【東京電力福島第一原発】福島中通り放射線対策スレ【Part6】 [machi](★0)
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- 60
- 2014/01/13(月) 00:29:56
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微生物で分解させて、除染するのこれだと思う。
↓高嶋開発工学総合研究所
http://takashima.tidt.fool.jp/
爆発後直ぐ、バ菅直人に却下されて、葬られたと聞いた
数値が0になると儲からないので、マズイらしい!
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- 61
- 2014/01/13(月) 00:32:57
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郡山のうすいから、半径2キロ位は、今、何マイクロ位ありますか?
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- 62
- 2014/01/13(月) 00:48:52
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2キロ以内でした
どの辺りで、地表から距離と何マイクロかを教えて下さい。
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- 63
- 2014/01/13(月) 12:34:00
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>>60
耕耘したらそれだけで半分くらいには下がるよ。
もし、微生物が効いているのならば、その後にもっと下がって行ってもいいはず。
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- 64
- 2014/01/13(月) 12:45:31
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元凶は自民党だろ
東電と利権で繋がってる
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- 65
- 2014/01/18(土) 13:39:46
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>>61
0.1〜0.4マイクロシーベルト毎時くらいです。
これを危険と言う人の知識を疑うわ。
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- 66
- 2014/01/19(日) 16:17:04
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>>65
ありがとうございます
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- 67
- 2014/01/19(日) 22:22:33
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>>65
十分危険では?
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- 68
- 2014/01/20(月) 05:43:58
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>>65
安心! なんですネ!!
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- 69
- sage
- 2014/01/20(月) 20:35:21
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久しぶりに職場の線量を計ったら伊達市で未だ0.35ぐらい。
福島市内も諸々調べてみたけど去年のお正月と今年のお正月で比較してもほとんど線量が下がってない。
このまま変わらないのかなー
妻子と一緒に暮らしたいけど今のままだとまだ無理だ。
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- 70
- 2014/01/21(火) 00:41:57
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>>68
本来なら除染なんて不要なレベル。
放射線を少しかじれば分かると思う。
でも県民に対しての放射線教育に一切手を着けないため、不安を払拭出来ない人が多いので、仕方なく除染を続けている。
除染するより教育を
した方が、はるかに安上がり。
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- 71
- 2014/01/21(火) 08:33:19
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>>69
県外の人がもってるイメージより
かなり低いね。
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- 72
- 69
- 2014/01/21(火) 09:53:58
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昨日の夜から今日の朝にかけて通勤中に数値はかっりぱなしで移動して
最大で車の中で0.39最小で0.1
サティのあたりで0.19〜0.28
家の中で窓際0.2程度だった。
今県外避難中のうちの子はどんぐりとかが大好きでよく林や砂場で遊ぶので
福島に帰っても遊ばせる所を探すのが難しいよね。
まだ計ってないけど線量高そう
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- 73
- 2014/01/21(火) 10:18:18
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同じ中通りでも場所によって線量はまちまちです。
市街地でアウトドアの遊びをしないでいれば子供も比較的安全は保てるかも。
測定しない野菜・果物を食べないなども。
積雪期は大丈夫でしょう。
自然豊かな福島で、アウトドアの遊びをしないで何の楽しみが?
