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  • 2022/02/04(金) 15:14:15.93
合否を分けた問題
■第105回A33
 45歳の女性。右視力低下と排尿障害とを主訴に来院した。3か月前にものが二重に見えたが1週間で軽快した。1か月前から右眼瞼が閉じにくくなり,その後右顔面の感覚鈍麻に気付いた。5日前から排尿障害があり,昨日急に右視力が低下した。10年前から高血圧症の治療を受けている。意識は清明。視力は右0.1(矯正不能),左1.0(矯正不能)。眼底に異常を認めない。眼球運動は右眼の外転が不十分である。右顔面の痛覚低下を認める。両側上下肢の軽い運動麻痺があり,両側上下肢で腱反射が亢進し,Babinski徴候は両側陽性である。脳脊髄液検査で細胞数6/mm3(全て単核球)(基準0〜2),蛋白56mg/dL(基準15〜45)である。
 直ちに行うべき治療はどれか。
a 高圧酸素療法
b シクロスポリン投与
c ステロイドパルス療法
d インターフェロンβ投与
e ガンマグロブリン大量静注

正解:C
診断:多発性硬化症
 実線で示した正答肢「c」のグラフはLev1群から急激な右肩上がりでLev5群へと達しています。このことはレベルごとの正答率に大きな開きがあったことを示しています。これに対し,誤答肢「e」のグラフはまったく逆の傾向を示しています。Lev1群では他の誤答肢を圧倒して多くの人が選択していますが,徐々に選択率が下がりLev5群では他の誤答肢とあまり変わらない選択率となっています。このことから本問には,低得点者ほど間違えて「e」を選ぶという「罠」が仕掛けられていたことが分かります。このような解答パターンを示す問題が,合格不合格を大きく分けることになりました。

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