facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 1
  •  
  • 2013/03/22(金) 03:47:35.23
*マブダチ?馬鹿言え、てめーらデキてんだろうが!!なマジすか学園の百合カップル、
センターとネズミの「屋上」では見せられない夜のスレッドです。
*18禁描写OK。「屋上」では自重したいいかがわしいネタはこちらにお願いします。
*中の人の話は厳禁!ドラマの中のキャラクターとしての話題に留めましょう。


【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1322569817/
【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1335114108/

前スレは↓
ここまで見た
  • 216
  •  
  • 2013/10/31(木) 23:47:23.52
あ、ごめんageてまった…orz
ここまで見た
  • 217
  •  
  • 2013/11/01(金) 02:47:01.42
してもいいよって上から目線のネズミさんエロいよー
ここまで見た
  • 218
  •  
  • 2013/11/01(金) 07:09:43.57
人差し指感じてくれ
ここまで見た
  • 219
  •  
  • 2013/11/02(土) 10:25:29.20
イタズラしたい!
ここまで見た
  • 220
  •  
  • 2013/11/02(土) 19:26:34.27
ここまで見た
  • 221
  •  
  • 2013/11/07(木) 16:13:54.85
a
ここまで見た
  • 222
  •  
  • 2013/11/11(月) 01:16:56.06
執筆中だったんだが
このところ忙しくて放置してたらあっという間に季節外れになってしまった…
まだ完成してないしorz
せっかくだし出来上がったらここに置かせてもらうけど
やっぱ季節モノは短いのをちゃちゃっと書き上げるべきだったなぁ(長くなりそう)
ここまで見た
  • 223
  •  
  • 2013/11/11(月) 02:30:39.81
>>222
分かるw
書いてるうちに気づいたら季節過ぎちゃって鮮度失われちゃったりね

ていうか、長いのは長いので楽しみです!!!
ここまで見た
  • 224
  •  
  • 2013/11/11(月) 07:38:54.53
ここの住人は何でも食うのでおk!
ここまで見た
  • 225
  • 222
  • 2013/11/11(月) 08:41:07.27
そんでもってageてたの今さら気づいた!
なんかすいません…寝ぼけてて…
頑張って執筆します!
ここまで見た
  • 226
  •  
  • 2013/11/24(日) 01:37:47.12
せんねず保守
ここまで見た
  • 227
  •  
  • 2013/11/28(木) 22:41:55.65
保守(^ω^)人(^∀^)いる?
ここまで見た
  • 228
  •  
  • 2013/12/14(土) 03:56:58.73
規制されてないかテスト
ここまで見た
  • 229
  •  
  • 2013/12/15(日) 17:58:00.02
紅組勝利の為に!(^ω^)人(^∀^)ネズミの笑顔の為に!
ここまで見た
  • 230
  •  
  • 2013/12/18(水) 01:12:07.62
(´・ω・`)
ここまで見た
  • 231
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:27:09.35
人を殴り飛ばしたとき拳に感じる痛み。
何度も繰り返せばずきずきと腕を持ち上げるのも重たくなって、そうなると
自分も頬を張られて、そこも熱を持って疼きだす。
殴られた痛みは新たな衝動を生み、最後に見るのはいつも倒れた相手の姿だった。
身体の奥底から沸き上がってくる衝動の抑え方を私は知らなかった。
幸いなことに喧嘩をしたいやつなんてその辺に沢山いたし、気づいたころには
