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  • 2015/10/12(月) 20:18:21.28
体育の授業はイジメに繋がりやすい。球技などのチームプレーは特にそうだ。
また、例えば「負けたチームに腕立て伏せをさせる」のは、これでは、運動音痴へのイジメを助長するどころか、「勝った方が正義」という、インドのパル判事が嘆く植民地思想を生んでしまう。
「走るのは、みんなで手を繋いでゴール」とまでは言わないが、敗北チームに罰を課すのはあまりに問題が多い。指導要領を読めばあり得ない事と分かる。

体育の授業はイジメの温床なのに、体育教師は、何もしない。
むしろ、体育教師というのは他の教科の教師と違い、「教える」という事を殆どしない。
例えば「よし、今日はサッカーやれ」で終わりにして、サッカーのやり方などは教えない。
しかも、例えば英語や数学は「学生自身に英語が苦手だったからこそ、英語教師になった」という人が割と多いのに対し、運動音痴だった人が体育教師になる事はあり得ない(先天的なものだし)。つまり、体育教師は運動音痴の気持ちが解らない。

また、運動神経は先天的なものであり、仮にやり方を教わった所で、努力でどうにかできる範囲には限度がある。
体育をサボる学生に辛辣な教師は、その生徒の教育を受ける権利を奪ってるのはむしろ教師自身であると気付け。周囲から「お前、体育の授業出たらぶっ飛ばすぞ」と脅されてる場合さえある。

「社会でも仕事できない人は邪険にされるし、運動音痴が邪険に扱われるのは、イジメにならない程度なら仕方ない」という考え方もあるかもだが、
(1)
学校は社会ではない
(2)
むしろ邪険された場合の対処法を教えるのが学校の役割
(3)
仕事と違い運動能力は努力で向上できない
●●●
修学旅行や林間学校もそうだ。
教師の目の届かない密室で、一体どんなリンチが行われているのか?
昔、遊園地板?にあった、ディズニーランドに制服修学旅行云々スレで「修学旅行にディズニーとか、『学を修める』という定義が崩壊してる」なんてカキコを見た記憶があるが、まあ経営的な勉強になるから学を修める事はできるかもだが、
修学旅行の本来の趣旨「金のない人が金を出し合って旅行に」は現状ではもはや必要無い。
●●●
なにも、ニューヨークの割れ窓理論ほどやれとは言わないが、
しかし、イジメが起きやすい環境というのはある。
「イジメが起きてから対処する」ではなく、「そもそもイジメが発生しない環境作り」が、必要なのでないか?

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  • 2015/10/12(月) 21:14:52.57
学校はなぜ「巨大組体操」をやめられないのか
東洋経済オンライン 9月17日(木)6時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00083619-toyo-soci


巨大化する「組体操」、子どもたちの多様な家庭背景を無視した「二分の一成人式」、教員たちの土日を潰し続ける部活動顧問――。「教育」という輝かしい活動の陰で生じる「負の側面」に目を向け警鐘を鳴らす、名古屋大学大学院准教授・内田良氏。
なぜ学校は変わらないのか?  話を伺った。
■ 組体操は、学習指導要領に記載がない

【詳細画像または表】

――新刊『教育という病』(光文社新書)を拝読しました。組体操や二分の一成人式など「感動のシーン」の裏側で、多くの深刻な問題が起きていることに衝撃を受けました。
たとえば運動会で行われる組体操では、中学や高校では10段を超える巨大ピラミッドが組まれ、小学校にも高層ピラミッドやタワーが広まり、後遺症が残るほどの事故が毎年起きているとのこと。
そもそも、組体操は学習指導要領に記載がないんですね?  ええ、戦後間もなく記載があった時期も少しだけあるんですが、いまは何の記述もありません。にもかかわらず、ここ10年くらいで組体操は学校現場に急速に拡がり、事故が多発している。
とくに頭や首など、重度障害にもつながりかねない負傷が多いのが特徴です。

 ――昨年からこの問題について、Yahoo! ニュース個人に記事を書かれるなどして警鐘を鳴らされています。状況は変わりましたか? 

