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  • 475
  •  
  • 2013/04/09(火) 23:13:04.05
>472、>474
放射線治療にも種類がある。
俺が選択した密封小線源搬入治療は、切除した場合と再発率が互角だと聞いた。
ただし密封小線源治療に関して言えば、日本で認可されて10年あまり、の実績しかなく、俺が行った大学病院でも6年あまりの実績しかない。
その大学病院の6年間の実績の中で再発割合は約1.2%。
この治療法は、日本では、比較的軽い前立腺ガンにしか用いられないそうだから、そんな良好な数字が出るのも当然かもしれない。
しかし切除とほとんど変わらない効果があるといっても、6年程度のスパンでみた話でしかないのだろうから、例えば15年、20年といった長期のスパンではだれにも確かなことは言えないんだろうと俺は思う。

放射線治療治療の場合の難点は、外照射にしろ密封小線源搬入治療にしろ、それが駄目だったと後で判明しても、患部を切除することはもうできなくなる点だ。
だから決断は慎重に行う必要がある。

それから、474が書いている先進医療のことだが、正しくは高度先進医療という。
医療保険に入っているだけではカバーできないはずだぞ。ガン特約に入っている場合でもやはりそれだけでは駄目だ。
医療保険でカバーするには「高度先進医療特約」に入っている必要がある。
そうでない場合は約300万円を自己負担することになる。
さらに、毎日少しの量を長期間照射するから、前立腺がんの場合8週間はその施設に通院しなければならない。
重粒子線にしろ陽子線にしろ、この治療が可能な施設は、たしか全国に8ヶ所しかなかったはずだ。居住地域によっては通院が大変そうだ。
ただし、通常の放射線治療よりもピンポイントでガンの部位に焦点を当てた照射をするため、その効果は切除に匹敵する程大きいと言われている。やる価値はあると思う。

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