私の居場所はいわゆる不良の世界になり、いつの間にかセンターなんてあだ名までついていた。
脇腹の傷跡がぎりぎりと痛む。
消えることのない傷が際限なくこの暴力的な衝動を生んで、そのたびに
あのとき、あのまま死んでしまえばよかったのだと、痛みに縛られた心が叫んでいた。
ヤンキーの指にはめられた厳つい指輪が太陽の光りにきらめいた。
私が思い出すのは握られたナイフの反射と、どうしようもないほどの怒りだった。
一瞬で身体中を巡る熱く不快な感覚は、そいつが顔を歪め起き上がれなっても消えてはくれない。
痛む拳から血が流れていることに気づいたとき、ようやく私は幾分落ち着くことができた。
染み付くような不快感を吐き出すように、深く息をつけば私の熱は空を白く濁らせた。
肺の中が冷たい空気で満たされるのを感じて、その場を後にする。
倒れたヤンキーの呻く声が、厚い壁の向こうから聞こえるような気がした。
世界から自分だけが隔絶されたように、私に向けられる罵声も踏みつける
アスファルトの感触もどこか実感が乏しかった。
たった今、私をこの世界に踏み止まらせているのは身体のあちこちに感じる痛みだけで、
人間が与えられるべき苦痛も幸福も自分の手からは離れ、もとから存在していなかったかの
ように遠い存在に思えた。
世界は空虚な私という存在の隙間を埋めるように私の身体に冷たい空気を送り込む。
深く吸い込んだ空気は私という実体を消してくれることはなく、ただ身体が酸素を取り込んで二酸化炭素を吐き出すという
生命活動を行ったに過ぎなかった。
冷えた身体は虚しくぶるりと震えて居場所を求めていたが、自分に帰る場所などないようにも思えた。
あてもなく歩き、気づけば足は無意識に学校へと向かっていた。
夕暮れに染まった校舎に入ると壁の落書きだけが物騒な主張を繰り返すしていて、
人の疎らな校内はあまりにも静かだった。
時おりすれ違う生徒は私を睨み付けるか道を開けるだけで、声をかける者はいなかった。
その中にはフォンデュの一人もいて何か言いたげな様子だったが、私がまっすぐ
ラッパッパの部室へ向かうのを見てすごすごと去っていった。
突き当たりにある、普段は薄暗いこの階段もこの時間は真っ暗だ。
ここまで見た
  • 232
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:30:36.89
冷たいしんと乾いた空気に、ローファーが階段を蹴る音が響いた。
壊れたままの扉をくぐって部室の中へ入る。
ブラインドの閉じられた部室にはその隙間から覗く夕陽のなりそこないのような光しかなく、
乱暴に置かれた使われることのない金管楽器がわずかに光っていた。
部屋の隅に、布を被った小さな椅子を見つける。
ずっとそこにあったはずなのに、ほとんど目にすることはなかったそれは優子さんの椅子だった。
この椅子に鎮座する彼女を見ることはついぞなかったが、これに座する彼女は容易に想像できた。
四天王や部員に囲まれて談笑する、偉大な先代の幻を暗い部室の中に見た。
幻を塗り潰すように、私は薄闇の中その椅子に座った。
背凭れに背中を預けて、誰も登ってこない扉の先をしばらくの間見つめていた。
確かに見つめていたはずなのに、いつの間にかそこに人がいたことに私は気づかなかった。
「その椅子は、優子さん専用だよ」
「ゲキ、カラ……」
彼女が微かに動く度、身につけた装飾品が小さくきらめいた。
「お前の椅子じゃない」
「優子さんはもういない。誰が座っても同じだろう」
「いなくたって、そこは優子さんの場所だよ」
音もなく佇むゲキカラの、猫のような目が私を見つめて光っていた。
ゲキカラの言葉に椅子に座った私を責める色はなく、ただこの椅子の所有権は
優子さんのものだと主張しているだけのようだった。
ゆっくりと近づいてくるゲキカラの、斜めに切られたスカートがゆらゆらと揺れている。
動く度にチャラチャラと音を鳴らすアクセサリーが、消えてなくなりそうな
危うさを孕んだゲキカラという存在を、この世界に押し留めているように見えた。
脇腹の傷が痛んだ気がした。
「怒ってる?」
「いや」
落ち着きなく爪を噛んでいたゲキカラが、指差した。
「じゃあ、ソレ、痛い?」
脇腹を差していた人指し指を口許にやりながらゲキカラは、あははと笑った。
