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  • 2008/09/02(火) 18:19:52
北京五輪で世界新を連発した英スピード社製水着レーザー・レーサー(LR)は、今夏の全
国高校総体も席巻した。20日に終了した競泳個人26種目中14種目を制し、決勝だけで
も日本タイを含む高校新を四つ出した。一方、山本化学工業(大阪市)のゴム素材「バイオ
ラバー」を使った2社の水着も健闘、計7種目に勝った。水着を巡る「狂騒曲」はしばらく続
きそうだ。



 「スタート後の伸びが違う」などLRを着て記録を伸ばした選手から驚きの声が相次いだ。
男子自由形2種目を高校新で制した伊藤健太(愛知・中京大中京)は「話題の水着を着る
だけで気分的に優位に立てる」と話した。



 LRが店頭に並ぶのは来年2月の予定。既に予約を締め切った先行発売でも今年11月
までは入手できず、今は、同社の国内代理店ゴールドウインと付き合いのある一部選手ら
しか使えない状況だ。



 その間隙(かんげき)を突いた形が、山本化学工業の素材を使うスポーツヒグ(大阪府和
泉市)の水着KOZ(コーズ)と、ニュージーランド企業製のブルーセブンティ(B70)で、既
に購入できる。ゴム素材に水から受ける抵抗を減らす工夫を施している。ともに初日の17
日に優勝者を出し、翌日から「使いたい」との要望が増えたという。女子200メートルバタフ
ライではKOZを着て高校新を出した秋山夏希(山梨英和)は「後半、タイムも泳ぎも伸びた
」。B70を着て優勝したある女子選手は「LRより着やすくて自分に合っている」と話した。(

永田篤史)

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