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  • 2015/10/24(土) 19:18:48.03
2015/10/12 07:10
組み体操の事故、どう防ぐ 苦慮する学校 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008476031.shtml


 今年の運動会や体育祭に、かつてない緊張感が漂っている。多くの小中学校が取り入れる組み体操の事故が相次いでいるが、神戸市内でも本年度、4人が骨折などで救急搬送されていたことが分かった。
神戸市教育委員会は初めて安全最優先で指導するよう各校に通知。大勢の生徒が力を合わせ、成功させる姿に胸を打たれる保護者も多く、組み体操の人気は根強いが、大きなけがにもつながりかねない。学校現場で模索が続いている。 (竹本拓也)


 運動会シーズン終盤の10日。有瀬小学校(神戸市西区)のグラウンドで、6年生男女約150人が四つんばいになり、ピラミッドを完成させた。7段の大型で、高さは3メートル以上にもなる。拍手が沸き起こり、カメラを持つ保護者の人だかりができた。
男性(43)は「家では見ない顔つきだった」と息子の演技に目を細めた。

ピリピリムード

 ピラミッドの周囲には、体操服姿で児童以上に緊張した面持ちの教職員24人がいた。全体のバランスに気を付け、体勢を崩しそうな児童がいると、声を掛けて励まし、両手で支えた。
中山倫太郎教諭(32)は「今年は緊張感が違った。何よりも安全第一。けがなく終わってよかった」と胸をなで下ろした。

 同小は毎年、1学期から教職員が補助の訓練を行っているが、今年は教職員に全児童を1人ずつ割り振り、誰がどの児童をサポートするかを明確にした。また、組み体操の一部をダンスに切り替え、児童が“大技”に集中しやすいよう配慮した。

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