「昔の、傷だから……」
何もわからないという顔をしながらまるで見透かすようなことを言うゲキカラに、
私は上手く言葉が出てこなかった。
ゲキカラは返事もせずにキョロキョロと視線を落ち着かせないまま、そばに置いてあった椅子に座った。
「私も痛くないよ」
「それはお前がイカれてるからだろ」
「あはははっ」
「楽しそうだな」
「……珍しいからね、お前がここにいるの」
口許をニヤつかせたままゲキカラは声を低くした。
ここまで見た
  • 233
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:40:28.67
拳の傷がドクドクと脈打つのを感じながら、私はなにも言えずにいた。
何故ラッパッパの部室に来たのか、それは自分でもわからなかった。
階段の先に何かを求めていたとでもいうのだろうか、止まない痛みと衝動の先に
あるものが、ラッパッパにはあるとでも思っていたのだろうか。
そんなことを考えて、思わず笑ってしまった。
この衝動の先に何もないことなんて、私は初めから知っていたのだ。
「理由のないケンカは勝っても負けても虚しいだけ、そう言ったな」
「ああ」
「わかっていても、抑えることなんてできない。ゲキカラ、お前だってそうだろう」
「でも、優子さんが教えてくれた。優子さんとの約束だから守る」
「そんなもんかよ……」
「知らないうちにわかってくることもあるさ」
優子さんがそう言ってた、そう言ってゲキカラはまた笑った。
私はネズミの顔を思い浮かべていた。
あいつがそんなことを言うとは思えなかったが、それでも真っ先に頭に浮かんだのはネズミだった。
理由のないケンカなんていくらでもしてきた。理由なんてものを求めたこともなかった。
殴った痛みと殴られた痛みだけが全てで、その後に訪れる痛みなんてものは
感じないフリをしてここまできた。
それが崩れたのはネズミに出会ってからなのだと、こんなふうに知るなんて思ってもいなかった。
知りたくもなかった、知らないフリをしてきた感情が急激な速さで私を侵していく。
薄暗い部室が、このまま私を闇に溶かしてくれればいいと思った。
どこか死を思わせるゲキカラはその実、噎せかえるほどの生の匂いを
立ち込めさせていて、ぐらぐらと私の頭を揺さぶった。
視界が揺れているのか、忙しなく動くゲキカラのスカートが揺れているのかわからない。
無意識に拳を握れば熱を持った傷が開いて痛んだ。
ふらりと立ち上がったゲキカラの静かな動きに、身に付けたアクセサリーだけがチャリチャリ鳴った。
「痛いときは、痛いって言ったほうがいい」
「それも、」
「優子さんが言ってたんじゃないよ」
ゲキカラはケラケラ笑って、それ以上は言わずに出ていった。
ブーツが階段を蹴る音が聞こえる。
その音が聞こえなくなったとき、私はこの暗がりが急に恐ろしく思えた。
闇に溶けたいと願ったことが嘘のように、今は闇に飲み込まれることを心が拒んでいた。
立ち上がってたった今座っていた椅子を眺めてみても、もう幻は見えなかった。
ここまで見た
  • 234
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:43:54.70
逃げ出すように部室を後にする。
階段を降りて、とうとう人気のなくなった廊下を歩いていると教室から一人の生徒が出てきた。
見慣れた黄色いジャージ姿のヤンキーと目が合う。
同じクラスで何度か話をしたこともあるはずだが、彼女の名前を思い出すことはできなかった。
「センター」
「……なんだよ」
今日はよく話しかけられる日だ。
私の気を伺うような声が癪に触って思わず睨み付ければ、そいつはおずおずと口を開いた。
「ゲキカラと、な、何話してたんだ?」
「お前には関係ねえだろ」
「オレだって一応、心配してんだぞ!なんか、様子おかしかったし……」
廊下からずっと様子を伺っていたのだろう、いちいち踏み込んでくるそいつを
普段ならば適当にあしらっていたが、今日はそうもいかなかった。
やり場のない衝動が、こんな些細なことにも沸き上がってくる。
「だったらゲキカラに直接聞けばいいだろ」
私の確実に怒気を含んだ声色にそいつの声も小さくなっていく。
