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  • 2011/12/05(月) 15:28:09.48
すがやみつる氏の回想によれば、貸本マンガ時代から
少女マンガ調を取り入れていたみたいよ。

http://sugaya.otaden.jp/e4561.html
 同じ頃、セントラル出版(セントラル文庫)という貸本店向け出版社が、「街」という短編集を出し、「影」と人気を
張り合っていた。ここで活躍していたのは、出崎統、荒木伸吾といった都会派アクションを描くマンガ家たちだった
(彼らも、劇画という呼称は使っていなかったはずなので、ここではマンガ家と呼ぶことにする)。

 出崎統は、バラリと前髪がたれたハンサムな若者が、〈グリースガン〉という進駐軍払い下げの軽機関銃{サブマシン
ガン}をぶっぱなすマンガばかり描いていた。
 ムーディーな青春マンガが得意だった荒木伸吾は、キャラクターの瞳の中に少女マンガのような十字の光を描いていた。
 出崎も荒木も、貸本劇画、貸本マンガの衰退とともに、いつしか姿を消してしまったが、やがて虫プロ製アニメの
クレジットに、その名前を見るようになる。

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