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- 2016/10/19(水) 19:23:34.40
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映画評論家町山の批評
日本の観客が目にすることが多いハリウッド映画の大まかなフォーマットは闘うこと。(闘うこと=走ること)
今までの深海映画は電車に乗って終わっていた。例えそれが遅延した電車であっても自分で動くことはしなかった。
今回の映画では登場人物が電車から降りて自分の運命を変えるために走ったためエンタメ作品として大衆にウケた。
引き戸が閉まる描写が多い→二人の運命が引き裂かれることの暗示。このカットは実写では撮れないアニメならではの表現。
深海映画の特徴である電車→運命というレールから決してはみ出そうとしない登場人物を表している。(秒速、言の葉)
今までの深海作品は桜をうつくしい!とありのままに表現した和歌のようだった。今回は卓越した絵にストーリーがつきエンタメ作に。
プロは違うよプロは
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