距離を詰めながら、廊下と教室を隔てる壁に追いやって胸ぐらを掴んだ。
「勘違いすんなよ。お前と私はダチでもなんでもねえ」
「ダチじゃなくても、馬路女の仲間だろっ」
小さく叫ぶそいつを黙らせようと、痛む拳を持ち上げた。
冷静でない自分を心の端で笑う自分がいる。
こいつを殴ってどうなるというのだ。それに、こんな拳で殴れば痛いに決まってる。
その後の心の痛みは見ないふりをすればいい。
だけど、それもかなわなかった。
「誰かと思ったら寒ブリじゃないっすか」
声の正体は悠然とこちらへ向かって歩いていた。いつものようにガムを噛みながら、口の端を歪ませて。
「まさかとは思うんすけど、センターに喧嘩でも売ったんで?」
「んなわけ、ねえだろぉ」
小さく声を漏らしたそいつ、寒ブリの顔には僅かに安堵の表情が浮かんでいた。
ネズミの声を聞いた瞬間、振り上げた右腕は萎えたようにやり場を失った。
掴んでいたジャージを離して、私はネズミと寒ブリをぼんやりとした気持ちで見つめていた。
「センターもこんな雑魚相手になにしてんすか」
「おい!雑魚はねえだろっ」
「睨まれただけでビビってたくせに?」
「み、見てたのかよ」
「たまたまっすよ」
寒ブリはネズミに噛みつきながらも、何か言いたげに私を見ていた。
その視線が鬱陶しくて、この場から早く去りたいと思った。
「まだなんかあるのか」
「いや……」
「じゃあさっさと帰ってチーズでも食ってろ」
半ば返事を無視するように、私は寒ブリとネズミに背を向けた。
ここまで見た
  • 235
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:46:08.77
消化不良の熱と、虚しさと、痛みがない交ぜになって身体中を汚していく。
私の一部だったはずのそれは、今はドロドロと靴底にへばりついて歩みを重くした。
屋上への階段を上ってみても、行き場のない身体と心が扉を開けることを躊躇させる。
私は扉に背中を預けて座り込んだ。
ネズミが追いかけてきてくれることを、心のどこかで期待しながら。
目を閉じてひんやりとした床の冷たさに身を任せていたら、脈打つように疼く
喧嘩の傷跡だけが熱かった。
ネズミに出会って、初めて、誰かのためにケンカをした。
たとえ私が利用されているだけだったとしても、彼女が傷つけられる姿は見たくなかった。
ただそれだけだったのに、見過ごしてきた痛みは今になって私を支配しようと膨れ上がっていた。
彼女との関係が深いものになればなるほど、一人なら耐えられたはずの痛みが、耐えられなくなった。
足音が聞こえる。遠かった音がだんだんと近づいて、階段を上ってくるのを聞いていた。
「センター」
私はどうすればよいのだろう。
目を開けていても閉じていても、この暗がりの中じゃネズミの顔はよく見えない。
「ネズミ」
「寒ブリのやつ、ずいぶんビビってたぞ」
「そう、だろうな」
「私に、センターを頼むって言って帰ってった」
なぜ寒ブリがネズミにそんなことを言ったのか、なんとなくわかる気がした。
寒ブリに対して生まれた僅かな罪悪感が煩わしかった。
「頼まれなくても、私は平気だ」
強がってみせても、ネズミには何も隠せない。
嘘を付く人間は嘘に敏感で、ネズミは嘘つきなのだ。
「ふーん。まあ、あいつに頼まれるまでもないけどね」
すとん、と私の隣に腰を下ろしたネズミの表情は笑ってはいないようだった。
突き刺さる視線に応えることが出来ないのは、ゲキカラによって不用意に暴かれた心のせいだろうか。
もう私と世界を隔てる殻はボロボロにひび割れていて、虚無で満たされていたはずの
身体には私の感情が染み出していた。
さらけ出せば楽になれると、封じ込めてきたはずの声が聞こえてくる気がした。
「もう、痛むはずなんてないのにな」
膝を抱いて、なんとか絞り出した声は震えていた。
自嘲気味に笑ってみても声にはならなかった。
吐き出した吐息と共に涙がこぼれそうになって、私は膝に顔を埋めた。
ここまで見た
  • 236
  •  
  • 2013/12/18(水) 22:48:07.82
「センター」
ネズミの私を呼ぶ声が、私をここに存在させているように思えた。
頬が熱い。
こんな風に涙は流れるものなのだと私は知らない。
一度こぼれた涙は堰を切ったように溢れだし私の頬を濡らしていた。
