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- 2016/10/19(水) 22:55:47.70
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ULTRA JAPAN 2017(ウルトラジャパン)が開催されない理由すでに日本のEDM産業は終わっている
現在、ロンドンやニューヨークの町中には、まともな大型クラブはありません。
夏のイビサ島も年々観光客は増えていますが、その多くは深夜営業のクラブ目的ではない。
世界最大のクラブPrivilege(プリヴィレッジ)はブランドライセンス先を海外に求め、
Space(スペース)は2015年いっぱいで一度閉店し、昼営業できる可能性を探っています。
一方、Tomorrowlandのような大型フェスは、毎年史上最大規模の人数を集めています。
すなわち深夜営業しかできない「移動不可能な通年劇場型装置」としてのクラブは、世界中でとっくに終焉を迎え、
「移動可能なサーカス型フェス」は、年々、人々を集めていることになると言えます。
その隙間が「移動不可能な通年劇場型装置」の昼営業になります。
また、過去数年日本で開催されていた「Big Beach」は
所詮ブランドネームの借り物イベントであり、継続は不可能で(反社会組織との関係もあり)、
今後は「ULTRA」に顧客は一時的に引き継がれるでしょうが、
これも資金的に回らなくなる可能性がとても高くあると思います。
大前提としてULTRA JAPANは、韓国のサブライセンスイベントでして、初年度は数億円規模の赤字です。
その理由は、覚醒剤の蔓延をさておいても、世界的DJギャラの高騰とイベントライセンスの支払い(米国と韓国へ)にあります。
既に日本は、ダンスミュージック後進国であり、世界的DJからしてみると、
日本でプレイするよりもブラジルやオーストラリアでプレイした方が遥かに稼げるのです。
世界がひとつに向かっている音楽産業のなかで、日本だけ孤立し、急行が止まらない各駅停車の小国になってしまったのは、
ヒットチャートを見ても、残念ながら明らかです。
いまや、世界的DJからは、日本からの2時間3000万円程度のギャラオファーでは、断ります。
2時間3000万円ですよ!それを断るのです。
なぜなら、日本に今後の市場の可能性がなく、国際的プロモーションにもまったく役立たない国になってしまったからです。
よって、世界のダンスミュージック産業の売り上げは、年々加速度的に増大し、
(先進国の深夜営業の劇場型クラブ産業は衰えています)
世界で活躍できるDJの人数も増えているのは、間違いありませんが、日本は縮小し、世界的流行から遅れています。
そして、世界で活躍できる日本のDJとは、日本の封建的システムと反社会組織に近しい日本のクラブと音楽産業では活躍できない人を指すのですが、
長期的に考えれば、ここを伸ばすのは良いビジネスになると僕は考えています。
これほど、レバレッジが大きい投資は見当たりませんので。
結果、日本のダンスミュージック産業の未来は大変暗いものですが、
世界ダンスミュージック産業は、今後不景気と反してますます明るくなると僕は思っています。
http://o2media.asia/ultrajapan2017done/
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- 2016/10/19(水) 22:57:47.35
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へー、ULTRA来年はないのか。
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