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  • 2011/09/22(木) 15:26:19
話は戻ります。
日本の次世代リーダー養成塾 *1

この団体は何故か東京都港区南青山にある。
というよりも六本木から徒歩数分と言った方が判りやすいだろう。現在の座長は
経団連の米倉で、九電の松尾の珍スピーチで失笑、顰蹙(>>977)の、この組織は、
協賛企業30社の多くを九電、九電工始め多くの福岡および佐賀の会社が占める。*2
参加する塾生の出身校枠の多くは福岡・佐賀の高校だ。
要するに、九電版ジュニア松下政経塾なのである。
参加者の声*3として古川みずき*4が冒頭に掲げられ、その父、古川康も講師として
登場する。*5
いったいどんなリーダーが登場するのだろう?
松下政経塾出身者の体たらくぶりを拝まされる日々に於いては首を傾げざるを得ない。

先日、NHKでマイケル・サンデルの番組*6を見た。日本・アメリカ・中国の大学生を
選抜し、震災復興のコスト負担等をテーマにした討論番組である。補償額は均一に
払うのか、何を失ったかに応じて払うべきか等を皮切りに「将来リスクを前提とし
前もって補償金を払いリスクを負わせるのは正しい事か?」と議題は発展していく。
もちろん原発立地県のことを指している。
米中の学生にはもとより期待すべくもなかったが、あきれたのは日本の大学生達の
半数がリスクの対価としての被災を正しいとした事である。東大生の一名が曰わく
「リスク引き受けはビジネスであって(被災は)仕方がない」。
最高学府で教育を受けた結果がこれか。
彼らが近い将来にリーダーとなり登場するのか。モンスターが育ったのではないか?
名前は控えたので観察しなければならない。
さて「日本の次世代リーダー養成塾」は何を生み出すのだろう。

>>997 注釈

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