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  • 2012/09/16(日) 18:26:31.03

――作中、監督が特にこだわって描かれたシーンはどんなところでしょうか?

監督:そもそも今回の劇場版企画のスタートは、原作の真島先生が描かれたナ
ツとルーシィの絵だったんです。ですから絵コンテも、ラストシーンにこの絵
がくるように積み重ねていきました。僕はこの絵の、“泣いてるルーシィを受
け止めるナツ”を表現する為に、ストーリーの冒頭から一貫して“ルーシィを
気にするナツ”“ルーシィを見守るナツ”という表現を入れています。

物語の最後で、ナツはルーシィの為に、あえて、ルーシィの願いを聞かないと
いう選択をします。その結果、ナツも自身も重い荷物を背負うことになります
けど、それが分かった上で、ルーシィを守る為にそういう選択をする。それは
ナツに、仲間意識や友情よりも少し踏み込んだルーシィへの気持ちがあるから
なんじゃないかと思ったんですね。

ナツがルーシィに対して感じている気持ちというのは、原作でまだはっきりと
描かれていない部分だったりもするんですが、今回の劇場版では、そのあたり
に少し突っ込んでもいいというお話を真島先生からもいただいてましたので、
ナツの視線や動きなどを通して、友情の少し先にあるルーシィへの想いを表現
しているつもりです。


――真島先生は劇場版で“ルーシィの成長”を意識されたとおっしゃっていま
したが、ルーシィを支えるナツも、やっぱり成長していくわけですね。

監督:そう思います。ルーシィが成長すれば、やはりナツも一緒に成長してい
くんじゃないかなと。“ナツのルーシィへの気持ち”の部分には、観客の皆さ
んにも注目していただけると嬉しいですね。序盤のバカやっているようなシー
ンでも、やっぱりナツはルーシィの事を気にしていますし、何かあった時はル
ーシィのところに真っ先に駆けつけていますから。


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