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- 455
- 2007/12/05(水) 19:49:14
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武士の郷にしあらむもがり吹く道の駅にてうどんを食らひ
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- 456
- 詠み人知らず
- 2008/01/06(日) 21:41:16
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いらっしゃいお茶を淹れたよ飲みなさいそしたら黙って撫でられなさい
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- 457
- 詠み人知らず
- 2008/02/04(月) 01:32:53
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打つリズム
キーは軽いが
でも重く
想いよ届け
あの端末へ
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- 458
- 詠み人知らず
- 2008/02/07(木) 00:29:45
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雷一閃降り積む雪が雨となり約束メール打つをためらう
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- 459
- 詠み人知らず
- 2008/02/07(木) 02:49:07
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風雪の激しく渦巻くこの場所でただひたすらに止む時を待つ
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- 460
- 詠み人知らず
- 2008/02/10(日) 20:42:59
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年上は頭を胸に抱えつゝ言葉少なき吾を咎めず
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- 461
- (s)
- 2008/02/10(日) 23:58:35
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こひごころかれはてたるとおもいおるしんのぞうさえときどきとまる
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- 462
- 詠み人知らず
- 2008/02/11(月) 02:28:23
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思はじな恋路さへぎる鬼ならぬ卒塔婆小町の声を聞とは
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- 463
- 詠み人知らず
- 2008/02/11(月) 02:47:26
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今の世に
卒塔婆小町も
ころりんこ
ほらお嬢さん
次だよ次だよ
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- 464
- 詠み人知らず
- 2008/02/12(火) 01:45:54
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目を閉じて重なろうとする唇は吐息で飾った鮮血の艶
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- 465
- INH
- 2008/02/17(日) 22:50:30
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返信を
待つその時間
さえもだだ
愛しく思う
これは恋かな
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- 466
- 詠み人知らず
- 2008/02/17(日) 23:13:30
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天の川つなげし橋は交したる百歌の文をもつてなしけり
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- 467
- 詠み人知らず
- 2008/02/18(月) 03:15:07
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機織の音の聞こえし近場とてその高さ故に橋も渡れぬ
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- 468
- 詠み人知らず
- 2008/02/19(火) 23:49:36
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はしなくもわたりかねたるおもひかわそこしられざるふちのふかさに
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- 469
- 詠み人知らず
- 2008/02/20(水) 01:51:12
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隔てたる川の深きに嘆くとも岸は互いに向かい合うかな
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- 470
- 詠み人知らず
- 2008/02/20(水) 12:24:31
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声かれていつしか君の対岸へ五体でつづる手旗信号
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- 471
- 詠み人知らず
- 2008/02/20(水) 16:43:34
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黒蜜の壜に溶け込む夕焼けの思いはなおも底に沈めし
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- 472
- 詠み人知らず
- 2008/02/21(木) 00:47:27
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黒蜜も夕日映せば黄金糖舐めて溶かして味わうも良し
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- 473
- 詠み人知らず
- 2008/02/21(木) 02:24:13
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川向こう人か狼煙か影ひとつ風よ吹けよと寄せんとぞ思う
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- 474
- 詠み人知らず
- 2008/02/21(木) 09:01:03
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色気出す 哀れ醜悪 長谷川櫂
(化け物以下の容姿なので誰からも相手にされたためし無し)
変態め 畜奴に劣る 長谷川櫂
連歌すら 知らぬ低能 長谷川隆喜
生きる価値さえ無い愚鈍卑劣にして臆病無比の変質者
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)を誰か早く殴り殺してやれ!
