福島第二原発(2F)沖だったのですね。

改めて見に行ってきましたが、残念ながら羽根までは見えませんでした。
でも灯りが点滅している物体がありましたので、あれが台船なのかと思います。

将来的にここに100基の大型風車が設置される予定ですが、
地元の漁協との補償問題が解決していないという話も耳にします。

うまく解決して、新たな観光スポットになればいいなと思います。

ここまで見た
  • 136
  •  
  • 2014/02/25(火) 18:40:32
135です。


福島県では震災後から津波や原発事故に対して、
たくさんのニュースが流れています。

ニュースには良いニュースと悪いニュースがあります。
特に原発事故の当事者である福島県民にとっては、
どちらのニュースも価値あるニュースです。


でも県外の人にとって価値があるのは悪いニュースだけ。
実際、県外では原発事故のニュースはほとんど流れません。
唯一流れるのはトラブルの報道。


これで心配しなくちゃならないのは、県外に避難している人。
福島産の食品を強く拒否しているのも福島県から避難している人と聞いています。

思うに、私自身も事故直後は何が起こっているのかまったく分からず、
本当に怖かったです。

ひょっとしたら県外避難者って、良いニュースが届かなくて、
あのままず〜っと怖がり続けているのかもしれませんね。

だったらとても気の毒です。

ここまで見た
  • 137
  •  
  • 2014/02/26(水) 00:26:52
まるで県職員の日記だな。

県内に住んでるから優良県民ですか?!
そう思わないとやってられませんよね?!

ここまで見た
  • 138
  •  
  • 2014/02/26(水) 09:40:31
>>137

日記といわれるとちょっとツライですが、でもそう見えるかもしれませんね。
でもブログは別のところで書き綴っています。

事故当時は、誰もが県外避難を考えましたよね。
だから県外に避難した人のことを悪くいうつもりはありません。


というのはウソです。

あの時に避難しなかった人。
その理由はいろいろあると思います。
経済的、病人を抱えている、仕事をやめられない...
でも一番多かったのが使命感だったと思います。

私は郡山ですが、住民に加え多くの避難者が郡山にも逃げてきました。
そんな時に仕事を放り出すわけに行かない、頑張って彼らのために力を尽くしたい。
彼らの生活に直結するような仕事であればあるほど、その思いは強かったはずです。

そんな風に頑張っている一方、前述したように周りは汚染物質だらけ。
使命感あふれる一方、動揺も半端なく、50キロ避難が出されるのを待っているような状況でした。
そうなれば堂々と避難できますからね。

そんな中、避難していった人は恵まれてるなと思っていました。

今になってみれば、さほどの汚染じゃなかったことがわかりました。逃げなくて正解です。
逆に逃げちゃった人は、情報弱者になって苦しんでいるのかなと思ったんです。

ここまで見た
  • 139
  •  
  • 2014/02/27(木) 13:51:44
>>138
使命感で避難しなかった人って少数だと思うよ。
それに、さほどの汚染ではないかどうかは、まだ結果が出ていない。

自分は仕事と子どもの学業の関係で避難していないが、
避難できる状態になれば、今からでも避難する。

ここまで見た
  • 140
  •  
  • 2014/02/27(木) 14:15:11
原発周辺ならまだしも
さほどの汚染じゃないじゃん。
除染なんか税金の無駄。やんなやんな。

ここまで見た
  • 141
  •  
  • 2014/02/27(木) 21:11:14
↓のスレの奴ら福島を馬鹿にしていて許せんわ

【投票に行こう】山本太郎応援スレ34【参議院議員】
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1391865779/

724:地震雷火事名無し(大阪府) 2014/02/26(水) 00:57:49.87 SfelqGzA0 NG
サリン撒くのと、永遠のベクレ食材撒くのと
どっちが悪いのかを説明する必要あるんか?