 これまで巨大組体操を推していた小学校の先生向けの雑誌が2つあるんですが、1つはこの春、安全を優先する方向にカラーが変わったんです。それで「だいぶ世論は変わったな」と思っていたんですけれど……。

 先日ちょうどもう1つの雑誌が届いたんですが、またもや高層ピラミッドが推奨されていたので、がっくりしました(苦笑)。保護者から「(巨大組体操を)やめてほしい」と声が上がっても、学校が「いやいや、安全対策はやっていますから」と言ってはねのけた、
という話もけっこう聞いています。
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  • 2015/10/12(月) 21:18:21.22
 ――学校が巨大組体操をやりたがっている、ということですか?  それはなぜ? 

 理由はふたつあると思うんですが、ひとつは「保護者ウケ」がいいから、ということです。

 保護者のなかにも、巨大組体操を支持する人は少なくない。ある小学校では校長先生自らが問題提起して、ピラミッドをとりやめにしたんですけれど、PTA関係者から「勝手にやめるなんて、けしからん」ということで、ひどくののしられたそうです。

 ――PTA関係者というのは、立場によってはけっこうな発言力がありますからね……。でもそれって保護者の総意ではなく、その方の個人的な考えですよね。

 そうなんですけれどね。でも、そういう「巨大組体操をやってほしい」という保護者の声は、まだまだ多いのも事実です。

 ただ、僕はそれが「先生の言い訳に使われている」という気もしています。保護者のなかには「巨大組体操をやめてほしい」という声だってたくさんあるんだけれど、
先生たち自身がやりたいから、「保護者がやってほしがっている」と言っているところも、あると思うんですよ。

■ ケガのリスクより、「クラスのまとまり」

 ――巨大組体操をやって、先生に何かメリットがあるんですか? 

 学校の先生にとっていちばん大事なことって、「学級経営」であり、「クラスのまとまり」なんですね。組体操っていうのは、あたかも「まとまり」をつくるようなものじゃないですか。そういう意味でも、とても先生ウケがいいんです。

 「クラスみんな仲がいい」とか、「まとまりがある」っていうのは、担任の先生にとって、学校の中でのステータスでもあるので。

 ――ある意味そっちのほうが、組体操でケガ人が出るリスクよりも大事だってことでしょうか。

 そうですね、だからなかなかリスクを受け入れられないんだろうな、と思います。

 また巧妙だと感じるのが、誰かがケガをしても、「その子のために、みんなが一致団結するんだ」っていう物語をつくってしまうところ。よくあるのが、誰かが骨折で入院したりすると、クラス全員からの手紙を届けるんですって。
それを読むと、親も子どももジーンとなって、すべてを忘れるっていう。すごい技術だなーと思って(苦笑)。

 ――それは、ちょっとひきます……。

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  • 2015/10/12(月) 21:18:42.76
 ――巨大ピラミッドに比べたらよさそうに見えますが、むしろ危険が増すのですね。

 あとは、3段で騎馬みたいなものを組んで、動きを入れる、なんていう形も出てきましたが、これも子どもがちょっと練習してやるようなことじゃないんですよ。
チアリーディングがトレーニングを積んでやるようなものであって、体格の差や、運動のうまい下手がある子どもたちにやらせるものではない。

 巨大ピラミッドほどの危険性はないものの、やっぱりちょっと気掛かりなところです。

■ 運動会本来の主旨を思い出そう

 ――線引きも難しいですね。どこまでならOKで、どこからはダメ、という……。

 あんまり言うと、「何にでもケチをつける」って言われちゃいますからね(笑)。でもまあ、2段までは僕も全然OKだと思うし、3段でも最近の組み方は、2段目の子が地面に足を着いているので、安定性はわりとあるんですね。そこまでならやむなしかなって思います。

 ――組体操を指導する先生たちも、毎年かなりの労力ですよね。それも、どうなのかなと思うんですが。

 運動会って本当は、日ごろの子どもたちの体育の成果をみんなに見てもらう、というものなんです。でもいまは「運動会の見世物のために練習する、体育の時間が使われる」ってことになっちゃっている。そういうのは、あんまりよくないんですよね。

 だから保護者も本当は、そういうものとして受け取らなきゃいけないんですよね。華やかなものを求めるんじゃなく、「子どもが元気に育っている!」というところで、満足する。そういう運動会が、本当はいいんでしょうね。

 (後編に続く)
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大塚 玲子

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