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  • 2014/09/28(日) 11:35:12
日本人は長らく自然からその奥深い神秘性を感じ取っていた。
しかし、我々は自然の深い幽玄さへの畏敬を失ってしまっておる。
大自然はついに災いを持って我々に反省せよと伝えておる。

いい歳した中高年が悪気もなく、弾丸登山やトレイルランと称し
荒々しく山を駆け上がる。其処に良心の呵責がない。
特に大都市居住者や資産家の者に顕著な行為であろう。
此れは自然への畏敬の念がすっかり忘れていおるからである。

日本人にとって登山とは、長らく神に近づき、神の懐に入らせて頂く行為であった。
レジャーの概念は西洋が持込んだもので、自然を征服する、自己を顕示する意味が
根底にある。即ち本来我々日本人の感覚とは相寄れないのである。

先人達が守ってきた自然への想いを軽視してはならない。
自然を司る存在に対して<山に入らせてもらう>という感謝と畏敬を
忘れてはならない。常に天は見ておられる、先祖の霊が見ておられる。

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