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  • 2001/09/30 00:17
>56
 面白い質問だと思いました。実際アメリカに行っててあまりそういうこと気付かずに突っ走っていたので。
 ビデオとドキュメンタリーというのが出てきましたが、学校によって全く違うのです。
 つまり何が強い学校という感じで様々な特徴を持っているというわけです。
 造形と日芸の違いみたいなものですが、もっと細かい。
 シカゴにドキュメンタリーにめちゃ力を入れている学校があります。
 そこでは、かなり実践的な教育を受けるようです。ドキュメンタリーの先生がやたらと多いし、授業もそうです。
 それに連鎖してか、16mmの講座もかなりこいものになっているようです。
 まぁー実際ビデオで撮る人の方が多いんですけどね。
 ビデオですが、やはりCG主体という印象をぬぐえません。でも面白いものがたくさんあります。
 日本でもそうかもしれませんが、PVにアニメーションを盛り込んで実写とのコラボレーションを楽しむとか。
 正直、フィルムを扱う生徒は偏屈が多くてビデオを嫌う傾向があるのですが、僕はビデオに対する可能性を絶対的に信じています。
 はっきりいってビデオ作品は、アメリカのものが好きです。
 でも映画はspecial effectとか考えなければ日本の方が質はいいと思いますよ。
 アドバタイズの差だけで。

 とにかく学校によって全くアプローチが違うところがこちらのよさだと思います。
 実験がよい、稼げる映画がよい、と議論をしている馬鹿アメリカンがいますが、はっきりそんなことはどーでもいいわけで。
 好きだから、その学校を選んだんだろ?っていいたくなる。
 それくらい区分けがはっきりしているので、学校選びは自分のやりたいことさえはっきりしてればめちゃ簡単。

 そうそう進路ですが、これも学校によりますね。僕が行っている学校はUSニュースのランキング上位に入っているのですが、実際就職となると・・・。
 むしろ専門学校的つまり実践的なアプローチを試みている学校の方が就職では有利らしいです。
 だから一長一短なんですよね。
 単純に「実験映画の学校」「ハリウッド系の学校」と分けられるとすれば、前者はフィルムが何たるかを一から学べて現像やら色の配合やらそういうところまで学べる。でも実際就職では役立つかというとちょっと・・・。
 んで後者はやはり働けるようなスキルを身につけることが前提になってる。でも細かいところまでは。。。って感じ。
 前者としては、学生のうちは基礎をしっかり身につけて働きだしてからその場で覚えるべき事を覚えるという感じ。
 それで後者は、職を見つけるためにスキルを身につけ、実験的なことは趣味として自分で身につければいいって感じ。
 色々ありますよね。
 あの〜オレ、質問に答えてます??

ここまで見た

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