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- 2016/10/19(水) 14:14:58.63
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見ない奴多そうだから全部貼るわ
店主の長男は16歳から引きこもりでした。
(現在、今年で23歳になります)
当時の長男は、高校受験にも無事受かり念願だった学校へ通える事となりました。
しかし。入学式とその後1〜2回程、学校に行ったきり
ずーっと、ずーーっと1日中部屋へ引きこもる生活になってしまいました。
大きい住まいでも無いのに1日中部屋へ引き込もり、顔を会わすことすら出来ない状態になってしまいました。
食事はリビングのカウンターに置いておくと無くなっている=長男が食べた(生きている!)
…当時は、なんだか目に見えない野生動物と共存しているような感覚でした。
部屋へ訪れると暴れる、声をかけた翌日にはお風呂場のドアが割れて無くなってしまっている等…。
とにかくその時期はそれ以上の被害を恐れてしまい、そっとしておくことしか出来ませんでした。
もちろん一歩も外へ出られない長男の代わりにですが、公的な場所へ相談にも通いました。
訪問もしていただいたのですが、その後は興奮してかトイレの壁には大きな穴が…。
2階の扉のガラスも叩き壊し、食器棚の食器は全て投げ壊され…本当に毎度大変でした。
ガラスの破片やらが足を傷つけないように…。
部屋の中なのに安心して素足などにはなれず、靴やスリッパを履き日々片づけに追われる毎日でした。
正直、毎日が地獄のようでした。
仕事からクタクタで帰宅しても、まずは片付けをしないと歩くことすら出来ないのですから。
何度も泣きながら、時には叫びながら、軍手にゴム手袋姿で四つん這いになりながら片付けました。
その内、冷房機器も全て壊され暖房器具も全て破壊され。
室内に居ているのに夏は暑い、冬は寒い、まるで外での生活に近いような暮らしをせざるえませんでした。
次男は当時まだ小さく、父親の居ない家庭…成長した息子相手に母親が力でかなう訳もなく
さらに次男に被害が及ばないよう、ただただ神に祈るばかりでした。
今思えば、我が家の長男の場合…。これが病へのプロローグだった訳です。
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