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  • 2013/11/13(水) 13:16:17.71
http://www.gizmodo.jp/2011/07/msdos30.html

今日(米時間)はMS-DOSの30回目の誕生日。

1981年7月27日はマイクロソフトがシアトル・コンピュータからQDOSを買ったXデーに当たります。これはなかなか旨みのあるお買い物でした。

IBMに16-bitのオペレーティングシステムの提供を任されたマイクロソフトは、こんな世紀の大型契約、二度と巡ってくるもんじゃない、
是が非でも出さにゃならん、おまいら血を吐きながらでもコード書け、IBM様がくれた納期は3ヶ月しかない、死ね、いや書け、と上を下への
大わらわになります(想像)。

で、結局自社でゼロから新しいOS書くんじゃなく権利買っちゃおうぜーということになり、既に86-DOS(別名QDOS)を持っていた
シアトル・コンピュータ・プロダクツに出向き、その非独占的ラインセンス契約を2万5000ドルで買ったのですね。

あくる年の春。

1981年5月にマイクロソフトはこのプログラムを書いたプログラマのティム・パターソン(Tim Paterson)を引き抜き、7月27日にはさらに
5万ドル上乗せしてSCP から86-DOSの全ての権利を買い取ります。

その1ヶ月後。

OSはめでたくIBMのパーソナルコンピュータに載って出荷され、これが引いてはビル・ゲイツとポール・アレンに巨万の富をもたらし、
2人は世界一の富豪の仲間入りを果たした、というわけですね。

なんだ、Windowsがこんなに広まったのはパターソンのせいだったのか!...と今さら責めないように。

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