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  • 2009/03/04(水) 13:05:41
阿久根市のホームページにある、
市民所得176万円というのは確かに驚く。
川内240万円、出水201万円、串木野199万円、鹿児島市273万円、
とあれば、阿久根の低さが際立つ。

しかし。
年に176万円(月15万円足らず)といえば、
高卒新採の人の一年目の年収がそれくらいだろう。
家賃を払い、光熱費や食費、生活費を払えば、ほとんどなくなる。
それでずっと据え置かれれば、車を買うことも、買っても維持することが難しい。
結婚するのもためらわれると思う。

阿久根の三十代〜五十代の家庭はそんなに貧しいだろうか。
どこの家庭もまず共働きで、セカンドカーも持てないのが現実か。
よその人から「阿久根んしは稼ぎが悪かで、車も買えんし、嫁女ももろならん」
と言われたら、「そげんこたなか」と腹立てるのではないか。

確かに年金頼みのお年寄りの家庭は大変だと思う。
でもそれは鹿児島市のお年よりも同じはず。

低い所得が過疎化高齢化に拍車をかけ、
また市民所得が下がる悪循環であるのは間違いない。
だが、176万円という市民所得は、県内他市と比較するのには有効でも、
イコール市民の実年収というわけでもないのでは。

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