「っ、……」
顔を上げることもできず声を殺していたら、流れる涙は膝を濡らした。
センター、とネズミの声がまた私の名を呼んだ。
体重を預けるように私に凭れたネズミが、小さく呟いた。
「一人にしないでくれって言ったのはお前だろ」
「ネズミ」
「なんだよ」
「ネズミ」
「うん」
この愛しい存在は私を苦しめ、私を縛った。
ネズミの私を呼ぶ声はたしかに命を持っていて、空虚に思われた私という存在が
今は彼女を愛しいと思うことで存在する意味を持っていた。
「痛い」
「そっか」
ネズミが私によくするように、自分からネズミの肩に頭を預けて身を委ねた。
剥き出しになった心はヒリつくように痛くてどうしようもなかった。
それでも、支えるように背中に回された腕に、私は心が安らぐのを感じていた。
頬に触れたネズミの唇の温かさに、再び涙が流れた。
頬に触れる口づけとも呼べないような口づけが、心地好く私を包んでいた。
ネズミが頬の傷を唇でなぞった。
「帰ったら、手当てしないとな」
「ん……」
口角の傷にも触れて、最後にネズミは唇に口づけた。
チューインガムの甘い匂いがふわりと鼻をかすめる。
そんなことですら愛しくて、私からも同じように唇を重ねた。
肌に感じる痛みのように、ネズミの体温を離したくはなかった。
孤独に蓋をして、目を閉じる。
抱き締め合う温もりを知ってしまったら、もう戻れない。

おわり
ここまで見た
  • 237
  •  
  • 2013/12/19(木) 02:46:01.51
ネズミは麻薬
癒されようとすればするほど禁断症状に
ここまで見た
  • 238
  •  
  • 2013/12/21(土) 03:09:46.38
ネズミが居なかったら居なかったで
センターはおたべや寒ブリに弱さを見せたり心を開いたりするのだろうか?
ネズミが居なくてもてっぺんを目指してたんだろうか?
ここまで見た
  • 239
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:13:30.88
書き込めるかな
ここまで見た
  • 240
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:41:26.43
秘密の部屋住民のみなさま、あけましておめでとうございます。
正月の規制解除の恩恵にあずかって短いのをひとつ
またいつ規制されるかわからないので早めに置きに来ました
雑さは残りますがお手柔らかに。
ここまで見た
  • 241
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:46:27.49
正月から風邪を引いた。
いや、正確には年末からだろうか。
「年末年始は親父に連れまわされて忙しくなる」と、いつものようにぶつくさと愚痴を言うネズミと最後に会ったのがクリスマス。
「良いお年を」
そんなヤンキーらしくない挨拶を交わし別れながら咳込むネズミを見逃してはいなかったが、まさかその風邪をもらって自分が寝込むとは考えていなかった。
いつもと変わらない畳の部屋と薄い布団一式、その中から見る天井も外の景色もやはり変わりはないのだろうが、少し歪んで見えるのはきっと私が熱に浮かされているからなんだろう。
ここまで見た
  • 242
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:47:34.15
腹が減った気はするが動けない。
薬を飲もうにも切らしていてどうしようもない。
おもむろに手にした携帯で、発信履歴から電話を鳴らした。

『はい、もしもしセンター?悪いけど手短に頼…』
「…ネズミ…ゼー…ハー」
『センター?どうした、おい大丈夫か?』
「…あ…ごめっゲホッ」
ツーツーツー…

急に申し訳なさが押し寄せてきて咄嗟に切ってしまった。
…でもいいんだ、声が聞けたから。
相変わらず歪む天井を見つめながら、私はまた眠りにつくことにした。
ここまで見た
  • 243
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:48:46.98
再び目が覚めると夕方の4時。