安全を誇張する人は、これを無視しています。
除染は根本的に移動することでしか今は解決できません。
そもそも放射線教育をしなければならない不条理に県民は声を上げるべきです。
諦めて現状を受け入れる前にね。
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- 74
- 2014/01/21(火) 18:24:45
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65、70です。
当方、昭和の時代ではありますが、福島第一原発で放射線管理の業務をしてました。
作業員の被ばくを減らすために、毎日線量計で原発内を測定していました。
原発作業に従事する人は、個人の線量を国が管理(記録)しています。
当時の私の被ばく線量を忘れてしまったので、情報開示してみました。
すると5年間で50ミリシーベルト。
一番多い時で1年間に19.7ミリシーベルトでした。
タービン建屋だけで働く人はこんなに被ばくしませんが、
原子炉建て屋で働く人はこんなもんです。
こういう人が何千人って元気に働いているわけですから、
年間1ミリシーベルト増えたからと言って何も怖がる必要はないです。
そもそも世界の平均被ばく線量は2.4ミリシーベルトです。
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- 75
- 2014/01/22(水) 19:52:37
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8ヶ月の娘と3歳の息子、これから体が作られる子供たちと大人は一緒に考えられない。
実際体の大きさ年齢によって飲酒や喫煙、摂取してよい糖や採らなけばいけない野菜の量もかわるでしょう。
一律で大丈夫というのがまず信じられないんだ。
そもそも国が信じられないんだけどね。
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- 76
- 2014/01/23(木) 19:26:25
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74です。
いま福島では、いたる所にモニタリングポストがあり、
また市町村では線量計の貸し出しもあり、
自分の住環境の線量は十分把握しています。
これだけ数値の見える化が進んでいる一方で、
肝心の数値の表す意味が理解されていません。
これは説明を受けずに理解できるものではないですよね。
ぜひ啓蒙活動を始めて欲しいと願っています。
世界の平均線量が2.4ミリといいましたが、これは線量の分布と人口の分布は
必ずしも重なっていないと思いますが、ざっくり言って世界の子どもの半分は
2.4ミリ以上の環境ですくすく育ってているという事を示しています。
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- 77
- 2014/01/24(金) 14:11:28
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福島で生活すると2.4ミリは軽く超えてしまうんですよね。
外部被ばくの線量だけ計算してもです。
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- 78
- 2014/01/24(金) 20:30:04
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>>77
馬鹿じゃねーの
お前のボロ家だけだ
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- 79
- 2014/01/25(土) 00:43:30
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>>77
それに、外部よりさらに怖い内部被曝も加算されるとなると、
現実逃避したくなる
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- 80
- 2014/01/25(土) 23:19:08
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76です。
今の郡山の安全性について説明したいと思います。
長い話になりますが、どうぞおつきあい下さい。
まずは原発事故当時に戻ってみましょう。
原発事故時は外で作業していました。
当然社員は心配しているでしょうから、
安心させるためにスクリーニング検査に行かせました。
当時は西からの季節風が強い時期なので、
事故があっても郡山は安心と考えていました。
でも二人が引っ掛かってしまったのです。
引っ掛かった部位は毛糸の帽子と綿のリストバンド。
ツルツルしたジャンパーは不検出。
毛糸の帽子という事は空から降っているとしか考えられません。
それを聞いた時に、何かとんでもない事態が起こっている事が分かりました。
当時のスクリーニング会場は総合体育館です。
私も会場に行ってみました。
......つづく
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- 81
- 2014/01/26(日) 14:42:57
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80です。
私も会場に行ってみました。
ご存じのように郡山市のスクリーニング会場は総合体育館です。
会場に入ると玄関ロビーの真ん中で測定していました。
係員の方に聞いて確認していますが、壁際では外部からの放射線の影響で
身体の測定ができないと言うことでした。
白い防護服を着て背中に「中部電力」「関西電力」と書かれた人たちが、
GM管を持って頭のてっぺんから靴の裏まで測定してくれます。
スクリーニングとは、体表面に汚染物質が付着しているかどうかを測定することです。
ここで大事なことは周囲の線量より低いものは測定できないということです。
たとえば『6』という汚染が身体に付着していた場合、
周辺の線量が『3』とか『4』であれば検出できますが、
周囲が『10』であれば『6』は検出限界値以下なり検出不能です。
ここで覚えておいて欲しいのが、測定にGM管を使っていたということです。
私はスクリーニングに引っかからなかったのですが、そんなのはどうでもいいbs
。
問題は、外にはむき出しの状態の汚染物質が存在しているということです。
........つづく
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- 82
- 2014/01/27(月) 22:10:15
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つづき、お願いします
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- 83
- 2014/01/27(月) 23:00:22
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81です。
問題は、外にはむき出しの状態の汚染物質が存在しているということです。
原発の中には、今回飛散したような汚染物質が大量に存在します。
でもそれらはすべて配管の中、ポンプの中、バルブの中などに
閉じ込められています。
案外クリーンなんです。
配管を外した時、ポンプを分解した時、バルブを解体した時に
はじめて汚染物質が出てきます。
汚染物質が現れると身体汚染の心配が出てきます。
そして顔が汚染されると内部被ばくの危険もあります。
それを防ぐために汚染物質の濃度によって、作業員の装備を変えます。
汚染が低い時はゴム手袋を2枚重ね。
汚れた時には外側だけ新しいのと交換します。
汚染が高くなるにつれてテレビでよく見る白いタイベックスを着たり、
雨ガッパのようなビニールの服を着たり、全面マスクを付けたりします。
外部被ばくは致し方ないとしても、
内部被ばくは管理によって完全に防ぐ事が出来るのです。
.......つづく
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- 84
- 2014/01/28(火) 19:26:33
-
83です。
内部被ばくは管理によって完全に防ぐ事が出来るのです。
それではあの時の汚染はどのくらいだったのでしょうか?
当時は、福島ナンバーの車が県外で拒否されていた時期でした。
前述したようにスクリーニング会場には、他県からの応援部隊が来ていました。
しかし施設を仕切っていたのは郡山市の保健所です。
私は保健所の方に、トラックが本当に汚染しているのかどうか
測って欲しいと頼みました。
もちろんはじめは拒否されました。
しかし県外からの言われ方にカチンと来ていましたし、
本当に車両が汚染されているのかどうかをどうしても知りたかったので、
強引に頼み込んで測定してもらいました。
測定機器はスクリーニングに使用しているGM管です。
ちなみに平時のGM管の数値(バックグラウンド)は100カウント/分(cpm)くらいです。
体育館のロビーの真ん中のバックグラウンドは200〜300cpm。
スクリーニングで引っ掛かった毛糸の帽子についていた汚染は1000cpmでした。
トラックを駐めてある総合体育館の向かいの駐車場に移動。
駐車場のバックグラウンドは2000cpm。
トラックの車体は2000cpmで増加無しですが、車内に入ると2000より低くなりました。
これは車体により遮へいされて周囲より低くなったと思われます。
ところがタイヤを測るとどんどん数値が上がっていきます。
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- 85
- 2014/01/29(水) 18:28:30
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84です。
ところがタイヤを測るとどんどん数値が上がっていきます。
「やっぱりタイヤは汚染されているのかな」と驚いていると
係の方が、「それは地面の影響ですよ」と教えてくれました。
地表面は5000cpmありました。
係の方は、トラックには「汚染なし」とおっしゃいましたが、
バックグラウンドが2000cpmでは、たとえトラックに500とか1000cpmの
汚染がついていても測定する事は不可能。
汚染がなかったとは言いきれませんよね。
これによりみごとに汚染物質が降り積もっている事が分かりました。
この状況を第二原発で放射線管理員をしている私の先輩に話したら、
気の毒そうに言われました。
「それはカッパを着用するレベルだな。」
.......つづく
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- 86
- 2014/01/30(木) 19:31:22
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85です。
「それはカッパを着用するレベルだな。」
その頃は避難指示や避難準備区域が2キロ、10キロ、30キロと拡大され、
郡山には避難する車がたくさん入ってきていました。
正直なところ郡山にも避難指示が出ると思っていました。
原発の中でさえ、汚染物質がこなんにも大量に、それもルーズな状態で存在している事はありません。
いくら国でも、まさかここで暮らせとは言わないだろうと思っていました。
ところが待てど暮らせど避難指示が出る気配はありません。
その間、半分腰を浮かせた状態で生活していたのを覚えています。
でもこの期間のお陰で少々パニクっていた私も冷静さを取り戻し、
今までの状況を振り返ってみました。
○汚染物質について
かなりの量の汚染物質があたり一面に存在。
○線量について
GM管が使用できるということは、空間線量は低い。
........つづく
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- 87
- 2014/01/31(金) 18:17:39
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86です。
GM管が使用できるということは、線量的には低いということ。
これは大きな安心でした。
ちなみに事故直後から1時間おきに県内の放射線測定値を発表していました。
郡山では合同庁舎で1.2マイクロシーベルト位だったと記憶しています。
昨年の2月に県から配られた県民健康管理ファイルによると、郡山では3月15日の午後が最大で8.26μSv/h。
翌日の午前には3.11μSv/hに下がっています。
線量については、後で詳しく述べていきたいと思いますが、線量が低い所でしか使用できないGM管が郡山の屋外で使えたという事は大きな安心でした。
というのはGM管は、線量が高い所では使用できないのです。
もう少し踏み込むと、飯舘村は3.7μSv/hで計画的避難区域になりました。
「どうしてこんなに低い線量で逃げるんだろう」というのが率直なところです。
説明を聞くと、24時間365日飯舘にいると、20mSvを超えるということでした。
なるほど20mSvは高いです。
原発の作業区域内での作業は一日6時間ほど。
24時いるとなると私たちの感覚とは、ちょっとずれるのですね。
いずれにせよこの時点で郡山での外部被ばくの心配は無くなりました。
残る心配は、降り積もった汚染物質が舞い上がって吸い込んでしまう事と、
食物に入り込んで食べたり飲んだりしてしまう事です。
........つづく
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- 88
- 2014/01/31(金) 21:42:22
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いったい何者?
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- 89
- 2014/01/31(金) 21:55:56
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>>87
確かに県庁発表の郡山市最大値は8.26μSv/hです。
しかし、その時の測定場所は合同庁舎3階の窓から、手に持った線量計を外に出した所で測定しています。
地表に降り注いだ放射性物質の影響がほとんど反映されていませんでした。
2011/3/24 19時に測定場所を変更(東側入口のそば)した事により、
それまでの線量の約2.7倍へ跳ね上がっています。
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- 90
- 2014/02/01(土) 09:33:16
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我慢して住んでください。
いまさら何マイクロだろうと気にしないよ。
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- 91
- 2014/02/01(土) 09:47:07
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87です
>>88
昔、国家資格を取るのに放射線の勉強をしました。
国家資格は2種類あって、第1種放射線取扱主任者(非密封線源)と
第2種放射線取扱主任者(密封線源)です。
私は第2種です。
今はまったく違う職種ですが、あの知識が役に立つ時が来るなんて、
思ってもいませんてした。
>>89
その件は承知しています。
2.7倍になって1.2マイクロシーベルトくらいでしたかね。
福島市と郡山市は数値も近くて同じように下がっていったのですが、
いつも少しだけ郡山市が低かったです。
でもたまに福島市が低いとなぜだか不満。
福島と競ってみてもなんの意味も無いのにねw。
8.26マイクロシーベルトはどこで測ったものかは書いてありませんでしたが、
それよりも事故直後から測っていたことにびっくり。
事故直後の線量がわからなくてヤキモキしていたのに、ちゃんと測定していたんですね。だったらもっと早く知らせろよって思います。
........つづく
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- 92
- 2014/02/01(土) 12:51:22
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86です。
残る心配は、降り積もった汚染物質が舞い上がって吸い込んでしまう事と、
食物に入り込んで食べたり飲んだりしてしまう事です。
余談ですが、みんなが外出を控えていた時期に、いち早く外出をはじめたのは犬の散歩でした。
自分の身より犬の健康をとった飼い主は、すごいな〜と思いました。
さて、命の危険が無いのは確認出来ましたが、それではどのくらいの線量なのかは線量計がないので不明のまま。
やっぱり数値がないことにはまだ安心は出来ません。
中国製の簡易型線量計が届いたのは6月下旬です。
これで状況が把握できます。
よく放射線は見えないから怖いと言われていますが、そんな事はありません。
線量計があれば放射線は見えてきます。
今ではモニタリングポストがあちこちに出来ており、自分の周囲の住環境はみなさん把握できていると思います。
事故から3ヶ月半ほど過ぎ、汚染物質は雨でどんどん流れて行ってしまいました。
会社まわりを測定してみると0.4〜10μSv/h。
駐車場の水が集まる場所はまだ高いままでした。
その後7月末には注文していたGM管も納品され、前に購入した簡易型線量計の測定値が
信頼できる数値であることが確認出来ました。
............つづく
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- 93
- 2014/02/02(日) 18:04:09
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92です。
その後7月末には注文していたGM管も納品され、前に購入した簡易型線量計の測定値が
信頼できる数値であることが確認出来ました。
さて、気をつけないといけないのは、汚染物質が空気中を舞っているかどうかと、
飲食物に入っているかどうかの2つです。
汚染物質の飛散の有無が確認出来たのは、8月末に福島大学院の教授の講演を
聴いた時です。
7月末に福大のグラウンドで空気中のダストを測定したところ、セシウムが0.032Bq/m3。
これをシーベルトに直すと 1日当たり0.0197μSv。年間で7.2μSvとなります。
事故前の郡山が1時間当たり0.06μSvでしたから、恐れていたダストが
まったく問題の無いことが分かりました。
これで食べ物と飲物だけ心配してればいいということがわかり、
それからは安心して暮らしています。
........つづく
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- 94
- 2014/02/03(月) 00:39:06
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大玉村と言うところ除染で色々と問題起こってるけど役場は対策なしか?