オウムが殺したのは、所詮数十人くらいか?
福島の農家、漁師は数千人、数万人殺してるんじゃないのか?
http://hissi.org/read.php/lifeline/20140226/U2ZlbHFHekEw.html?name=all&thread=all

ここまで見た
  • 142
  •  
  • 2014/02/27(木) 23:06:18
>>139

放射線に対する考え方は人様々です。
それは国が統一見解を出さないかすらです。

実は私がこれを書き始めたのも、国の動き出しがあまりにも遅いからです。

一度復興庁の職員と話す機会があって、年間1mSvの見直しについてお願いしたのですが、「それは分かっている。でも今それを言うとたたかれる。 まだ機が熟していない。」
と言われました。

そのあとICRPが福島に来たときに、「1mSvにこだわるべきではない」と
発言したのを見て、ああこれは日本政府に言わされたんだなと思いました。

本来であればたたかれようが、正論を述べるのが国だと思います。
でも今の政府は逃げているなと思います。

私が書いてきたことは、本来であれば国が示すべき事。
でも、あまりにも国が及び腰なので国が動くのを待っていては
らちがあかないと思い書いています。

そういう少ない情報の中で福島県民は判断を迫られました。
ですから判断が分かれるのは無理もないことです。

でも、放射線に対しての安全、危険の判断は自分でしなくてはなりません。
人に言われて納得するような性質のものではないからです。
冷たいようですが、逃げたいと思うならその信念に沿って行動なされればいいと思います。

ただ私としては、思い直すことをお勧めします。

ここまで見た
  • 143
  •  
  • 2014/02/27(木) 23:09:49
>>140

激しく同意です。

ここまで見た
  • 144
  •  
  • 2014/02/28(金) 05:13:54
福島県内の放射線量は決して低いとも思いませんし、今後の健康被害に心配ないと思うか思わないかは、まだ断定出来るものではありません。
個人が安易に判断して、県内帰還を啓蒙できる由縁のものでもありません。
何故県外避難したのかを考えて下さい。本当の情報を隠したからです。健康調査にしても県は詳細な結果を個人に知らせていません。疑心暗鬼になった人達の不信が招いた結果です。
イベントやら祭りやら不自然な風評払拭は外からは奇異に見えます。また、風評被害といいますが、これは実害です。
まったく放射能が検出されないわけではないからです。基準値以下でもあることには間違いないありません。
数値を出せばいいんです。それを個人で判断すればいいんです。情報も出さないで、県のイメージを回復できるとは思いません。
放射線量に気をつけながらの日常は不自然ですし、仕方が無いと片付けられる問題でもありません。

ここまで見た
  • 145
  •  
  • 2014/02/28(金) 07:26:33
>>143
>激しく同意です。

自分にですか!
激しく笑いですw

ここまで見た
  • 146
  •  
  • 2014/02/28(金) 11:24:37
139です。

>>142
「放射線に対しての安全、危険の判断は自分でしなくてはなりません」
には、同意します。

放射線に限らず、健康や生命に対するリスクを回避する判断は、自分しかできません。
間違いなく健康被害を及ぼすタバコでも、周囲の人に気兼ねなく吸う人、
副流煙を気にしながら吸う人、吸わない人など(もっと細かく分けられそうだけど)、
判断は個人に委ねられています。
だから、私は自分の考えや情報を示しても、避難しろとは言いません。

その判断を市町村単位でやろうとすると、おかしくなります。
各自で情報を吟味して、リスクとベネフィットを比べて、行動すればいいだけのことです。

ここまで見た
  • 147
  •  
  • 2014/02/28(金) 18:31:28
136です。

4月1日から都路村の避難指示が解除になります。

本来であれば、県民挙げて喜ぶべき事。

でも、残念ながらそうはなりません。

どっかで間違ったんですよね。

ここまで見た
  • 148
  •  
  • 2014/02/28(金) 19:02:54
タバコの害が比較されますが、子供はタバコを吸いませんし、害の根拠が違います。
放射線は育ち盛りの子供のDNAに影響し易いということです。
無責任な帰還啓蒙はつつしむべきです。

砂時計アラームタイマー
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