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  • 814
  •  
  • 2014/12/27(土) 13:07:14
>>812
自動車は便利だけど、それと引き換えに何を奪っているか?というのが
日本ではあまり議論されてないんだよね

ガソリンに揮発油税をかけて道路財源に充てるという政策は
1920年のアメリカで始まったんだけど、それを何の制限も無く続けると

 道路を作って自動車が便利になる
→公共交通の利用者が減る
→公共交通衰退
→公共交通が不便だから自動車に乗る
→ガソリン消費量増・揮発油税収増で更に道路が整備される
→自動車利用が加速度的に進み公共交通壊滅、弱者の交通手段が失われる

というサイクルになってしまう事に1970年代に気がついた
そこでアメリカがなにをやったかと言うと、
揮発油税の一部を強制的に公共交通の投資に回した
公共交通単独の収支でやろうとしたら衰退するなんてのは自明なわけで、
日本では未だにその段階で留まってるから
財政に余裕のある人口密度の高い自治体しか十分な公共交通が維持できない

日本は自動車によって失うものの費用をを内部化してないんじゃないの?と

ここまで見た

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