【秘密のケンミン某的】北陸甲信越娯味箱63杯目【今日も定点観測】 [machi](★0)
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- 2012/05/15(火) 16:29:18
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イエスはユダヤ教徒であったこと。また、当時のユダヤ人はローマの支配下に
あった。当時の原始ユダヤ教は主に2つの派に別れていた。
議会派(サドカイ派)と民衆派(ファリサイ派の2派があった。
その中で議会派の人々は、その権力の基盤がローマに服従することによって
いたので、ローマ人の顔色ばかりうかがっていた。そこにイエスの主導する
勢力が出来てだんだんと大きくなり、その影響力は洗礼者ヨハネをも超え
(洗礼者ヨハネはヘロデ王も批判していたので捕まり処刑される)。
主流2派にとってはイエス派の勢力を無視出来なくなり、
特に、議会派はイエス派の人々が反乱を企てローマが怒るのを恐れた。
また、付き従っていた人々の中にもイエスが「救い=ローマからのユダヤの解放」
をしてくれないので不満が募り内部崩壊を始める。そこで、当時の支配階級は
ここぞとばかりイエスを捕らえ裁判にかける。
しかし、イエスを裁判で罪にしても死刑にする権限はユダヤの議会にはなかった。
問題となるのはここから
イエスが裁判にかけられたとき、法廷で奇跡を起こそうとしないイエスに対して
裏切られたと感じたユダヤ人達は「イエスを処刑しろ」と主張し、これによって
イエスは十字架刑に処せられた。
いわゆるなりゆきで処刑された。
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