北海道の昔の鉄道の思い出を語ろう10!! [sc](★0)
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- 2022/10/31(月) 01:38:16.15
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50年以上前の大昔;
山線を走る急行「アカシア」や「まりも」の車中、
冬の時期は毛ガニが最盛期で茹でて駅弁と一緒に売られている。
山中を疾走する車中では、
旅慣れたリーマンが毛ガニをせっせとほじくっている。
車内には毛ガニの汐の香りと温くなった5合ビンを
酌み交わす強烈な匂いが充満して、
外の吹雪の雪景色とは別世界。
駅ごとにちらっと見える景色は、
腕木信号のほのかな灯りと、
鉄道員(駅長さん)が転轍器のハンドルレバーにスタンバイして、
疾走通過する急行列車が通り過ぎるのを見守っている、
吹き付ける吹雪に外套が白く凍り付いて・・・
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