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- 95
- 2014/02/03(月) 15:53:53
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事故前の数値のが方が高いなんてことはあり得る?
まぁ同じところで測ってないので単純に比較はないでしょうが・・
事故前裏の雑木林は私の線量計は0でしたが事故半年では2.8マイクロ今現在でも地表で1.8はあります。
何で事故後の方が地表の線量が上がっているのにダストにすると線量が下がるんでしょう?
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- 96
- 2014/02/03(月) 18:59:12
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93です。
>>95
分かりにくかったですね。
環境放射線という言葉が足りませんでした、ごめんなさい。
事故前のダスト ( 空気中を漂っている汚染物質 ) はゼロです。
放射性物質は存在してませんからね。
ただし環境放射線として、事故前は0.06μSv/hあったということです。
これと比較して、福大グラウンドでダストから受ける追加の放射線被ばくは、
1日に0.0197μSvなので、十分に小さいと言いたかったのです。
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- 97
- 2014/02/03(月) 19:06:00
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93です。
これで食べ物と飲物だけ心配してればいいということがわかり、
それからは安心して暮らしています。
そして食べ物が安心できたのは、去年(平成25年)の4月11日の福島民報の記事です。
その前年(平成24年)5月から11月までの期間で、15才以下の子ども1万人をホールボディで調べた結果、検出された子どもは一人もいなかったという内容です。
もちろん神経質に県外産を選んで食べている人もいますが、
大多数の家庭ではスーパーなどで売られているものを普通に食べているでしょう。
しかし、そんな人でも家庭菜園の野菜は子どもには食べさせません。
この結果は、その程度の注意で十分だと言うことです。
以上が郡山の安全性についてです。
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- 98
- 2014/02/04(火) 12:38:54
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1年後にホールボディカウンターで測定しても、当時の内部被曝って測定出来るのかな?
