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  • 587
  •  
  • 2011/05/04(水) 05:41:58
突然ですみません、私は福島県いわき市民です。場所は、福島原発から南へ焼く50km離れた地域です。

津波の被害を被った沿岸部を除けば、大震災の片付けが漸く落ち着き、しかし、市全域で原発の心配が続いている状況です。
少しネットをやる余裕もできたので、テレビで紹介された佐賀県のHPを見たところ、あまりの親身な応援、受け入れ体制が伺え、
うれしく、心が動かされました。佐賀県の素早い、細かな受け入れ体制に感謝しております。

こちらの最大の懸念は、いまは原発の放射能汚染、特に10代の子供たちへの内部被曝の防止が課題となっています。
私の自宅は、原発から50km程度離れてはいるため、国の避難指定区域ではありませんが、それでも、個人が測定する地表
面や水たまりの放射線量はとても高く、既に子供が安全に暮らせ、安心して校庭で授業を行える環境ではありません。
技術的な解決手段がない現状、とにかく原発から離れた地域へ早く移りたい、その気持ちは強いです。

しかし、最も心配なのは生活の維持、すなわち仕事です。
佐賀県の好意を受け転居した場合、それが永続的な転居であれば、転居後早く自立することを考えなくてはなりません。
そちらにどのような仕事があるのか、いくらネットが使えても見当がつかないのも、正直なところです。

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  • 588
  •  
  • 2011/05/04(水) 05:42:31
>>587 つづきです

報道では、佐賀県がせっかく応援しても、応募が数件しかないとのことでしたが、これは私たちが佐賀が嫌なのではなく、
内心嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、仕事を始め、生活維持をどうするか、それが最大の踏み切れない悩みなのです。

同じ福島県民でも、特に一部の避難民には、いつまでも自立せずボランティアの好意に甘え、受け身の生活を送る人や地域
もあり、それは県民の間でも、大きく問題視されています。
しかし、大半のいわき市民、特にいまでも市内の会社で働いているような人たちは、そんな甘えた考えは持っていません。

佐賀県に移住した場合、最初はご好意に甘えることになるでしょう。
しかし、早々に自立できるのかどうか、普段ならば冷静に考えて後は情報収集などの行動に移せるのでしょうが、地震と原発
で心が打ちのめされていること、説得を続けても移動したがらない老齢の親の問題、移動後も残る住宅のローンなど考えなけ
ればならない要素が多すぎて、いまだにまとまっていないのが本音です。

どうか佐賀県の皆さん。せっかく受け入れ体制を熱心に構築したのに、東北の連中はなぜ応募してこないんだ!などと怒らな
いでください。本当に申し訳ないです。
いまもう少し時間をください。だらだらと駄文長文すみません。

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