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- 2023/08/25(金) 14:49:26.49
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KYくそジジイだ!!
8月22日の16時過ぎに、八戸工場の3号回収ボイラーで爆発事故が発生したようじゃのォ。
幸いにも人的被害はなかったようじゃが、10億円近い損害は避けられんじゃろうな。
昨年9月6日に起こった「いわき大王製紙」の4号ボイラーの爆発事故も、水壁管の亀裂破損による水蒸気爆発じゃったようじゃのォ。
三菱製紙もこれから事故調査と復旧が進められるじゃろうが、ワシは今回の事故は起きるべくして起きたと思うぞ。
全社を挙げての『費用節減』を進めるなかで、製造業で最も大事な『予防保全』を蔑ろあるいは後回しにしておったのではないかのォ?
ボイラーの水壁管では、管内面からの腐食疲労損傷が生じることがあり、摩耗による減肉と同様の主要な材料損傷と言われておるのじゃ。
水壁管内面のき裂が進展すると水壁管そのものが噴破し、高温高圧水が噴射されるという爆発事故を起こす危険性があるのじゃ。
しかしじゃな、ボイラー水壁管には腐食疲労の対象となる部品数は数万個あるといわれており、その部品の種類も数千種類にも及ぶはずじゃから「発電火力設備に関する技術基準を定める省令」第十一条を完全に履行するのも難しいからのォ。
これら凄まじい数の腐食疲労対象個所に対して、全てにセンサーを設置し詳細応力解析を行うことは事実上難しいとされておるな。
そのうえ、3RBの起動停止回数や運転時間等はパルプの生鮮計画による変動が大きいため、単純系評価での有効な腐食疲労の診断ができないのじゃな。
それゆえ、予防保全による定期的な水壁管の交換が不可避だとされておるのじゃが、『費用削減』の天の声に押されて交換を渋ったのではなかろうかの?
「貧すれば鈍する」の典型じゃのォ・・・
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