実の肉親・家族からさえ唾棄す可き下の下、変質者として嫌悪侮蔑
されているのだから。
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- 475
- INH
- 2008/02/21(木) 16:12:51
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電話ごし
キミの笑顔を
願います
冗談ひとつ
言えないボクは
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- 476
- 詠み人知らず
- 2008/03/01(土) 11:02:30
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春ながらなほ波白き砂浜を無言で歩く指にぎりつゝ
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- 477
- 詠み人知らず
- 2008/03/02(日) 22:58:21
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高らかに
うたえ乙女よ
その怒り
その悲しみと
その喜びを
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- 478
- 2008/03/09(日) 20:50:40
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春になる人の住まはぬ妙高のスキーの宿に雪は降りつつ
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- 479
- 2008/03/09(日) 20:53:36
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湯も抜けてこれが宿りを吾妹子や名物シェフのアイスクリームは
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- 480
- 2008/03/09(日) 20:56:43
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けふもがも我が道行きは笹倉のしくしく春のあは雪ぞ降る
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- 481
- 2008/03/09(日) 21:00:02
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なつかしき海の辺わたり笹倉のしくしく春のあは雪ぞ降る
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- 482
- 2008/03/09(日) 21:02:43
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笹倉の笹をさひさひ夜もすがら妹と寝ねやる雪は降りつつ
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- 483
- 2008/03/09(日) 21:04:48
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吾妹子やシルバーロードぞ烏帽子岳ひうちの辺り見えずかもあらむ
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- 484
- 詠み人知らず
- 2008/03/09(日) 21:37:32
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隙のある僕に好きだと君は言う透き通る声数奇な会話
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- 485
- 詠み人知らず
- 2008/03/10(月) 03:30:23
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土の香を起こして止まない降る雨で双葉は一つで芽を吹くを見る
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- 486
- 2008/03/10(月) 07:04:22
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おかしきはフォッサマグナの引き出物妹が手指の方解石ぞ
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- 487
- 2008/03/10(月) 07:07:16
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姫川のさらに心は幼なびて夕暮れ遊ぶこは滑り台
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- 488
- 2008/03/10(月) 08:57:09
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潮騒の巌をあらき片思ひうらしまそうの花にしぞ咲く
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- 489
- 2008/03/10(月) 08:58:30
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我れをしも若かえるでの初々し熱海乙女がうしをのしぶき
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- 490
- 2008/03/10(月) 12:52:27
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初島に久しく舟の行き帰りうしをに濡れぬ乙女を悲し
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- 491
- 2008/03/10(月) 20:19:45
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ゴンドラを空しく見上げ宿を仮る湯沢の花はなほ盛んなり
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- 492
- 2008/03/10(月) 20:21:39
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芽吹きあへ一人温泉(ぬくゆ)に浸りつつしのび思へば妹も一人ぞ
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- 493
- 2008/03/10(月) 20:32:42
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早にもな霧らひ明け行く花に花手枕巻ける妹を悲しも
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- 494
- 詠み人知らず
- 2008/03/10(月) 20:45:13
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愛と恋 恋はうつろで 夢心地 愛は激しく 寂びしみ心地
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- 495
- 詠み人知らず
- 2008/03/10(月) 20:51:10
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浮島に取り残されしふたりなら沈む事さえ出来ぬ運命か
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- 496
- 2008/03/11(火) 07:12:30
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二人して棹さし行かむ捨て小舟春は花にぞ咲きて散らふる
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- 497
- 2008/03/11(火) 10:00:41
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しかすがに霧らひ明け行く花ならし手枕巻ける妹を悲しも
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- 498
- 2008/03/11(火) 10:02:07
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湯の客も集ひい寄らむシャンデリア二人をのみし朝餉しつらむ
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- 2008/03/11(火) 10:03:45
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かつて知る大修行なる雲洞庵荘厳せむは新芽吹かへる
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- 2008/03/11(火) 10:04:47
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禅堂の畳は腐れいたずらに人の寄るさへ新芽吹かへる
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- 501
- 2008/03/11(火) 10:06:09
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二人見し花に花なむ湯沢ゆもみずばしょう開く池の平らへ
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- 502
- 2008/03/11(火) 10:08:17
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宿を仮る忍びあへせむモーツアルト浮かれ呆けてこは筒抜けぞ
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- 2008/03/11(火) 10:09:13
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いもり池みずばしょうなむかそけしやしのびあへせむ妙高の峰
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- 2008/03/11(火) 11:03:50
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水辺なし美はしきものぞかくの如く満山芽吹きうぐひすの鳴く
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- 2008/03/11(火) 11:06:17
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寄せあへば別(さ)かれも行かむ直江津のいくへ波もに春の雨降る
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