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- 99
- 2014/02/04(火) 13:25:36
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やっぱり、家庭菜園や野山の物が食べられない現実はオカシイ。
我慢させられてることに腹を立てないと。
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- 100
- 2014/02/04(火) 18:39:01
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>>98
内部取り込みは、取り込んだ時点でその核種により、
どのくらいの時間でどのくらいの割合が体外に排出されるか決定します。
ということは、その人が今後どれだけの被ばくをしていくのかが、
計算できると言うことです。
放射線防護上は安全面を採用するので、内部被ばくした時に将来の分もまとめて
いっぺんに被ばくしたと仮定して対策を取ります。
預託線量というのはそういう考え方を言います。
疑問を持たれた、過去の内部被ばくについては、残念ながら調べようがありません。
体内にセシウムでも残っていればそこから推測する方法もあるのですが、
取り込んだ時期が不明であったり、繰り返し取り込んでいたりすると
それも信頼性に欠けてしまいます。
ただ現時点でセシウムが検出されないのであれば、
セシウム134の半減期が7年、セシウム137の半減期が30年からすると、
事故直後にも摂取してなかっただろうと思います。
また事故後に一番深刻だったヨウ素137は、半減期が8日と短く、
もはや体内に残っていないので、推測することは不可能です。
しかたないので県では県民調査を実施して、事故時にどこで何を食べていたかを
調べています。
私も1年後くらいに提出しましたが、もはやそういう手段で推測するしかありません。
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- 101
- 2014/02/04(火) 19:26:33
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>>99
まったくその通りだと思います。怒るのは当然です。
前にも書いた通り、今でも汚染物質がたくさん残っていることは事実です。
そのため不自由な生活を強いられていることは間違いないし、
家に戻ることすら出来ない人もたくさんいるわけですからね。
ただ、汚染物質の散らばり方には濃淡があって、郡山周辺ではそこからの
直接的な追加被ばくは小さいということです。
私の事務所で事故後から積算線量計で測定していますが、
平成23年6月28日から平成23年8月25日の58日間で513μSv → 年換算で 【 3.3mSv 】
平成23年8月25日から平成24年3月5日の193日間で1596μSv → 年換算で 【 3.0mSv 】平成24年7月31日から平成25年2月1日の185日間で1129μSv → 年換算で 【 2.2mSv 】平成25年11月25日から平成25年12月24日の29日間で148μSv → 年換算で 【 1.9mSv 】
この数値には大地からの放射線や宇宙線なども含まれていますので、
追加被ばくもっと小さくなります。
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- 102
- 2014/02/05(水) 00:27:46
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>>100
詳しい説明ありがとう。
そうなると今頃測定しても殆の人は無意味ってことになるのか…
子供達の将来が心配だ
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- 103
- 2014/02/05(水) 01:24:59
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>>102
ヨウ素の取り込みがあったと仮定すると、心配される影響は甲状腺ガンです。
そこで福島県では子ども達の甲状腺検査を実施しました。
チェルノブイリでは事故後も汚染された牛乳を飲み続けたため、
子ども達の甲状腺ガンが増えたと言われています。
そのため日本ではすぐに牛乳の出荷を停止しました。
その上での検査です。
ただしチェルノブイリではガンが発症したのは事故後5年後から。
そのため福島県で行われている検査は5年経過する前に、
全員をひとまわり検査しておこうという予備調査という位置づけです。
予備調査と5年以降の調査を比較すれば、原発事故によって発症したのか、
それとも事故以前に発症していたのかが分かるという仕組みです。
ここで注意しなければならないのは、全員を検査すれば必ず異常が発見される確率が
増える、つまり発症率が高くなるということ。
これでは福島県の発症率だけ高くなってしまいます。
そこで国では福島県と同時に青森県、山梨県、長崎県でも
あわせて 4,365人を対象に検査を行いました。
その結果、4県の発症率に差は無かったことが確認されています。
気になる5年後からの調査ですが、発症率が上がらないことを祈るだけです。
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- 104
- 2014/02/05(水) 01:28:18
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>>102
もう一つ気になることがあります。
それは福島県では子どものガン保険加入が増えているということです。
事後時に18才以下であれば、たとえガンになったとしても無料で治療を
受けられる事になっていますが、それでもあえて加入する理由を保険屋さんに
聞いたところ無料で受けられる治療は保険の範囲内だけだからということでした。
最新医療は受けられないということです。
そのためにガン保険に加入するのですが、私はことガンに関してはそのリスクを
親が負担するのはおかしいと思います。
これではもしガンが発見された時に、親の収入で子どもの受けられる治療が
変わってしまうことになりかねません。
「安心して暮らしていいぞ。でももし気になることがあったらすぐに病院に行け。