身体の怠さもそのままで、どうしようかと考えあぐねていたちょうどその時。
ピンポーン ドンドンドンドン
ベルを鳴らし必死にドアを叩く音が部屋中に響いた。
言うことを聞かない身体に鞭を打ちながら、まともに確認もせずに鍵を開けた瞬間、音の主が勢いよくドアを開いた。
「おいセンター!!大丈夫か!」
「…ネ…ズミ…なんで」
「なんでってお前、電話かけてきたじゃないか!上がるぞ!ほら、さっさと布団に戻れ!そんな薄着じゃ悪化する!」
「うぇ…?あ…うん…」
熱でふわふわした頭じゃなにがなんだかわからなかった。
とりあえずネズミが来てくれて、暖かくしろと言われたので私はその通りにする。
よく見るとネズミは両手にコンビニのビニール袋を提げていたようで、その中身を外に出したり、なにかを電子レンジで温める音も聞こえる。
ここまで見た
  • 244
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:50:08.38
しばらくすると、お粥とスポーツドリンクを手にしたネズミが布団の傍に来て座った。
「メシは」
「食べてない…」
「薬…も?」
「…飲んでない」
「はぁ、そんなことだろうと思った」
身体を起こしながらそんな会話を交わす。
ネズミは手元のお粥をスプーンで一口分掬うと、ぶっきらぼうに「ん」と突き出してきた。
「食べさせてくれるのか」
「黙って食わせてもらえよ犬っころ。それとも自分で食うか」
「いただきます」
ぺろ、と舐めて熱さを確認し、一口頬張った。
よく考えると久しぶりの食事で、身体の怠さを忘れてあっという間に食べきってしまった。
「本当に犬だなお前…ほら、薬飲んで寝ろ」
促されるままに、買ってきてもらった薬を飲んで布団に横になる。
ここまで見た
  • 245
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:51:28.85
するとふと、ネズミの左手人差し指の小さな傷が目に入った。
「それ…どうした」
「あ?あぁ、これ。さっき切った。別にそんな大きい傷でもないから気にするな」
気にするなと言われても気にしてしまうのが私だ、と言わんばかりに、自然とネズミの手を取った。
軽く引き寄せて傷を自分の口元へと持っていく…が、躊躇ってやめた。
取った手をまた本来あった場所に戻し、ネズミに背中を向ける。
「…どうした」
「…別に」
「今お前、傷舐めようとしたろ」
「…」
「なんでやめた」
「風邪がうつるだろ」
「あ…っそ」
「ごめんネズミ…今日は…」
「…」
「今日はありがとう」
そう言い捨てて、布団を被ってしまった自分がさらに恥ずかしい。
礼すらまともに顔を見て言えないなんて。
ここまで見た
  • 246
  •  
  • 2014/01/03(金) 17:52:45.53
背中ではカチャカチャと食器を片付け始める音が聞こえる。
怒らせてしまっただろうか…
自分の惨めさと、それでも心に広がる安心感と、もう感情がわからない。
熱のせいで潤んだ目から、気づけば涙が溢れるほどになっていた。
頭の中で「熱のせいだ」と何度も唱える行為が、自分を落ち着かせるつもりなのか、それとも混乱させるつもりなのかは最早わからない。
するといつの間に戻ってきたのだろう、
「熱のせいだな…」
と、頭の中の言葉が実声となって背中から聞こえてきたのに驚き、閉じていた目を反射的に開ける。
ここまで見た
  • 247
  •  
  • 2014/01/03(金) 18:11:14.08
「おい、起きてんだろ。こっち向けよ」
そう声をかけられ、恐る恐る振り向く。
ネズミはムッとした顔をしていた。
「そんな眼はお前に似合わない」
「え…?」
そう言って私の額に手を当てたかと思いきや、頬に残る涙の跡にキスを落とされた。
「ちょっ…まっ」
私が制止の言葉を述べるより早く、今度は瞼にキス。
次のキスが降ってくる前に、力を振り絞ってようやくネズミの肩を軽く押し返した。
「や…めろ…って!」
「…なんで」
「いや…さっきから言ってるだろ…風邪がうつるって…」
「別にいい」
「え?」
「私は、弱ってるセンターなんか見たくない。私にうつして治るんだったらさっさとうつしてくれて構わない」
…なにを言ってるんだこいつは…?
