熊本に出店の新規/希望チェーン・テナント ★21★ [machi](★0)
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- 2014/03/12(水) 17:45:58
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熊本城の南側に建つオフィスビル10階。今月中旬、中心市街地を一望する
約400平方メートルのフロアに真新しい机や椅子、パソコンが次々と運び込まれた。
入居したのは、自動車や家電メーカーなどの顧客対応業務を請け負う「JBMコンサルタント」(大阪市)。
6月、スタッフ100人程度のコールセンターを開設するのだ。
「熊本といえば阿蘇山のイメージしかなく、当初は候補地にも挙がっていなかった」。
机などの搬入作業に立ち会った同社アウトソーシング事業部の安江洋幸部長(41)は、
九州進出の過程を振り返る。
だが、自治体の情報を集めるうちに安価な人件費や、リスク分散という危機管理面から
自然災害の少なさが目に留まった。
鹿児島市も最終候補に残ったが、「政令指定都市の規模であれば、継続的に
人材の確保も見込める」と決断したという。
昨年4月の政令市移行後、同市への企業立地が相次いでいる。
今年度は増設分を含め16件で、年間としては過去最多。
官公庁業務支援サービス会社「アイ・シー・アール」(名古屋市)のコールセンターや、
ウェブ制作会社「バド・インターナショナル」(東京)の事務所など、すでに業務を始めた事業所もある。
「都市ブランド力が上がったのが大きい」と、幸山政史市長は強調する。
政令市」という冠が付いたことで、東京や大阪の企業などから、人口集積があり人材確保や
市場価値を備えた都市と認識されるようになった、と考えているのだ。
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