あとはすべて面倒をみてやるからな。」
こう言ってあげるのが大人の責任だと思います。
私はガンの発症率が増えるとは思っていませんが、ここの点は是正を求めたいと思います。
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- 105
- 2014/02/05(水) 07:53:29
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福島に住むと言うことは、そういうリスクや心配事を親も子も背負って生活しなければならないということですね。
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- 106
- 2014/02/06(木) 19:12:43
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>>105
そこまで深刻な状況ではないです。
なにせ事故直後でも8μSv/hですから。
2巡目の検査が始まったら、みんなで調べてもらって安心しましょう。
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- 107
- 2014/02/06(木) 20:12:12
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104です。
これから線量について少し述べたいと思います。
まず追加被ばく年間1ミリについて
原発事故後の混乱期に定められた基準です。
これを基に除染の目標値も定められています。
ネットでは1ミリを少しでも超えると死ぬような事を言われていますが、そんな事はありません。
74でも触れた通り原発で働いている人は、個人の被ばく線量を国が管理しています。
私の被ばく線量も国にあります。
私は5年間仕事をして、その累積で49.2mSv。
5年間の被ばくには濃淡があり、一番被ばくした時は年間19.7mSv。
タービン建屋は線量が低いのでタービン建屋だけで作業している人はもっと少ないのですが、原子炉建て屋で仕事をしている人はだいたいこんな被ばく量です。
そういう人が日本中に何千人といるわけですから、1ミリ増えたところで何ら影響はありません。
また世界の自然放射線による被ばくの平均が2.4mSvということ。
それでは県内の被ばく線量の実態はどうなっているのでしょうか。
それは私よりも皆さんの方が詳しいはずです。なぜなら県内の子ども達はガラスバッチを着用したことがあるからです。
それがその子の正式な被ばく線量になります。
それを1年間に換算して頂ければ分かります。
2.4mSvよりも低いでしょうか? 高いでしょうか?
もし5mSv以上であるようなら何かしらとんでもない状況が予想されます。
対策を取った方がいいと思います。
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- 108
- 2014/02/07(金) 10:07:16
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質問です。
現在、警戒区域から避難している自治体が復興計画として帰還計画を策定しています。
2〜3年後には解除と同時に帰還を促す予定のようですが、どう思われますか?
安全に生活できるものなのでしょうか? とても他人事に思えないのですが。
各自治体のHPには夢のような計画が掲載されています。
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- 109
- 2014/02/07(金) 22:40:50
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>>108
ディープな質問をありがとうございますw。
帰還にあたっては『線量』と『インフラ』、2つの問題が生じています。
まずは線量の問題から。
皆さんは何となく、「年間1ミリ(mSv)なら安心だ」と思っているでしょう。
これは最初に「長期の除染の目標を追加被ばく年1ミリ(mSv)にします。」と言われたからです。
この時に「年5ミリ(mSv)」と言われていたらどうでしょう。
「5ミリ(mSv)でも安全だ」と思われたのではないでしょうか。
このように国が発表する基準というのは、国民の心を大きく作用してしまいます。
それではここで問題を1つ。
今の日本の被ばくの基準(被ばく限度)はいくらでしょうか?
答えは年 20mSv。
もう忘れていたでしょうw。
誰かが泣いて訴えていましたが、大元の基準はそのままです。
それでは、安心の 1mSvと、泣くほどの 20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?
.........つづく
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- 110
- 2014/02/08(土) 01:48:16
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109です。
それでは1mSvと20mSvではどのくらい危険度が違うのでしょうか?
説明に入る前に参考までにお話しすると、
事故前の原発で、
必要に迫られて被ばくする1日の最大被ばく線量が1mSv。
私が5年間の働いた中で最も大きかった年間被ばく線量が20mSv。
もちろん全員がこんな量の被ばくをしているわけではありませんが、
必要な場合には十分にあり得る範囲の線量です。
この危険度の差を、ある高さから飛び降りた時の危険度で比較してみましょう。
1mSvと20mSvとでは20倍です。
1?と2?。
1?と20?。
10?と2メートル。
1メートルと20メートル。
どれも20倍ですが、私はこの中で危険度の差が丁度いいのは『10?と2メートル』だと考えます。
つまり...
1mSvとは、10?の高さから飛び降りる危険。
20mSvとは、2mの高さから飛び降りる危険。
そのくらいの差です。
(実際は累積なのでちょっと違うのですが、分かりにくくなるので無視します)
それでは放射線障害が発生しはじめるのは、どのくらいの高さから飛び降りた時でしょうか?
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