訳がわからない、という顔をして返事に困っていると、唇に当たる柔らかい感触。
それはすぐに離れたと思ったら再び触れて、唇を食んでくる。
いつしかネズミは私に覆いかぶさるような体制になっていた。
ネズミの言うことも、そもそもこの状況も全く理解できないほど私の頭は機能していなかったが、そういえば元から私はネズミほど頭のキレる奴ではなかったと自己認識し、ただただ精一杯、ネズミのキスに応じた。
ここまで見た
  • 248
  •  
  • 2014/01/03(金) 18:12:28.00
どれだけ長い間、唇を重ねあっただろうか。
程なくしてネズミのキスは止み、私の目を見て少しだけ笑顔を見せた後、くたりと私の横に倒れるように寝そべった。
「はぁ…はぁっ…苦しかったか?」
「ん……大丈夫だ…はぁ」
「そうか……センター、早く治せ」
「あぁ、そしたら今度は私が見舞いに行く」
その場で約束を取り付けた。
「それから…」
ネズミはそう言って、布団から出ていた私の手をキュッと握ると、自分の胸元に押し当て
「うちで続き…な」
と言い残し、また後片付けをしに台所へ戻って行った。
ネズミのいなくなった虚空に向かって
「あぁ」
と空返事をした私は、なにも考えられない頭で先程のネズミの言葉を反芻していた。
早鐘のように鳴っていたネズミの心臓。
それと同調するかのように波打つ私の鼓動はきっと…

熱のせい。

終わり
ここまで見た
  • 249
  •  
  • 2014/01/03(金) 18:14:03.83
以上です。
連投で止められてしまったので途中からID変わってますが、同一人物ですので悪しからずm(_ _)m
ここまで見た
  • 250
  •  
  • 2014/01/03(金) 22:59:59.05
>>249
ありがとう
ここまで見た
  • 251
  •  
  • 2014/01/03(金) 23:20:05.24
チューで風邪うつっちゃうからダメとかなんとかかんとか…もう堪らんよ!
ここまで見た
  • 252
  •  
  • 2014/01/04(土) 11:12:14.29
とてもイイ!!!
ここまで見た
  • 253
  •  
  • 2014/03/21(金) 13:31:43.19
(´・ω・`)
ここまで見た
  • 254
  •  
  • 2014/04/15(火) 19:29:11.49
悪魔のリドルって百合っぽいアニメにネズミみたいなのがいる
ここまで見た
  • 255
  •  
  • 2014/04/16(水) 03:00:10.53
どこに?
ここまで見た
  • 256
  •  
  • 2014/04/16(水) 11:23:39.38
ここセンネズスレ?
ここまで見た
  • 257
  •  
  • 2014/04/16(水) 22:21:47.80
>>256
ここは百合専用でR18だよ笑
18歳未満の方はこちら
【マジすか学園】センターとネズミの屋上★24
http://ai.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1395999854
ここまで見た
  • 258
  •  
  • 2014/06/02(月) 18:52:31.17
いちお保守
ここまで見た
  • 259
  •  
  • 2014/06/11(水) 08:41:49.04
a
ここまで見た
  • 260
  •  
  • 2014/09/09(火) 01:44:50.36
保守
ここまで見た
  • 261
  •  
  • 2014/10/01(水) 10:27:57.21
センネズが再び盛り上がるような続編はよお願いします
ここまで見た
  • 262
  •  
  • 2014/11/22(土) 04:37:08.33
保守あげ
ここまで見た
  • 263
  •  
  • 2014/12/24(水) 03:02:18.22
ろくでなし子は置いといて↓
クリスマス前にとんでもないことやらかした結果
奇跡が起きた!
ワイルドだろぉ

0◎22◎it.n◎e◎t◎/d12/1224yuina.jpg

◎を抜く
ここまで見た
  • 264
  •  
  • 2015/03/11(水) 22:48:28.23
@video_vap
絶好調放送中のドラマ「マジすか学園4」に新たなゲストが登場!
第9話にはセンター役で松井珠理奈さん、
最終回となる第10話にはネズミ役で渡辺麻友さんが出演します!
どんなシーンに登場するのかお楽しみに!
#AKB48 #SKE48 #マジすか《宣伝Nico》
ここまで見た
  • 265
  •  
  • 2015/03/13(金) 08:06:27.85
@video_vap
インターネット「TVガイド」にて、
「マジすか学園4」ゲストのセンター(松井珠理奈)、ネズミ(渡辺麻友)の場面カットが掲載中!
次週8話からのラストスパートをお見逃しなく!
http://www.tvguide.or.jp/news/20150312/03.html
#AKB48 #SKE48 #マジすか 《宣伝Nico》
ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード