【雑談】☆石垣島情報(*´▽`)☆【質問】/14 [machi](★0)
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- 2011/08/27(土) 18:44:20
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当初、教科用図書八重山採択地区協議会長のインタービューや説明を聞いていると、地上から見る羊雲のようにきれいだった。教科書採択の改革・改善と称して
進める手法は、因循姑息(こそく)を打破する旗手のように映った。若き教育長の躍如たる姿があった。だが、改革・改善が進み、その手法を問いただされると、それは実に矛盾に満ちていた。恣意(しい)的な手段を改革・改善とうそぶいていたということになる。
行政における名称を簡単に考えてはいけない。そこには民主主義の根幹が蔵されているからだ。今は「採択地区協議会」を指す。まず十分に「協議」をしなければならない。つまり話し合いだ。「協議会」は何人かの委員で構成され、「会長」はその話し合いのまとめ役で議長になる。公平・公正で話し合いを進め、委員から信頼を得なければ務まらない。だが、今回議長はその態をなしていなかった。公人として、なぜそのような基本的なことをしなかったか。真摯(しんし)に考えなかったのか。事務局からの意見はなかったのか。市教育界のトップであるという思い上がりがそのまま居丈高になったのか。結局そのことが協議をないがしろにし、遠ざけた。その初動の誤りが今回の混乱の始まりである。
改革・改善ならば、会長として大いに協議をしなければならないはずである。これを怠った。これでは独断的と言われてもむべなるかなである。あまつさえ不都合なことを隠して恣意的に動いた。狡猾(こうかつ)と言われても仕方のないことである。ある協議会委員からはこうした進め方に強い批判もあったが、これも無視した。
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