facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 105
  •  
  • 2022/10/31(月) 01:38:16.15
50年以上前の大昔;
山線を走る急行「アカシア」や「まりも」の車中、
冬の時期は毛ガニが最盛期で茹でて駅弁と一緒に売られている。

山中を疾走する車中では、
旅慣れたリーマンが毛ガニをせっせとほじくっている。
車内には毛ガニの汐の香りと温くなった5合ビンを
酌み交わす強烈な匂いが充満して、
外の吹雪の雪景色とは別世界。

駅ごとにちらっと見える景色は、
腕木信号のほのかな灯りと、
鉄道員(駅長さん)が転轍器のハンドルレバーにスタンバイして、
疾走通過する急行列車が通り過ぎるのを見守っている、
吹き付ける吹雪に外套が白く凍り付いて・・・

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード